20代ニートでも就職できる?正社員になる方法をキャリアのプロが解説

「もう20代なのに、まだ一度も就職したことがない」「ニートの自分が正社員になれるのかな」これからのことを考えると、不安になりますよね…。
ニートの期間が長くなるほど、「このままだと30代になってしまう」「一生正社員になれないかもしれない」と焦りが大きくなってしまいます。
でも、安心してください。現在ニートだとしても、20代なら就職市場で十分にチャンスがあります。実際に、20代前半のフリーター・ニートから正社員になった人の割合は32.7%にのぼります。
動き出すのが早いほど有利なのも事実です。この記事では、20代ニートが正社員就職を実現するための具体的なステップ、おすすめの職種、面接対策までを徹底解説します。
この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、ニートからの就職支援に関する情報をまとめたものです。
株式会社MEDISITE キャリアアドバイザー
阿部 翔大

20代ニートでも就職はできる?結論から言います
結論から言うと、20代ニートでも正社員就職は十分に可能です。
なぜなら、後述しますが、日本の企業は慢性的な人手不足に悩んでおり、20代の若い人材を求めているからです。特に「未経験歓迎」「学歴不問」の求人は年々増えています。
労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、フリーター・ニートから正社員への移行率は20〜24歳で32.7%です。25〜29歳では25.5%、30〜34歳になると18.1%まで下がります。
【参考】労働政策研究・研修機構(JILPT)|独立行政法人 労働政策研究・研修機構
阿部 翔大僕のところに相談に来る方でも、20代前半の方は内定までのスピードが本当に早いんです。逆に「もっと早く来ればよかった」とおっしゃる方も多いので、今読んでいるこの瞬間がベストなタイミングですよ。
20代ニートの現状データ|厚労省の統計から見る実態
「まわりはみんな就職していて、ニートは自分だけなんじゃないか」と感じている方もいるかもしれませんね。でも実は、ニートの数は決して少なくありません。
厚生労働省の発表によると、2024年のニート数は61万人で、前年より2万人増加しています。15〜24歳で1万人増、25〜34歳でも1万人増と、若い世代を中心にニートが増えている現状があります。
20代ニートの現状データ(2024年)
出典:総務省「労働力調査」/厚生労働省発表資料より
また、25〜34歳のニート割合は2.6%です。約40人に1人がニートの状態にあるということになります。あなただけが特別なわけではありません。
【参考】総務省統計局|労働力調査
さらに、総務省の労働力調査(2023年)では、20代が働かない理由として以下が挙げられています。
| 順位 | 理由 |
|---|---|
| 1位 | 病気・けが |
| 2位 | 知識・能力に自信がない |
| 3位 | 急いで仕事につく必要がない |
「知識・能力に自信がない」が2位に入っています。つまり、多くのニートの方は能力がないのではなく、自信がないだけなのです。



面談で「自分には何もスキルがない」と話す方はすごく多いんです。でも話を聞いていくと、バイト経験やゲームで培った集中力など、企業が評価するポイントって意外とあるんですよ。


20代ニートが就職しやすい理由3つ
企業が「若さ」を最優先で評価する
日本の多くの企業は、中途採用においても「ポテンシャル採用」を行っています。特に20代であれば、職歴がなくても「若さ」「伸びしろ」「素直さ」が評価対象になります。
30代になるとスキルや実務経験を求められますが、20代は「これから育てたい」という目線で見てもらえます。
「未経験歓迎」の求人が増えている
人手不足が深刻な業界では、未経験者を積極的に採用しています。介護・物流・IT・営業など、入社後に研修を受けながらスキルを身につけられる求人は豊富にあります。
「経験がないから無理」と思い込むのはもったいないです。
就職支援サービスが充実している
現在は、ニートやフリーター専門の就職支援サービスが数多くあります。ハローワークだけでなく、若者サポートステーション(サポステ)や民間の就職エージェントなど、無料で使えるサービスが充実しています。
一人で就職活動をするのが不安な方でも、プロのサポートを受けながら進められる環境が整っています。



僕自身も大学に行かずに就職した経験があるので、「未経験だから不安」という気持ちはよくわかります。でも、20代であれば選択肢は本当にたくさんありますよ。一緒に探していきましょう。
20代ニートが就職で不利になるケースと対策
20代ニートに就職のチャンスがあるとはいえ、いくつか注意すべきポイントもあります。事前に対策を知っておくことで、不利を最小限に抑えられます。
ニート期間が3年以上になると正社員就職率が下がる
厚生労働省の広報資料によると、ニート・無業期間が3年以上になると正社員就職率が約48.9%まで下落します。期間が短いうちに行動することが重要です。
生活リズムの乱れが面接に影響する
昼夜逆転の生活を続けていると、面接の準備が難しくなります。就職活動を始める1か月前から、朝起きて夜寝る生活リズムを意識しましょう。
「何もしていなかった」という説明に困る
面接で空白期間を聞かれたときに、うまく答えられないと不利になります。この記事の後半で、具体的な答え方のテンプレートを紹介しますので、参考にしてください。



ぶっちゃけ、空白期間をごまかそうとするとバレます。面接官も人間なので、正直に話してくれる人の方が印象に残るんですよね。大事なのは「これからどうしたいか」をちゃんと伝えることですよ。
ニート期間別の就職成功率の違い
ニートの期間が長くなるほど、正社員として就職できる確率は下がっていきます。以下のテーブルで、期間別の就職成功率の目安を確認してみてください。
| ニート期間 | 正社員就職率の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 6か月未満 | 高い(60%以上) | 企業側もあまり気にしない期間 |
| 6か月〜1年 | やや高い(50〜60%) | 理由を説明できれば問題なし |
| 1年〜2年 | 中程度(50%前後) | 就職支援サービスの活用が効果的 |
| 3年以上 | 約48.9% | 早めの行動が必須 |
期間が短いほど有利ですが、3年以上でも約半数の人が正社員就職に成功しています。「もう遅い」ということはありません。ただし、早く動くに越したことはありません。



僕が担当した方の中にも、3年以上ニートだった方で正社員になれたケースはたくさんあります。大事なのは期間の長さじゃなくて、「今から本気で動けるかどうか」なんですよね。
20代ニートが就職するまでの5ステップ
「何から始めればいいかわからない」という方のために、就職までの具体的なステップを紹介します。いきなり求人に応募する必要はありません。順番に進めていけば大丈夫です。
まずは朝起きて夜寝る習慣をつけましょう。いきなり早起きしなくても、毎日30分ずつ起床時間を早めるだけで十分です。規則正しい生活は就職活動の土台になります。
アルバイト経験、趣味、日常で続けていることなど、何でも構いません。「自分には何もない」と思っていても、書き出してみると意外とあるものです。
ハローワークやサポステ、就職エージェントに登録しましょう。無料で使えるので、まずは「相談だけ」でもOKです。一人で悩むよりプロに話すだけで気持ちが楽になります。
エージェントと相談しながら、自分に合った求人を選びましょう。最初から完璧な会社を探す必要はありません。「まず面接を受けてみる」という気持ちで十分です。
面接では「空白期間の説明」「志望動機」「自己PR」の3つを準備すれば大丈夫です。就職エージェントを利用すれば、面接練習も無料で受けられます。



いきなりSTEP5まで全部やろうとしなくて大丈夫ですよ。まずはSTEP1の「生活リズムを整える」だけでも始めてみてください。小さな一歩が、大きな変化につながります。
ニートから目指しやすい職種と特徴
ニートの方が正社員として就職しやすい職種を紹介します。いずれも未経験歓迎の求人が多い職種です。
| 職種 | おすすめ度 | 特徴 | 平均年収の目安 |
|---|---|---|---|
| 営業職 | ★★★★★ | コミュニケーション力があれば未経験OK | 350〜450万円 |
| 介護職 | ★★★★★ | 慢性的な人手不足で採用されやすい | 300〜380万円 |
| ITエンジニア | ★★★★☆ | 研修制度が充実している企業が多い | 350〜500万円 |
| 物流・倉庫作業 | ★★★★☆ | 体力があれば歓迎される | 300〜380万円 |
| 販売・接客 | ★★★★☆ | 人と話すのが好きな人に向いている | 280〜350万円 |
| 工場・製造 | ★★★★☆ | 黙々と作業するのが得意な人におすすめ | 300〜400万円 |
| 事務職 | ★★★☆☆ | 人気が高く倍率はやや高め | 280〜350万円 |
特に営業職と介護職は、学歴・職歴を問わず採用されやすい傾向があります。「自分にどの職種が合うかわからない」という方は、就職エージェントに相談してみるのがおすすめです。



「営業は自分には無理」と最初から決めつける方が多いんですけど、実際にやってみると意外とハマるケースも多いんですよ。まずは選択肢を狭めずに、いろいろな職種の話を聞いてみてほしいです。
面接で「空白期間」を聞かれたときの答え方
ニートの方が面接で最も不安に感じるのが、「空白期間について聞かれたらどうしよう」ということではないでしょうか。
大切なのは、嘘をつかず、前向きな姿勢を見せることです。以下の例文を参考にしてみてください。
体調不良でニートになった場合の回答例
「体調を崩して療養していました。現在は回復しており、医師からも就労の許可をもらっています。療養中に自分のキャリアについて考え直し、御社の〇〇という仕事に強く興味を持ちました。」
特に理由がなくニートになった場合の回答例
「学校卒業後、自分のやりたいことが見つからず、しばらく自分と向き合う期間を過ごしました。その中で〇〇に興味を持ち、独学で勉強を始めました。今は御社で〇〇に携わりたいという気持ちが固まっています。」
空白期間の回答で気をつけるべき3つのポイント
- 嘘をつかない(バレたときのリスクが大きい)
- 過去より「これからどうしたいか」を中心に話す
- 反省だけでなく、行動や成長を具体的に伝える



面接って緊張しますよね。でも、面接官もあなたを落としたくて質問しているわけじゃないんです。「この人と一緒に働けるかな」と確認したいだけなので、自分の言葉で素直に話してもらえれば大丈夫ですよ。
私たちノビルキャリアについて|ニートからの就職支援にかける思い
私たちは、「学歴や職歴に自信がない方でも、自分らしく働ける場所を見つけてほしい」という思いで就職支援を行っています。一人ひとりの状況に合わせた面談を通じて、あなたの強みを一緒に見つけます。
これまでに10,000名以上の就職・転職をサポートしてきました。内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。東京・大阪・名古屋など全国の主要都市に対応しています。
当社の支援実績
当社の支援実績データ
実際の面談で行っていること
当社の面談では、「いきなり求人を紹介する」ということはしません。まずはあなたの話をじっくり聞いて、経歴やこれまでの経験を一緒に整理するところから始めます。
- 経歴の棚卸しと一貫性のある志望動機の整理
- あなたの強みや適性の言語化サポート
- 逆質問の準備やオンライン面接の形式的なアドバイスまでフォロー
当社が向いている方
- ニートからの就職が初めてで、何から始めればいいかわからない方
- 学歴や職歴に自信がなく、不安を感じている方
- 一人で就活を進めるのが心細い方
- 面接対策や書類作成を丁寧にサポートしてほしい方
当社が合わない可能性がある方
ハイクラス転職(年収600万円以上)を目指す方や、特定の専門職(医師・弁護士など)への転職をお考えの方には、当社のサポートは合わない可能性があります。



僕が面談で大切にしていることは、「今のあなたがどうかではなく、これからどうなりたいか」を一緒に考えることです。ニート期間があっても、就職できた方はたくさんいますよ。なんとかなりますので、一緒に頑張りましょう。
20代ニートの就職で悩んだら、まず私たちに相談してください|併用がおすすめのエージェント
ニートからの就職を考えているなら、まず私たちにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを2社ご紹介します。
ハタラクティブ|20代の就職支援に特化
ハタラクティブは、20代のフリーター・ニート・第二新卒の就職に特化したエージェントです。内定率80%以上の実績があり、未経験OKの求人を豊富に取り扱っています。
カウンセリングから内定まで最短2週間というスピード感も特徴です。「早く就職先を決めたい」という方に向いています。
ハタラクティブの特徴・強み
- 20代の未経験者に特化した求人が豊富
- 内定率80%以上の高い実績
- 最短2週間で内定獲得が可能
ハタラクティブと当社の違い
ハタラクティブはスピード重視で多くの求人を紹介するスタイルです。当社は面談に時間をかけて、あなたの経歴を丁寧に整理してから求人を厳選して紹介するスタイルです。「じっくり相談したい方」は当社、「早く動きたい方」はハタラクティブとの併用がおすすめです。
就職カレッジ|研修付きで安心のサポート体制
就職カレッジ(JAIC)は、ニート・フリーター・第二新卒向けの就職支援サービスです。最大の特徴は、無料のビジネス研修が受けられること。社会人マナーや面接対策を学んでから就職活動に臨めます。
「いきなり面接は不安」という方にとって、研修で準備してから選考に進めるのは大きな安心材料になります。
就職カレッジの特徴・強み
- 無料のビジネス研修でビジネスマナーを学べる
- 書類選考なしで面接に進める求人あり
- 入社後の定着支援まで手厚いフォロー
就職カレッジと当社の違い
就職カレッジは研修プログラムが充実しており、社会人経験がゼロの方でも基礎から学べます。当社は研修よりも個別面談に重点を置き、一人ひとりに合った求人をオーダーメイドで紹介するスタイルです。両方を利用して、研修で基礎を固めつつ個別サポートも受けるのが理想的です。
20代ニートの就職について、よくある質問
Q: 20代後半のニートでも正社員になれますか?
A: はい、可能です。25〜29歳でフリーター・ニートから正社員になった人の割合は25.5%です。30代になると18.1%に下がるため、20代のうちに行動することをおすすめします。
Q: 職歴なしでも応募できる求人はありますか?
A: あります。「未経験歓迎」「学歴不問」の求人は多く、特に営業職・介護職・物流などの業界で豊富です。就職エージェントに相談すれば、あなたに合った求人を紹介してもらえます。
Q: ニートからの就職活動は何から始めればいいですか?
A: まずは生活リズムを整えることから始めましょう。その後、就職エージェントやサポステに相談するのがおすすめです。いきなり求人に応募する必要はありません。



「まだ何も準備できていない」という状態でも相談に来て大丈夫ですよ。むしろ、早い段階で相談してもらった方がスムーズに進められます。気軽に声をかけてくださいね。
まとめ|20代ニートが正社員就職を実現するために
この記事のポイントをまとめます。
- 20代ニートでも正社員就職は十分に可能
- フリーター・ニートからの正社員移行率は20〜24歳で32.7%
- ニート期間が3年以上になると就職率が約48.9%に下がるため、早めの行動が重要
- 営業職・介護職・ITエンジニアなど、未経験歓迎の職種は豊富
- 面接の空白期間は正直に、前向きな姿勢で伝えることが大切
- 就職支援サービスを活用して、プロのサポートを受けながら進めよう



ここまで読んでくださってありがとうございます。「ニートだから就職できない」なんてことはないですよ。僕たちノビルキャリアでは、ニートの方の就職相談をたくさん受けてきました。一人で悩まず、まずは気軽にLINEでもいいので相談してくださいね。


20代ニートにおすすめの就職支援サービス
運営者情報
| メディア名 | ビギナーズリンク |
| 運営会社 | 株式会社MEDISITE |
| 代表者 | 竹田津 惇 |
| 所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目5-4 STビル701 |
| 設立 | 2022年11月 |
| 事業内容 | HRメディア事業・SNSマーケティング事業・営業支援事業 |
| 許認可 | 有料職業紹介事業(13-ユ-316383) |
