したい仕事がないフリーターへ。キャリアアドバイザーが教える「自分らしい働き方」を見つける方法

「したい仕事がわからないまま、フリーターとして働いているけど、このままでいいのか不安……」
「そろそろ正社員にならないといけない気がする。でも、自分にはこれといってやりたい仕事がない……」
もしあなたが今、このような悩みを抱えているとしても、どうか自分を責めないでください。実は、厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査」によると、正社員以外の雇用形態を選んだ理由の第1位は「元々正社員を希望していなかった(19.6%)」ですが、第2位は「正社員求人に応募したが採用されなかった(18.2%)」、第3位は「自分の希望する条件に合わなかった(12.9%)」となっています。

つまり、約3割以上のフリーターが「本当は正社員になりたいけれど、条件が合わない・採用されない」という悩みを抱えているのです。
現在社会で活躍している正社員の多くも、最初から明確な「やりたいこと」を持っていたわけではありません。多くの人は、なんとなく始めた仕事の中でやりがいを見つけたり、生活のために働いているうちにスキルが身についたりしているのが現実です。
特にフリーターとして働いていると、どうしても日々の業務に追われ、将来のキャリアについて深く考える機会が少なくなってしまいます。周囲の友人が就職して活躍している姿を見ると焦りを感じるかもしれませんが、「したい仕事がない」という状態は、決して怠惰なわけではなく、単に「自分に何ができるのか」「世の中にどんな仕事があるのか」を知る機会が不足しているだけであることがほとんどです。
この記事では、そんな「やりたいことが見つからない」という悩みを抱えるフリーターの方に向けて、なぜ一人で悩んでも答えが出ないのか、そしてその解決策としてなぜ「転職エージェント」が有効なのかを、具体的な根拠とともに解説します。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

フリーターが「したい仕事がない」と感じる6つの本当の理由
「やりたいことが見つからない」「したい仕事がない」という悩みの背景には、実は個人の能力不足ではなく、環境的・構造的な要因が隠れていることが多いです。以下、フリーターが「したい仕事がない」と感じる主な理由を詳しく解説します。
自己分析が不十分で自分の強みに気づいていないから
多くのフリーターの方は、自己分析を行う機会が少ないまま「やりたいことは何か」と考えてしまいます。しかし、自分の得意なこと、苦手なこと、価値観などを客観的に把握できていないと、どんな仕事が自分に合っているのか判断できません。
特にフリーター生活が長いと、「アルバイトのスキルなんて評価されない」と思い込んでしまい、自己肯定感が低くなりがちです。しかし実際には、コミュニケーション力、責任感、継続力など、アルバイトで培ったスキルは正社員としても十分に活かせるものばかりです。
阿部 翔大自己分析が不十分で「したい仕事がない」と言うフリーターの方は非常に多いです。カウンセリングを通じて初めて「自分にはこんな強みがあったんだ」と気づかれる方も…。第三者の視点が入ることで、客観的な自己理解が深まり、適職発見につながります。
就職に求める条件が多すぎるから
「年収は400万円以上」「土日祝日は必ず休み」「残業なし」「やりがいがある」「将来性がある」など、理想の条件を並べると、すべてを満たす求人は極めて少なくなります。
もちろん、自分の希望を持つことは大切です。しかし、すべての条件に優先順位をつけず「全部叶わないと就職しない」という姿勢では、いつまでたっても一歩を踏み出せません。



「これだけは譲れない」という条件を2〜3つに絞り、それ以外は柔軟に考えることが、就職成功の鍵です!
職種や業界に関する情報・知識が不足しているから
世の中には数万の職種が存在しますが、フリーターとして働いているだけでは、その多様性に触れる機会がありません。「営業」「事務」「販売」といった馴染みのある職種しか思い浮かばず、自分に合う仕事の選択肢を狭めてしまっています。
人間は「知らないこと」を「やりたい」と思うことはできません。BtoB営業、ITインフラエンジニア、生産管理、物流コーディネーター、カスタマーサクセス、フィールドエンジニアなど、一般消費者の目には触れないけれど社会を支えている重要な仕事が無数にあります。



情報不足が、やりたい仕事が見つからない大きな原因の一つなのです。
特定の業界や職種に視野が狭まっているから
「事務職しか考えられない」「IT業界は自分には無理」といったように、最初から選択肢を狭めてしまうと、自分の可能性を閉ざすことになります。特に、親や友人からの「安定した仕事に就きなさい」といったアドバイスに影響され、本当は興味がある分野を避けてしまうケースもあります。
仕事探しでは、先入観を持たずに幅広い業界・職種に目を向けることが重要です。



意外な分野に、自分にぴったりの仕事が隠れているかもしれません。
就職へのハードルを上げすぎているから
「正社員になるには、何か特別なスキルや資格が必要だ」「フリーターの自分には、良い会社に入れるはずがない」こうした思い込みが、就職活動への第一歩を妨げているケースは少なくありません。
確かに、専門職や技術職には資格が求められることもありますが、未経験歓迎の正社員求人は数多く存在します。企業が求めているのは「完璧な人材」ではなく、「成長意欲のある人」「真面目に働いてくれる人」です。



自分で勝手にハードルを上げ、挑戦する前から諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
理想と現実のギャップに悩んでいるから
「本当は〇〇がやりたいけど、今さら無理だ」「夢を諦めた自分が情けない」こんな風に、過去に抱いていた夢や理想と、現在の自分の状況とのギャップに苦しんでいる方もいるでしょう。
しかし、キャリアは一度きりで決まるものではありません。まずは「今できること」「今興味があること」から始めて、働きながら次のステップを考えるという柔軟な姿勢も大切です。



「好き」ではなく「適性」や「苦にならないこと」から仕事を選ぶ方が、長く続くケースが多かったりもします。
やりたいことがないフリーターにおすすめの仕事・職種5選


「やりたいことがないなら、どんな仕事を選べばいいの?」「したい仕事がないフリーターにオススメの職種は?」と悩む方に向けて、フリーターから正社員を目指す際におすすめの職種をご紹介します。これらの職種は、未経験歓迎の求人が多く、入社後の研修制度も充実していることが特徴です。
需要が安定している仕事(インフラ・生活必需品関連)
電気・ガス・水道・通信といったインフラ業界や、食品・日用品を扱う企業は、景気に左右されにくく、雇用が安定しています。「何がやりたいか分からないけど、安定して長く働きたい」という方には最適です。
インフラ業界は離職率が低く、非常に定着率が高い特徴があります。
具体例:通信キャリアのカスタマーサポート、食品メーカーの製造スタッフ、物流倉庫の管理職候補など。
手に職をつけられる仕事(技術職・専門職)
未経験から入社し、研修や実務を通じて専門スキルを身につけられる仕事もあります。
一度スキルを身につければ、転職市場でも評価されやすく、将来的なキャリアの選択肢が広がります。
具体例:ITエンジニア(プログラマー、インフラエンジニア)、施工管理、CADオペレーター、Webデザイナーなど。
汎用的なスキルが身につく仕事(ポータブルスキル)
「ポータブルスキル」とは、どの業界・職種でも通用する汎用的なスキルのことです。
営業職で身につくコミュニケーション力や提案力、事務職で磨かれるExcelスキルや資料作成能力などは、転職時にも強力な武器になります。
具体例:法人営業、営業事務、総務・人事アシスタント、カスタマーサポートなど。
成果が見えやすく、やりがいを感じやすい仕事
「やりたいことがない」状態でも、実際に働いてみて「成果が出た」「お客様に感謝された」という経験を通じて、仕事の面白さに気づくケースは非常に多いです。成果が数字や反応として見えやすい職種は、モチベーションを保ちやすいのが特徴です。
具体例:販売職、個人向け営業、Webマーケティング、介護職など。
「珍しい」「ニッチ」な仕事
世の中には、一般的にはあまり知られていないものの、社会に必要とされている仕事が数多く存在します。競合が少なく、未経験でもチャレンジしやすい分野もあるため、視野を広げてみる価値があります。
具体例:ドローン操縦士、遺品整理士、ペット関連サービス、eスポーツ関連職、農業支援スタッフなど。
でも、一人で仕事を探すのが難しい理由
ここまで「したい仕事がない理由」と「おすすめの職種」を見てきました。「それなら自分で求人サイトを見て応募すればいいじゃないか」と思うかもしれません。しかし、実際には「したい仕事がない」フリーターが一人で就職活動を進めるのは、想像以上に難しいのが現実です。
自分の強みを客観的に言語化できないから
履歴書や職務経歴書を書こうとしても、「アルバイト経験をどう書けばいいのか分からない」「自己PRに何を書けばいいのか分からない」という壁にぶつかります。自分では当たり前にやってきたことを、企業が評価する言葉に変換するのは、実は非常に難しいのです。
転職エージェントを利用することで、書類選考通過率が大幅に向上することが知られています。プロの添削により、アルバイト経験が正当に評価される形で表現できるため、独自で応募するよりも有利になります。
企業の良し悪しを見極められないから
求人票に書かれている情報だけでは、その企業が本当に良い職場なのか、ブラック企業なのかを判断するのは困難です。「未経験歓迎」「アットホームな職場」といった言葉の裏に隠された実態を知る術がありません。
面接で不採用が続くと心が折れるから
一人で就職活動をしていると、不採用通知が続いた時に「なぜダメだったのか」「次にどう改善すればいいのか」がわかりません。フィードバックがないまま孤独に戦い続けると、モチベーションが保てなくなり、就職活動そのものを諦めてしまう人も少なくありません。
非公開求人にアクセスできないから
実は、求人サイトに掲載されている求人は、企業が出している求人全体のごく一部に過ぎません。転職エージェントは多数の「非公開求人」を保有しています。
多くの優良企業は、採用コストを抑えるため、あるいは応募者を厳選するために、転職エージェントにだけ求人を出す「非公開求人」という形をとっています。一人で活動していると、こうした好条件の求人に出会うチャンスを逃してしまうのです。
だからこそ、プロのサポートが必要なのです。それが「転職エージェント」というサービスです。次の章では、転職エージェントとは何か、なぜ無料で利用できるのかを詳しく解説します。
転職エージェントとは?無料で使えるキャリアのパートナー
ここで登場するのが「転職エージェント」というサービスです。名前は聞いたことがあっても、具体的に何をしてくれるのか、なぜ無料なのかを知らない方も多いでしょう。
転職エージェントとは、求職者(仕事を探している人)と、採用を行いたい企業の間に入り、マッチングを行うサービスです。主なサービス内容は以下の通りです。
- キャリアカウンセリング:これまでの経験や希望をヒアリングし、適性を分析する。
- 求人紹介:非公開求人を含む多くの選択肢から、あなたに合った企業を紹介する。
- 書類添削:履歴書や職務経歴書の書き方を指導・添削する。
- 面接対策:模擬面接や、企業ごとの傾向に合わせたアドバイスを行う。
- 日程調整・条件交渉:面接日程の調整や、給与などの条件交渉を代行する。
「タダより高いものはない」と不安になるかもしれませんが、転職エージェントが無料であるのには明確な理由があります。それは、転職エージェントが「採用企業から紹介手数料(成功報酬)をもらうビジネスモデル」だからです。
企業は優秀な人材を採用できた時に初めてエージェントに報酬を支払います。つまり、エージェントにとっても「あなたが就職に成功し、長く定着すること」が利益になるのです。そのため、求職者は一切費用を負担することなく、プロのサポートを受けることができます。
「したい仕事がない」人こそ転職エージェントを使うべき5つの理由


実は、転職エージェントは「やりたい仕事が決まっている人」よりも、「まだ方向性が定まっていない人」「したい仕事がない人」こそ大きなメリットがあります。その5つの理由を解説します。
理由1:あなたの「潜在的な強み」を発掘してくれるから
前述の通り、自分の強みは自分では分かりにくいものです。キャリアアドバイザーは数多くの求職者を見てきたプロフェッショナルです。
あなたのアルバイト経験や、これまでの人生での選択、趣味の話などを通じて、「あなたは几帳面だから、事務や品質管理に向いているかもしれません」「人の話を聞くのが上手なので、ルート営業が合うかもしれません」といった客観的な分析を提供してくれます。
理由2:世の中の「知らない仕事」を教えてくれるから
自分一人で求人サイトを検索すると、どうしても知っている職種名(キーワード)でしか検索できません。しかし、エージェントはあなたの適性を見て、あなたが検索すら思いつかなかったような職種を提案してくれます。
「こんな仕事があったんだ!」「これなら自分でもできそう」という発見は、エージェントとの対話から生まれることが非常に多いのです。
理由3:書類選考の通過率が格段に上がるから
フリーターから正社員を目指す際、最初の壁となるのが「職務経歴書」です。「アルバイト経験しかないから書くことがない」と悩む方が多いですが、エージェントはアルバイト経験を「ビジネススキル」として言語化するプロです。
例えば、「コンビニのバイトリーダー」という経歴を、「新人教育の経験」「在庫管理による発注精度の向上」「クレーム対応による折衝能力」といった、企業が評価する言葉に変換してくれます。



フリーターの方の職務経歴書を見ると、『レジ打ち』『品出し』など作業内容だけを書いているケースが多いです。しかし、それを『金銭管理による正確性』『在庫最適化による売上貢献』と言い換えるだけで、企業の評価は大きく変わります。
理由4:ブラック企業を回避しやすいから
一人で求人を探していると、企業の良し悪しを見極めるのは困難です。特に「未経験歓迎」と書かれた求人の中には、過酷な労働環境の企業が紛れていることもあります。
良心的な転職エージェントは、紹介する企業を事前に訪問し、職場の雰囲気や離職率などを把握しています。
特に「フリーター・既卒向け」を謳っているエージェントは、未経験者を育てる体制が整っている企業を厳選して紹介してくれるため、入社後のミスマッチや早期離職のリスクを減らすことができます。
理由5:モチベーションを維持できるから
就職活動は孤独な戦いです。不採用通知が続くと、「やっぱり自分はダメなんだ」と心が折れそうになります。
そんな時、担当のアドバイザーがいれば、「今回は縁がなかっただけです。あなたのここが良かったと企業は言っていましたよ」とフィードバックをもらえたり、励ましてくれたりします。伴走者がいるという安心感は、就職活動を成功させる上で非常に大きな支えとなります。



転職エージェントは「やりたいことが明確な人」だけのサービスではありません。むしろ、「したい仕事がわからない」「何が向いているかわからない」という方こそ、僕たちのカウンセリングで新しい可能性を見つけていただきたいです。


成功事例:目的ゼロから正社員になった元フリーターたち
実際に、やりたいことがない状態からエージェントを利用して正社員になった事例を2つ紹介します。
事例Aさん(24歳男性・コンビニアルバイト4年)
悩み:「特にスキルもなく、人と話すのも得意じゃない。接客業はもう疲れたけど、他にできることが分からない。」
弊社エージェントの提案:「一人で黙々と作業に集中できる集中力」と「4年間無遅刻無欠勤の継続力」を評価。ITインフラの監視・運用オペレーターという職種を提案。
結果:未経験歓迎のIT企業に就職。マニュアル通りに正確にシステムをチェックする業務が性格に合致し、入社3年目でリーダーに昇格。現在は資格取得の勉強中。
事例Bさん(26歳女性・飲食店ホールスタッフ)
悩み:「アパレル販売員になりたかったが面接で落ち続け、自信を喪失。飲食のバイトをしているが、立ち仕事が体力的にきつく、将来が不安。」
弊社エージェントの提案:飲食店のバイトで培った「お客様の要望を先読みする力」と「臨機応変な対応力」を評価。営業職のアシスタント(営業事務)を提案。
結果:専門商社の営業事務として就職。営業担当者のサポート業務で「気が利く」と重宝され、自分のサポートが売上に貢献する喜びに目覚める。土日休みで体力的な負担も減り、プライベートも充実。
フリーターに特化した転職エージェントの選び方
転職エージェントならどこでも良いわけではありません。「ハイクラス向け」や「経験者向け」のエージェントに登録しても、紹介できる求人がないと言われてしまうことがあります。
フリーターの方は、必ず「既卒・第二新卒・フリーター支援に特化したエージェント」を選びましょう。
エージェント選びのポイント
- 「未経験OK」求人の保有数が多いか:経歴よりも人柄やポテンシャルを重視する企業の求人を多く持っているかを確認します。
- サポートの手厚さ:面接対策に時間をかけてくれるか、ビジネスマナー研修などがあるかは重要です。
- カウンセリングの丁寧さ:流れ作業ではなく、親身になって話を聞いてくれる担当者がいる会社を選びましょう。
複数登録が基本
最初から1社に絞る必要はありません。エージェント(担当者)との相性は非常に重要です。まずは2〜3社に登録し、実際に面談を受けてみて、「この人なら話しやすい」「信頼できそう」と感じたエージェントをメインで利用することをおすすめします。
登録から内定までの具体的なステップ


実際に転職エージェントを利用すると、大体は以下の流れで進んでいきます。
スマホから公式サイトで登録。名前、年齢、現在の状況などを入力します。所要時間は1〜3分程度です。
対面またはオンライン(Zoomや電話など)で担当者と話をします。ここでは「やりたいことが分からない」と正直に伝えてOKです。服装も私服で問題ありません。
面談の内容を元に、あなたに合いそうな求人が紹介されます。興味がない場合は断っても大丈夫です。「なぜ興味が持てないか」を伝えると、次の提案の精度が上がります。
応募する企業が決まったら、履歴書・職務経歴書を作成します。エージェントが添削してくれるので、安心して作成できます。
想定問答の練習や模擬面接を行います。「フリーター期間についてどう答えるか」などの難しい質問への回答も一緒に考えてくれます。
内定が出たら、入社日の調整や条件の確認を行います。不安なことがあれば、入社前にエージェント経由で企業に質問することも可能です。
よくある不安と解決策(Q&A)


Q. 「やりたい仕事がない」と相談したら怒られませんか?
A. 全く怒られません。むしろ歓迎されます。
キャリアアドバイザーにとって、やりたいことがない人の適性を見つけ出し、マッチする企業を紹介するのは腕の見せ所です。正直に「何が向いているか分からないので相談したい」と伝えることで、ゼロベースからのフラットな提案を受けることができます。
Q. 職歴がアルバイトだけですが、紹介してもらえる求人はありますか?
A. あります。「未経験歓迎」の求人は豊富です。
少子高齢化による人手不足で、日本企業の多くは「若さ」と「素直さ」を求めています。経験がなくても、入社後に育てていこうという企業は非常に多いです。営業、販売、IT、事務、製造、施工管理など、幅広い職種でチャンスがあります。
Q. 無理やりブラック企業に入れられそうで怖いです。
A. 断る勇気を持てば大丈夫です。
もし提案された企業に違和感を覚えたり、気が進まない場合は、はっきりと断ってください。エージェント側も、無理に入社させてすぐに辞められてしまうと、企業からの信頼を失い、紹介手数料も返金しなければならない場合があるため、無理強いするメリットは実は少ないのです。
Q. 30代でも利用できますか?
A. 利用可能ですが、早めの行動が吉です。
「若者向け(20代中心)」のエージェントが多いのは事実ですが、30代でも利用できるサービスはあります。ただし、年齢が上がるにつれて「ポテンシャル採用」の枠は狭くなるため、1日でも早く登録して活動を始めることが重要です。
フリーターから正社員を目指すなら早めの行動が鍵
「いつか就職しよう」と思いながら、ズルズルとフリーター生活を続けてしまうのは非常に危険です。年齢を重ねるほど、未経験での正社員就職のハードルは上がっていきます。



一般的に、若い年齢層ほどフリーターからの正社員就職率は高く、年齢が上がるにつれて就職の難易度は上昇します。特に20代と30代以降では、採用企業が求めるポイントが「ポテンシャル」から「即戦力」へとシフトするため、就職成功率に大きな差が生まれます。
年齢が上がるほど「ポテンシャル採用」の枠は狭くなる
企業が未経験者を採用する際、20代前半であれば「これから育てよう」という視点で採用されることが多いです。しかし、20代後半、30代と年齢が上がるにつれて、企業は「即戦力」や「経験」を求める傾向が強くなります。



もちろん、30代でも就職は可能ですが、選択肢の幅や求人数は確実に減少します。「まだ大丈夫」と先延ばしにすればするほど、後で苦労するのは自分自身です。思い立ったら、すぐに行動に移すことが重要です。
フリーター期間の長期化は面接で不利になる
フリーター期間が長くなると、面接官から「なぜこんなに長い間フリーターをしていたのか」という質問を受けやすくなります。納得できる理由があれば問題ありませんが、「なんとなく」では説得力がなく、採用を見送られる可能性が高まります。



逆に、フリーター期間が1〜2年程度であれば、「自分を見つめ直す時間だった」「やりたいことを模索していた」と前向きに伝えることができます。空白期間が長引く前に、早めに就職活動をスタートさせましょう。
「完璧な準備」を待っていても時間は過ぎるだけ
「資格を取ってから」「もっとスキルをつけてから」と考えて行動を先延ばしにする方がいますが、実は多くの企業は「資格よりも人柄」「スキルよりも意欲」を重視しています。



もちろん、目指す職種によっては資格が必要な場合もありますが、大半の未経験歓迎求人では、入社後の研修で十分にキャッチアップできます。完璧を目指して時間を浪費するより、今できることから始めて、働きながら成長する方が現実的で効率的です。
「今」動けば半年後には新しい生活が始まっている
転職エージェントへの登録から内定までの期間は、平均して1〜3ヶ月程度です。つまり、今日行動を起こせば、早ければ3ヶ月後、遅くとも半年後には正社員としての新しい生活がスタートしています。



「来年になったら本気出す」と先延ばしにすれば、1年後も同じ場所で同じ悩みを抱えている可能性が高いでしょう。人生を変えるのに必要なのは、大きな決断ではなく、小さな一歩を踏み出す勇気です。
まとめ|データが示す転職エージェント活用の有効性
ここまで見てきたように、「したい仕事がない」フリーターにとって、転職エージェントは単なる求人紹介サービスではなく、キャリアを切り拓くための最強のパートナーです。
この記事のポイント総まとめ
- ✅ フリーターの約3割が「本当は正社員になりたい」と考えている(厚労省調査)
- ✅ 書類通過率が大幅向上 — プロの添削で評価される表現に
- ✅ 多数の非公開求人にアクセス可能
- ✅ 平均1〜3ヶ月で内定獲得が可能
- ✅ 若年層ほど就職成功率が高い(早期行動が鍵)
- ✅ 多くの利用者が「適職が見つかった」と回答
「やりたい仕事がない」「したい仕事がない」という悩みは、頭の中で考えているだけでは解決しません。情報は、動くことで初めて得られます。
転職エージェントへの登録は、あくまで「情報収集の手段」の一つです。登録したからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。実際、初回面談を受けた方の多くが「相談して良かった」と回答しています。まずは気軽に、キャリアのプロと雑談をするくらいの気持ちで面談に行ってみてはいかがでしょうか。



「自分にはこんな強みがあったんだ」「世の中にはこんな仕事があったんだ」そんな小さな気づきが、あなたの止まっていた時間を動かすきっかけになるはずです。あなたの未来は、まだ白紙です。だからこそ、どんな絵でも描くことができます。今日という日が、人生で一番若い日。一人で悩まず、プロの力を借りて、あなたらしい働き方を探しに行きましょう。








