転勤続きのフィットネスジム店員から未経験でITコンサルへ|株式会社SAKURUG 早川さんの「この会社に転職して良かった」サクセスストーリー

シフト制で休みがバラバラ、度重なる転勤…。

そんな働き方に「この先10年、同じペースで走り続けられるのかな」と不安を抱えている20代は少なくありません。

4年間フィットネスジムで働き、毎年のように転勤&引っ越しをしながらも、お客さま対応の楽しさを手放したくなかった早川さんも、その一人でした。今は、株式会社SAKURUGのセールスとして、ITコンサルの現場で活躍しています。

土日休み・転勤なしという条件を軸に、ジムで身につけた接客スキルを武器にして、まったくの未経験からIT業界の営業に飛び込んだ早川さん。働き方も、扱うサービスも、まわりの人もがらりと変わる中で、「この会社に転職して良かった」と言えるようになるまでに、どんな迷いや試行錯誤があったのか。

前職の経験や失敗が今どう生きているのか、AI時代の営業に感じる手応えまで、じっくりお話を伺いました。

お話を伺った人

株式会社SAKURUG

QDXコンサルティング事業 セールス 早川 ひかる

早川 ひかるフィットネスジムの社員として4年間、店舗勤務での接客や入会案内のセールスを担当。度重なる転勤やシフト制の働き方を経験するなかで、「人と向き合う仕事の楽しさ」を軸に転職を決意し、未経験からIT業界へ中途入社。現在はQDXコンサルティング事業のセールスとして、クライアント企業の案件に対し、パートナー企業や自社エンジニアのマッチング・調整業務を担う。

目次

フィットネスジムから転職を決めた理由

編集部

早川さんは前職はフィットネスジムの社員で、それから未経験でITコンサルティングに転職されたそうですが、だいぶ思い切ったキャリアチェンジですよね。

早川さん

そうですね。私は今、社会人5年目で27歳になるんですが、前職のフィットネスジムでは店舗勤務だったこともあって、転勤がとても多かったんです。4年のあいだに3回異動があって、そのたびに引っ越しもセットでした。

編集部

1年に1回ペースで引っ越しって、かなりハードですね…。

早川さん

そうなんです。遅番だと23時半までのシフトで、終電がなくなったこともあり…。さすがに「これは長くは続けられないかもしれないな」と感じました。

編集部

働き方そのものを変えたい、という気持ちが芽生えたわけですね。これは、同じようにシフト制や転勤で悩む20代の方にとっても、共感のポイントになりそうです。

早川さん

「転勤がない」「土日休み」という軸は、転職活動の最初から決めていました。そのうえで、自分がジムでやっていて楽しかった「入会のご案内」のような接客・セールスの経験も生かしたいと思ったんです。

編集部

なるほど…。たしかにフィットネスジムの社員さんって、マシンの管理やトレーニング指導以外にも、入会のご案内といった接客・営業に近い業務をする側面もありますよね。

早川さん

はい。ジムでも、体験や見学に来た方に入会をおすすめするセールスチームにいて、数字として成果が見えるのが好きでした。一時期は店舗で一番の成績を取れたこともあって、「営業って楽しいな」と感じていました。

編集部

それで、営業職を軸に次の仕事を探されたのですね。

早川さん

そうですね。異業種に行くことは決めていたので、「人と話す仕事」「数字で結果が見える仕事」を軸として、営業に絞っていきました。その中で出会ったのが、今の会社でした。

編集部

数ある会社の中で、今のSAKURUGに決めた決め手は何でしたか?

早川さん

一番大きかったのは「人」です。ほとんどの会社は1次面接からマッチングを見る雰囲気で、「うちに合うか」をチェックされている感覚がありました。でも今の会社の面接は少し違いました。私自身のことを知ろうとしてくれる姿勢がまず印象的でした。その上で、会社の価値観やカルチャーとの相性も自然に確認されていたように思います。これまで何をしてきたのか、どう感じてきたのかだけでなく、子どもの頃から変わらず持っている考え方や行動の傾向についても丁寧に聞いてもらいました。面接というより、お互いを理解するための対話の時間という印象で、「この会社は人とちゃんと向き合って採用しているんだな」と思えたことが、決め手になりました。

編集部

自分に興味を持ってくれる会社だと、「ここでなら頑張れそう」という気持ちになりますよね。

早川さん

はい。そこに加えて、ベンチャーならではのカルチャーも魅力でした。代表と距離が近いことや、「言ったことが実現しやすい会社だよ」と聞いて、自分の意見をちゃんと形にできる環境なんだなと感じましたね。

編集部

なるほど…。今の働き方にモヤモヤしている20代の方は、「何をするか」だけでなく、「誰と、どんな空気の中で働くか」も一度書き出してみるとよさそうですね。

未経験でIT業界に飛び込んで見えたギャップ

編集部

実際に入社されて、今はQDXコンサルティング事業のセールスを担当されていますよね。どんな仕事をしているのか、改めて教えてください。

早川さん

はい。QDXコンサルティングディビジョンという部署で、コンサルティングをしています。このようなアプリを開発したい、システムを更新したい等といったクライアントのニーズを的確に把握して、そのプロジェクトを担う人材をアサインする仕事です。またそのプロジェクトを0から請け負うケースもあるので、その際はもう少しクライアントに入り込んで、どのような目的で開発を行うのか、現状の業務フローのどこに課題があるのか、どのようなスケジュール・体制が最適かといった点から一緒に整理していきます。単に商材を売ったり人材を紹介したりして終わりではなく、クライアントの事業がより良くなることをゴールに、課題整理から体制構築、プロジェクト推進まで一貫して関わることでも評価いただいています。物を売るというより、「人」と「案件」の調整がメインですね。お客さま、エンジニアさん、社内メンバーとやり取りしながら、全員が納得できる形を作っていきます。

編集部

コミュニケーション力や段取り力が問われそうですね。前職ではジムの店舗で体を動かす仕事で、今はIT領域の営業…。働き方もかなり変わったと思いますが、実際にやってみてギャップを感じることもありましたか?

早川さん

そうですね。ギャップとして一番大きかったのは、まずデスクワークになったことです。前職ではほとんど座ることがなく、ずっと体を動かしていたので、「座りっぱなしってこんなにしんどいんだ」と最初は驚きました(笑)。

編集部

たしかに、体を動かす仕事から一気にデスクワークになると、体の疲れ方も変わりますよね。

早川さん

あとは、営業の調整力・切り替え力・状況判断力も想像以上でした。うちの会社は仕事が好きな人が多くて、一人ひとりが本当にたくさんのタスクを持っています。「こんなに同時に進めるんだ」と、最初は圧倒されました。

編集部

業務の中で、精神的なタフさや切り替え力が求められると感じた場面はありますか?

早川さん

はい、あります。体力というよりは、複数の関係者や案件を同時に動かす中で、状況に応じて考えを切り替えたり、優先順位を整理したりする力が求められると感じました。アポイントの調整や日程のリスケも頻繁に起きるので、自分の思い通りにいかないことも多いですし。

編集部

想定外の調整が続くと、判断力や集中力が試されることもありますよね。

早川さん

予定通りに進まないこともありますが、感情に引っ張られすぎず「次に取れる最善手は何か」を考える癖がつきました。営業としてだけでなく、どんな仕事にも通じる思考力が鍛えられていると感じます。

編集部

状況の変化に向き合いながら、考え続ける力や調整力を身につけていけるのは、キャリアにとって大きな財産ですね…!

前職のスキルと失敗が、今の武器になっている

編集部

今のお仕事の中で、「やっぱり転職してよかったな」と感じる瞬間ってありますか?

早川さん

入社してすぐに担当したお客さまと、初めてのご契約が取れたときは本当にうれしかったです。そこから1件だけではなく、続けて複数の案件でお任せいただけるようになって、担当の方ともどんどん仲良くなっていきました。

編集部

契約が取れたのはもちろん、「関係をちゃんとつくれたな」と思える瞬間って、うれしいですよね。

早川さん

そうですね。もちろん、全てがスムーズにいくわけではなくて、マッチングしたあとに課題が見つかることもありますし、調整が難しい場面もあります。でも関係を崩さないように、一つひとつ説明して、誠実に対応することはいつも意識しています。それが最終的にお客さまに伝わると、本当にやっていてよかったなと感じますね。

編集部

信頼関係を保ちながら課題を解決していく経験って、どの業界でも役に立ちそうです。

早川さん

そう思います。前職でも会員さんとの関係づくりが好きだったので、そこは今の仕事にもつながっているのかなと。

編集部

なるほど。ジムでの接客で身についた「表情や声のトーンから気持ちを察する感覚」なんかが、今の営業職での武器になっているんですね。

早川さん

そうかもしれないですね。サービス業での接客とコンサルティング業は、一見まったく別の仕事に見えても、人と向き合うという意味では同じなのかなと思います。

編集部

前職から今の仕事につながっているのは、「うまくいった経験」だけではない気もします。失敗やうまくいかなかったことも、今の考え方に影響してたりしますか?

早川さん

それはありますね。実は前職のとき、社内でDX化を進めたくて、お客さまを巻き込みながら独自のアプリを作ったことがありました。でも外注ではなく、ほぼ社内だけで進めてしまって、正直うまくいかなかったんです。会員さんを怒らせてしまうこともありました。

編集部

なかなかしんどい経験をされたんですね…。

早川さん

でも、その失敗があったからこそ、「DX化したいけれど、どう進めていいかわからない会社」を今後は助けたいと強く思うようになりました。同じような思いを持っている営業メンバーも社内にいて、いずれはそういった企業を支援する事業ができたらいいよね、という話もしています。

編集部

前職での成功体験だけでなく、「DXの失敗」まで含めて今の武器やテーマになっているわけですね。そう考えると、つらかった経験も含めて、人のキャリアにはムダなことって一つもないのかもしれませんね。

AI時代でも残る営業の仕事。人間だからこその温度感

編集部

最近はAIの話題も増えていて、「自分の仕事がなくなるんじゃないか」と不安に感じる20代も多いです。ITコンサルの現場から見て、何か思うことってあったりしますか?

早川さん

正直、マッチングの部分については、すでにAIを取り入れている企業さんもあると聞きます。条件ベースで候補を出す、といったところは、どんどん自動化されていくと思います。

編集部

たしかに、AIマッチングという言葉は聞いたことがあります。

早川さん

それでも、「関係構築」は人にしかできないと感じています。時間をかけて担当者さんと信頼関係を作っていくことで、少しずつもらえる情報が増えますし、「今回は早川さんにまず相談したい」と言ってもらえるようになったりとか。

編集部

たしかに、AIが情報を出してくれる時代だからこそ、「誰に相談したいか」が、仕事の価値になっていくんでしょうね。言語化が難しいですけど、お客さまに1週間に1回自動で電話するようプログラムされたロボットと、「最近どうかな」と自然に気にかけて連絡する人間では、同じ電話でも伝わる温度感って違いますし。

早川さん

本当にそうですよね。それと、実際に会って話すか、オンラインで話すかも、お客さまによって好みが分かれます。業界的には40〜50代の男性担当者さんも多くて、「やっぱり直接会って話したい」という方もたくさんいるんですよ。

編集部

そうなんですね…。オンラインの時代になっても、直接会いたい需要がある、と。

早川さん

はい。個人的に私は対面でお会いするのが好きなので、できるだけ足を運ぶようにしています。ただ、社内にはオンライン商談を中心にしているメンバーもいて、それぞれのスタイルでやっています。大事なのは、「相手がどうしてほしいか」を考えて選ぶことだと思います。

編集部

AI時代の働き方は、「デジタルかリアルか」ではなく、「デジタルもリアルも状況に応じて使い分けられるか」が鍵になりそうですね…!

優しい先輩と会社の制度に支えられて、今がある

編集部

未経験でITやDXの世界に飛び込んだ早川さんが、今やりがいや楽しさを感じながらお仕事できているのは、先輩によるサポートのおかげもあったりしますか?

早川さん

まさにその通りですね。私も入社したときは、「ITとは?」レベルの知識しかなかったんですが、研修が終わったあと、すぐにチームの一員として迎えてもらえました。「市場とは?」「コンサルティングとは?」といったナレッジを毎日スピーカーが変わる形で先輩たちからシェアしてもらい、その時間があったおかげで、徐々に用語や業界のイメージがつかめていったんです。

編集部

入社後に丁寧に教えてもらえる環境があるって、未経験転職者にとっては心強いですよね。

早川さん

本当にそう思います。あとはシンプルに「働きやすさ」を重視した会社の制度のおかげもありますね。子育てをしながら働いている方もいて、男性社員でも1年ほど育休を取った例があるくらい、ライフイベントと仕事を両立しやすい環境で、「この会社なら長く働けそうだな」と素直に思えました。

編集部

そう思える職場に出会えるのって、けっこう貴重ですね。

早川さん

はい。会社の人たちと過ごす時間が一日の中で一番長いので、その時間が苦じゃないのは、自分にとってすごく大きいです。

編集部

どんな会社で、どんな人と働くか。本当に重要ですよね…。じゃあ、もし1年前の「転職しようか迷っていた自分」に声をかけるとしたら、どんな言葉をかけてあげたいですか?

早川さん

うーん、そうですね…。1年前、何度も転勤の辞令を見ては悩んでいた自分に伝えるとしたら、「勇気を出して辞める決断をして、よかったよ」と言いたいです。シフト制から土日休みに変わったことで、プライベートも含めて自分の世界が広がりましたし、仕事も人間関係も、今の環境にとても満足しています。

編集部

「転勤続きの働き方から、自分に合う環境へ動く勇気」と、「接客スキルは次のキャリアでもちゃんと武器になる」というエピソードはとくに印象的でした。早川さんの未経験転職成功例は、今まさに接客業やサービス業で働きながら、「今の働き方でいいのかな」と悩んでいる方にとって、大きな励みになると思います。早川さん、今日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

リンク:株式会社SAKURUG_採用ページ

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