大学を中退してしまったことで、もう正社員にはなれないかも…と不安に感じていませんか?中退された時期によっては、「同級生は就職していくのに、自分だけ取り残されている気がする」という状況にやきもきされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に女性の場合、将来的なライフイベントを考えると、大卒という学歴がないことで安定した仕事に就けるかという焦りや、周囲の目へのプレッシャーを感じやすいかもしれません。SNSを見ると大学中退した方が「人生終了」という投稿をされている方もいますが、決してそんなことはありません。
安心してください。大学中退後でも、未経験から正社員として就職し、新たなスタートを切って活躍されています。大学中退という経験は、決してあなたの可能性を閉ざすものではありません。むしろ、自分と真剣に向き合い、新たな一歩を踏み出すチャンスです。
この記事では、大学中退という経歴を持つ女性が直面するリアルな悩みや、それを乗り越えて就職を成功させるための具体的なステップ、女性向けの就職支援サービスまで徹底的に解説します。読み終わる頃には、「私にもできるんだ」「未来は変えられる」と、前向きな気持ちで新たなスタートを切る勇気が湧いてくるはずです。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

大学中退した女性のその後は?就職が不利になりやすい?

大学を中退した女性が、その後どのようなキャリアを歩んでいるのかは気になるところです。この章では中退後の進路や、就職活動における難しさについて解説します。
女性に限らず大学中退者は就職が難しくなる
大学中退という経歴は、性別を問わず、就職活動において一定のハンディキャップになることが多いのが現実です。これは女性だから不利というよりも、学歴に空白がある・途中で辞めた経験があるという点が、採用側の懸念要素として働くためです。
企業は応募者に対して、「なぜ大学を中退したのか」「困難なことがあったときに投げ出さない人か」「継続的に働いてくれるか」といった視点で選考を進めます。特に日本の新卒採用文化では、学歴や一貫性のある経歴が重視されやすいため、中退という経歴がネガティブに受け取られる傾向があります。
たとえ「学歴不問」と記載されている求人であっても、実際の選考過程では高卒・大卒・中退者が比較される中で、大学中退者は最も説明力を求められます。なぜなら、高卒者には「早く働く決意をした」という筋があり、大卒者には「学びを全うした実績」がある一方で、中退者は「途中で辞めた理由」が曖昧なままだと評価が定まりにくいからです。

面接の場では必ずといっていいほど中退理由が問われます。このときに自分の言葉でポジティブかつ論理的に説明できないと、評価を下げてしまうリスクが高くなります。辞めたこと自体よりも、辞めた理由とそこから何を学び、どう行動したかが見られています。
大学中退女性の正社員就職率は30.1%
実際にどれくらいの女性が中退後に正社員として就職しているのかというと、その割合は30.1%にとどまっています。一方で、大卒女性の正社員就職率は70.8%となり、中退女性の約7割は正社員として働けていない現実があります。
【参考】独立行政法人 労働政策研究・研修機構|大学等中退者の就労と意識に関する研究
この30.1%という数字は、「大学中退=即ち就職できない」というわけではないものの、大卒と比べて圧倒的に不利な立場に置かれていることを明確に示す指標です。企業側が学歴を足切り条件としているケースも多く、特に大手企業や新卒採用市場では、中退者が応募できる求人が限定されがちです。



上記のような課題を認識したうえで、適切な支援を受けながら準備をすれば、30.1%という数字を自分には当てはめない未来をつくることも可能です!例えば、未経験OKの職種に特化したエージェントの活用や、資格取得、職業訓練などを通じたスキル獲得などが、実際に正社員就職を実現している中退者に共通する行動です!
非正規雇用のままだと結婚が遠のくこともある
正社員と比べてキャリアアップや収入向上の機会が限定されがちな非正規雇用では、将来のパートナーとの役割分担や出産後の働き方を想定しにくくなるという実情もあります。加えて、非正規だと住宅ローンや賃貸契約で不利になる場合もあり、こうした要因が複合的に結婚のタイミングを遅らせる要因となっているのです。
もちろん、結婚や出産は「正社員でなければならない」というものではありませんが、経済的・制度的な安定という点では、やはり正社員の方が選択肢が広がりやすいのは事実です。
そのため、将来のライフイベントも見据えて、「今は非正規でも、将来的に正社員を目指す」「福利厚生の整った派遣先を選ぶ」など、中長期的な視点での働き方設計が重要になります。
一般的な非正規雇用の特徴
- 一般的な非正規雇用の特徴
- 月給や年収が不安定で生活設計が立てにくい
- ボーナス・退職金などの福利厚生がない・少ない
- 産休・育休制度の適用対象外となるケースがある(適用されても実質的に取得しづらい)
- 雇用期間が限定されており、将来のキャリア継続に不安が残る



将来のライフイベントも見据えて、今は非正規でも将来的には正社員を目指して、福利厚生の整った派遣先を選ぶなど、中長期的な視点での働き方設計が重要です。
大学中退した女性の就職以外の進路|データから見る大学中退後の状況


大学中退後の進路は人それぞれですが、何となくで選んでしまうと後悔につながることもあります。この章では、主に厚生労働省の資料を参考に、中退後に多くの女性が実際に進んでいる代表的な進路を紹介します。
【参考】厚生労働省|若年者雇用対策の現状等について
【参考】厚生労働省|非正規雇用労働者の現状及び対策について
フリーター(アルバイト・パート)として働く
もっとも多いのが、大学中退後すぐにアルバイトなど非正規で働き始めるパターンです。生活費を自分で稼ぎながら次の進路をゆっくり考えたいという目的でフリーターを選ぶ女性も多く、一時的な選択肢としては合理的とも言えます。
しかし、そのまま正社員就職のタイミングを逃し、気づけば何年も非正規のままというケースも少なくありません。フリーター期間が長くなると就職活動時に「なぜ今まで正社員を目指さなかったのか?」と面接で問われる可能性が高まり、ブランク(空白期間)として不利に働くこともあります。



特に20代後半以降になると、企業側も即戦力や安定性を求める傾向が強まり、未経験からの正社員就職のハードルは確実に上がってしまいます。
正社員として働く
大学を中退したからといって、その後に正社員として働く道が閉ざされるわけではありません。実際、多くの企業が人物重視のポテンシャル採用に力を入れており、学歴よりもこれから何ができるかや仕事への意欲を重視する傾向が強まっています。
厚生労働省の資料「若年者雇用対策の現状等について」によれば、大学中退後に正社員として就職した人は全体の11.2%。決して多数派とは言えませんが、正社員就職が現実的に可能であることを裏付けるデータです。
特に以下のような条件を満たす企業であれば、中退という経歴は大きなハンデにはなりません。
- 未経験歓迎の正社員求人を出している企業
- 中途採用や第二新卒枠を積極的に活用している企業
- 研修制度やキャリア支援体制が整っている企業



営業職や接客業、製造業、IT系(エンジニア見習い)などは、実力ややる気が評価されやすく、大学中退者の就職実績も多い分野です。企業の探し方がわからない場合はサポートさせていただきます!


ニート(無職)になる
大学を中退したことが原因で自信を失い、就職活動やアルバイトを避けて、そのまま無職状態(ニート)に陥ってしまう女性も少なくありません。特に、目標が定まらないまま時間だけが過ぎてしまうと、再び働こうとしたときに大きな壁となるケースが多いです。
実際、厚生労働省の資料「若年者雇用対策の現状等について」によれば、大学中退者のうち無職・無業状態にある人は8.2%にのぼると報告されています。つまり、約12人に1人が何もしていない状態に陥っているという現状があります。
もちろん、心の整理や体調回復のために一時的な休息は必要ですが、長期間の無職状態は社会的孤立や経済的困窮につながるリスクもあります。そのため、たとえば以下を行いながら少しずつでもできることから動き始めることが重要です。
- ハローワークや地域若者サポートステーションなどの無料支援を受ける
- 短期のアルバイトや在宅ワークから始めてみる
- 職業訓練校や通信講座などでスキルを磨く
こうした一歩一歩の行動が、将来的な自立や正社員就職につながります。



「今の自分には無理かも」と感じていても、支援制度や環境をうまく活用すれば、未来を変えることは十分に可能です!
フリーランスとして働く
大学を中退した女性の中には、自分の力だけで組織に縛られない生き方をしたいと考え、フリーランスになる人もいます。特にWebライター・デザイナー・動画編集者・ハンドメイド作家・SNS運用代行など、インターネットや個人スキルを活かせる領域での独立が人気な傾向にあります。
しかし、フリーランスには以下のような注意点もあります。
- 収入が安定しにくい(月収0円の月があることも珍しくない)
- 税金・保険・確定申告などをすべて自分で管理する必要がある
- 実績やスキルがなければ、案件獲得が難しい
- 社会的信用(クレジットカードや賃貸契約等)において、正社員よりも不利になることがある
また、「とりあえずフリーランスで何かを始めたい」という状態だと、生活が立ち行かなくなったり、働くモチベーションが続かなくなったりすることもあります。特に大学中退直後で、社会経験が乏しいままフリーランスになると、スキル不足や孤独感から挫折しやすいかもしれません。



一方で、明確なスキルがある場合や、在学中・中退前から副業などで実績を積んでいた人にとっては、フリーランスは十分に現実的な選択肢になり得ます。たとえば、クラウドソーシングサービス(例:クラウドワークス、ココナラ、ランサーズなど)を通じて、月に数万円〜数十万円を稼ぐ中退者も実際に存在します。
別の大学や専門学校に進学する
一度中退を経験した後、気持ちを切り替えて再び大学や専門学校への進学を目指す女性も少なくありません。中退を経て自分のやりたいことが明確になり、別の分野に進みたいと感じたなど、再進学には明確な動機が伴うことが多いのが特徴です。
特に専門学校は、職業に直結したスキルを短期間で学べるため、就職に強い実務力をつけたいと考える女性に人気があります。実際に多くの専門学校が、医療事務・保育・美容・デザイン・ブライダルなど、女性の就業ニーズが高い業界に対応した学科を設置しています。再進学するメリットは以下の通りです。
- 中退経験を活かして自分に合った進路を選べる
- 目的意識を持って学ぶことで、モチベーションを維持しやすい
- 卒業後の職業イメージが具体的なため、就職活動がスムーズになる
もちろん学費や生活費の課題はありますが、自治体の奨学金や教育訓練給付金などの制度を活用することで、再スタートを支援する環境も整いつつあります。



「一度中退したからもう無理」とあきらめるのではなく、目的を明確にしたうえでの再進学は、キャリアを切り拓く有効な手段になり得ます。
契約社員や派遣社員として働く
正社員よりも採用のハードルが低く、学歴や経験がなくても働ける仕事が多いため、大学を中退したあとに、まずは契約社員や派遣社員として働き始める女性もたくさんいます。
「いきなり正社員は不安」「まずは社会に出てから考えたい」という人にとっては、こうした働き方は現実的な第一歩になりやすいです。契約社員や派遣社員で働くメリットは以下の通りです。
- 採用されやすく、すぐに働ける
- 職場によっては、がんばれば正社員になれるチャンスがある
- いろんな仕事を経験して、自分に合う職種を探しやすい
ただし気をつけたいのは、雇用期間が決まっていることや、正社員と比べて給料やボーナスなどの条件が悪い場合があることです。



まずは契約社員・派遣社員として社会に出て、働きながら学び、どんな仕事が自分に合うかを見極めることを意識しておくとよいでしょう。そして経験を積んだうえで、正社員としてステップアップすることも十分に可能です。
職業訓練校に通う
大学中退後に「このままでは正社員として働くのが不安…」と感じる女性にとって、職業訓練校(公共職業訓練・求職者支援訓練)は、スキルを身につけながら再スタートを切る現実的な選択肢です。
職業訓練校は、ハローワークを通じて申し込みができ、介護、医療事務、IT、販売、事務系など女性に人気の職種に特化した講座が多く用意されています。授業料は基本的に無料(一部教材費等は自己負担)で、さらに条件を満たせば職業訓練受講給付金(月10万円+交通費)を受け取れる制度もあります。
【参考】厚生労働省|青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
【引用】厚生労働省|ハローワークが学校と連携して職業指導等を 行う対象に「中退者」が追加されました
特に大学中退後に空白期間が長引くと、就職活動の際に不利になることもあるため、スキルを得ながら就職支援も受けられるこの制度は、キャリアの土台をつくるうえで非常に有効です。訓練修了後には、ジョブカードを活用した就職支援や企業紹介、面接対策なども受けられるため、初めての転職・就職にもつながりやすい仕組みです。
【引用】厚生労働省|職業訓練のご案内



このように、東京労働局の職業訓練案内ページでは女性向けのコースや施設も豊富に紹介されており、「実務に役立つスキルを短期間で習得したい」という人に最適です。
留学をする
大学中退後、「新しい環境で自分を変えたい」「将来に役立つ語学スキルを得たい」と考え、語学留学や専門留学を選ぶ女性もいます。実際に、短期語学研修をはじめ、資格取得を目的とした専門分野の留学(例:調理・美容・観光など)やワーキングホリデー制度を利用した渡航など、選択肢は多岐にわたります。ただし、留学には以下のような注意点もあります。
- 滞在費・授業料・渡航費などの経済的負担が大きい
- 帰国後に明確なキャリア設計ができていないと空白期間として見られることがある
- 留学中に就職に直結するスキルや具体的な実績がないと、履歴書上のアピールにならない可能性もある
そのため、なぜ留学するのか、帰国後にどう活かすのかといった目的意識と計画性が極めて重要です。たとえば、英語力を武器に外資系企業を目指す、ホスピタリティ留学後に観光業界で働くなど、キャリアとの接続点を明確にしておく必要があります。
【引用】文部科学省|トビタテ!留学JAPAN



費用面で不安がある場合は、こちらの「トビタテ!留学JAPAN」などの奨学金制度や公的支援プログラムの活用も検討するとよいでしょう。
大学中退した女性がその後に就職を成功させるコツ


中退経験があっても、就職を成功させて自立した生活を送っている女性はたくさんいます。その違いを生むのは行動の早さと就活のやり方です。ここでは、大学中退後に就職を成功させるための具体的なコツを紹介します。
こちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせてお読みください。


ブランクを空けずに就職活動をする
中退後の空白期間が長くなると、「何をしていたのか?」「なぜ今就職活動を始めたのか?」といった疑問を企業側に持たれやすくなります。
そのため、就職を考えるのであれば、できるだけ早く活動をスタートすることが重要です。とくに女性の場合、将来のライフプランも関係してくるため、ブランクが短いほど選べる選択肢が増えます。
ポジティブな中退理由を履歴書に書く
履歴書や面接で中退理由を聞かれたときに、ネガティブな印象を与えると選考通過が難しくなります。たとえば、健康上の理由で中退した場合は、「現在は体調が回復し、継続的に働ける状態です」と現状を明確に伝えることが大切です。
理由は正直に、しかし伝え方を工夫することで、企業側に安心感を与えることができます。
「未経験可」「ポテンシャル採用」などの条件に応募する
学歴や職歴に自信がない場合は、「未経験歓迎」「ポテンシャル採用」「人物重視」などのキーワードが含まれた求人に注目しましょう。
これらの企業は、スキルよりも人柄や成長意欲を重視しているため、中退経験がハンデになりにくい傾向があります。とくに20代の女性であれば、これからの伸びしろを期待してくれる企業も少なくありません。
資格やスキルを身につける
即戦力になれるスキルを持っていると、就職活動における強みになります。たとえば、パソコンスキル(Excel・Word)、簿記、医療事務、MOS(Microsoft Office Specialist)などは、未経験者向けの事務職や医療系求人で高く評価されます。
自信をつけるためにも、資格取得やオンライン講座の活用をおすすめします。
就職支援サービスを活用する
大学中退やフリーターに特化した就職支援サービスでは、キャリア相談や履歴書添削、面接対策、非公開求人の紹介など、就活に必要なサポートを無料で受けられます。
一人での就職活動に不安を感じているなら、こうしたサービスを活用することで成功率は大きく上がります。特に女性専用や若年層向けのサービスは、初めての就職にも親身に対応してくれるのが特長です。
大学中退した女性におすすめの就職エージェント


大学中退後に正社員を目指すなら、中退・フリーター向けに特化した就職支援エージェントの活用がおすすめです。ここでは、特に女性にとって利用価値が高いとされる人気のサービスを紹介します。以下の記事でも人気の未経験向けエージェントの総まとめをしていますので、あわせてお読みください。


ノビルキャリア|未経験の20代女性に寄り添う「可能性重視」の就活サポート


運営会社 | 株式会社MEDISITE |
公開求人数 | 45,000件~ |
対応地域 | 全国 |
対象年齢 | 18~29歳 |
研修制度 | あり |
「ノビルキャリア」は、学歴や職歴に自信がない20代を対象に、マンツーマンで就活を支援するエージェントです。大学中退や社会人未経験の女性でも、安心して相談できる体制が整っています。
特徴は、「ノビシロ(=可能性)」を重視した求人紹介と丁寧な面談対応。中退理由やブランクがあっても、それをマイナス評価しない企業を厳選して紹介してくれるため、最初の一歩が踏み出しやすいのが魅力です。
- 中退理由をポジティブに伝える面接対策
- 自己PRが苦手な人向けの模擬面接
- ブラック企業を排除した独自求人ネットワーク
- 女性アドバイザーが在籍しており、親身に対応してくれる
- 女性向けの「人柄重視」「未経験OK」な求人を優先的に紹介してくれる
就職カレッジ|就職成功率80%以上!研修付きで安心の女性向け支援


運営会社 | 株式会社ジェイック |
公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
対象年齢 | 18~29歳 |
研修制度 | あり |
「就職カレッジ」は、就職支援と同時にビジネスマナーや面接対策の無料研修プログラムがセットになったエージェントです。社会人経験がない女性にとって、「働く前にしっかり準備できる」安心感が魅力です。
紹介される企業は、研修を受けた求職者を理解しているため、中退歴や未経験をネガティブに見られることが少なく、スムーズに選考が進みやすい傾向にあります。
- 就職講座(無料)を受講すれば、書類選考なしで20社以上と面接可能
- マナーや自己分析、面接練習まで徹底サポート
- 研修を通過した人材として企業からの信頼も高い
- 就職講座で「女性ならではの自信のなさ」を解消できる
- 研修修了後は、女性向けの配慮ある企業を紹介してくれる
ハタラクティブ|フリーター・中退女性に強い!豊富な求人と高い内定率


運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公開求人数 | 5,000件~ |
対応地域 | 全国 |
対象年齢 | 18~29歳 |
研修制度 | なし |
「ハタラクティブ」は、既卒・フリーター・中退者など、社会人経験が浅い20代に特化したエージェントです。年間6,000人以上の就職支援実績があり、豊富な未経験歓迎求人を保有しています。
LINEで気軽に相談できたり、面接日程の調整・企業情報の提供など、初めての就活でも徹底サポートしてくれるのが特長です。女性の転職・就職支援にも力を入れており、オフィスワーク系や安定志向の職種も豊富です。
- 自己分析から求人紹介まで最短3日で内定が出るスピード感
- 書類添削や面接対策の質が高く、親身な対応が評判
- 都市部での就職を目指す大学中退者にとっては最有力候補
- 「未経験OK+女性歓迎」求人を多数保有している
- 内定率は80%以上、女性のサポート満足度も高い
大学中退した女性の就職成功体験談


この章では、大学中退後に就職を成功させた女性のリアルな体験談を紹介します。
大学を中退して地元でフリーター生活。自信を取り戻せたのは「話を聞いてくれる人」と出会えたから。
美術系の大学に進学したものの、課題のプレッシャーや教授との相性が合わず、2年生の後半から通学できなくなりました。何とか単位を取ろうと頑張ったのですが、心身ともに限界を感じて中退。地元に戻ってからはコンビニやカフェのアルバイトで生活していました。最初は「中退してるし、就職なんて無理だ」と思っていたのですが、同い年の友人が次々と正社員になっていく中で、焦りと孤独感が募り、「自分も変わらなきゃ」と思い立ちました。ネットで見つけた「ノビルキャリア」に登録すると、キャリアアドバイザーの方が私の話をじっくり聞いてくれて、「過去の経験に意味がある」と言ってくれたんです。その言葉に救われ、紹介された営業職に応募。面接では「中退したことで、自分の限界や向き合い方を知れた」と伝えたところ、前向きに評価していただき内定を獲得しました。(「ノビルキャリア」‐転職成功データより‐)
「学歴に自信がない」から一歩踏み出せた。中退歴を「武器」に変えてくれた。
高校卒業後に入学した大学で、専門科目の授業についていけず、次第に孤立感が強まっていきました。人と話すことも怖くなり、2年の後半には完全に不登校に。結局、中退という選択をして実家に戻ることにしました。その後はスーパーで品出しやレジのバイトを続けながら、なんとなく「このままでいいのかな」とモヤモヤしていました。でも、履歴書を書くときに「学歴」の欄を見ていつも手が止まり、自信を持てないままでした。そんなときに見つけたのが「ノビルキャリア」でした。面談では、「中退したこと=マイナスではない」という考え方を丁寧に教えていただき、「自分の価値って、学歴じゃなくてこれからどう動くかですよ」と言ってもらえたのが本当に励みになりました。紹介された営業アシスタント職は未経験でもOK。面接では、中退経験を「人間関係やストレスとの付き合い方を学んだ時期」として正直に話したところ、それがかえって「芯のある人だ」と評価され、採用につながりました。(「ノビルキャリア」‐転職成功データより‐)
正社員になって得られる安心と自信とは?


正社員として働けるようになると、生活はもちろん、心にも大きな変化が生まれます。まずは収入が安定することで、一人暮らしや貯金、キャリア形成といった将来設計が現実的になり、「自分の力で生活できる」という経済的な安心感が得られます。
また、非正規では得にくい社会保険や有給休暇、産休・育休制度も整っているため、長く働く上での不安が軽減されます。さらに「ちゃんと就職したんだね」「がんばってるね」と周囲から評価されることで、過去の中退経験への後ろめたさが薄れ、自信がつきます。
正社員として経験を積むことで、将来的には転職やキャリアアップといった選択肢も増え、「私はこのままでいいのだろうか」という不安が、「次は何をしよう?」という前向きな希望に変わっていくのです。
まとめ|学歴ではなく「スキルと人柄」で評価される時代へ


大学を中退した女性の多くが、「このままじゃ将来が不安」「正社員にはなれないかも…」と悩みます。たしかに、大卒女性と比べると応募できる求人数は少なくなりがちで、「中退=根性がない」と見られることもあります。
でも、大切なのは「中退したこと」ではなく、「その後にどう行動するか」です。学歴ではなく、あなたの姿勢や努力を見てくれる企業は、たしかに存在します。
この記事のポイント総まとめ
- 大学中退女性の正社員就職率は約30%前後でも、しっかり準備すれば十分逆転できる
- 面接では、「なぜ中退したのか」だけでなく、「そこから何を学んだか」を前向きに伝えるのが重要
- アルバイトや資格取得などでブランクを埋める工夫を
- 未経験でも始めやすい営業・事務・介護・ITなどの職種が狙い目
- 学歴不問・女性歓迎の求人に出会うには、エージェントの活用が効果的
- 「ノビルキャリア」「就職カレッジ」「ハタラクティブ」など、若年女性にも理解のある支援サービスを活用
- 履歴書では正直に中退を記載し、「これからどう働きたいか」をしっかり伝えることが信頼につながる
あきらめずに、今から行動を
大学中退は、あなたの人生の可能性を閉ざすものではありません。むしろ、自分の将来と真剣に向き合い、新たな一歩を踏み出すチャンスでもあります。
「どうせ私なんて」とあきらめないでください。あなたの中退経験は、悩みながらも前に進もうとしている証拠です。焦らず、でも止まらずに。



あなたの可能性を信じて、あなたに合った働き方を一緒に見つけていきましょう。女性の人生には、結婚や出産、ライフステージの変化もあります。だからこそ、早めに自立の土台をつくることが、きっと未来の安心につながるはずです。
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