転職エージェントは「やめとけ」って本当?運営者が正直に答えます

「転職エージェントはやめとけ」という声を、ネットで目にしたことはありませんか?実際に利用者の中には不満を感じた方もいますし、エージェントに対する批判的な意見が広まるのには理由があります。
しかし、すべてのエージェントが該当するわけではありません。エージェント選びのポイントを知り、自分に合ったサービスを見極めることで、転職活動を有利に進めることができます。
この記事では、転職エージェントの運営者である私たちが、「やめとけ」と言われる理由を正直に認めた上で、どう解決しているのかをお伝えします。向いている人・向いていない人の特徴も解説しますので、エージェント利用を迷っている方はぜひ参考にしてください。
この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、転職支援の現場で得た知見をもとに執筆しています。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

「転職エージェントはやめとけ」と言われる5つの理由
転職エージェントに対する否定的な意見は、一定の根拠があります。運営者として正直に認めるべき点をまとめました。
希望と違う求人を紹介されることがある
求職者の希望条件とエージェントが紹介する求人にミスマッチが生じるケースがあります。エージェント側の都合で、成約しやすい求人を優先的に紹介される場合があり、求職者にとっては「押し付けられている」と感じることがあります。この背景には、エージェントのビジネスモデルが「企業からの紹介手数料」で成り立っている構造があります。
担当者の質にばらつきがある
キャリアアドバイザーの経験や知識は個人差が大きく、担当者次第で満足度が大きく変わります。経験の浅いアドバイザーに当たると、業界知識が不足していたり、的確なアドバイスを得られなかったりすることがあります。
内定承諾を急かされることがある
エージェントには売上目標があるため、求職者に対して内定承諾を急かすケースが存在します。「他の候補者もいるので早めに決めてください」といったプレッシャーをかけられた経験を持つ方も少なくありません。
連絡が頻繁すぎて負担になる
電話やメールが頻繁に届き、仕事中にも対応を求められるケースがあります。在職中の転職活動では、日中の連絡が大きなストレスになることもあります。
登録後に放置される場合もある
登録したにもかかわらず、紹介できる求人がないと判断されると連絡が途絶えるケースもあります。特に経歴やスキルに自信がない方の場合、エージェントの優先度が下がってしまうことがあります。
阿部 翔大「やめとけ」と言われる理由には、正直に認めるべき点が多くあります。だからこそ私たちは、一人ひとりの面談に時間をかけ、求職者の希望をしっかり聞くことを大切にしています。
運営者として正直に認める転職エージェントの構造的な課題
転職エージェントのビジネスモデルには、構造的な課題が存在します。これを理解した上で利用するかどうかを判断することが重要です。
エージェントの収益構造と求職者への影響
エージェントは企業から紹介手数料を受け取るビジネスモデルです。求職者は無料で利用できますが、その分エージェントは「企業が求める人材を紹介すること」を優先しがちになります。求職者の満足度と企業の採用ニーズの間でバランスを取ることが、すべてのエージェントにとっての課題です。
転職エージェントの収益構造
この構造上、エージェントは「企業が採用しやすい人材」を優先しがちになる傾向があります。
大手エージェントで起きやすい問題
大手エージェントでは担当者一人あたりの求職者数が多く、一人ひとりに十分な時間を割けないことがあります。結果として、画一的な求人紹介になりやすく、求職者の個性やキャリアの方向性を深く理解した上での提案が難しくなることがあります。



私たちも同じビジネスモデルで運営しているからこそ、この構造的な課題は常に意識しています。だからこそ面談の質にこだわり、求職者の「納得感」を重視しています。
「やめとけ」の声に対して当社が取り組んでいること
前述の課題を踏まえ、私たちは以下のような取り組みで改善を図っています。
面談時間を十分に確保している
当社では初回面談に十分な時間を確保し、経歴の棚卸しから将来のキャリアビジョンまでじっくりお話を伺います。「とりあえず求人を紹介する」のではなく、求職者自身が気づいていない強みや適性を一緒に整理することを大切にしています。
内定承諾を急かさない方針を徹底している
内定が出た後も、求職者が十分に考える時間を設けることを方針としています。転職は人生の大きな決断です。私たちは「入社後に後悔しない選択」を支援することを最優先にしています。
連絡頻度は求職者の希望に合わせている
連絡手段や頻度は、求職者のご要望に合わせて調整しています。在職中の方にはLINEやメールでの連絡を中心にし、電話が難しい時間帯は避けるなど、一人ひとりの状況に配慮した対応を心がけています。



「エージェントは信用できない」という声があるからこそ、私たちは透明性を大切にしています。紹介する求人の理由や、企業の良い面だけでなく注意点もお伝えするようにしています。
転職エージェントの利用が向いている人の特徴
転職エージェントのサポートが特に効果的な方の特徴をまとめました。以下に当てはまる方は、エージェントの活用を検討する価値があります。
- 転職活動が初めてで、何から始めればよいかわからない方
- 在職中で求人を探す時間が限られている方
- 自分の市場価値や適職がわからず、客観的な意見が欲しい方
- 履歴書や面接に不安があり、プロのアドバイスを受けたい方
- 未経験の職種に挑戦したいが、自力では求人を見つけにくい方
特に20代で職歴が浅い方や、未経験の業界に挑戦したい方は、エージェントを通じて企業との接点を広げやすくなります。自分一人では見つけられない非公開求人にアクセスできることも大きなメリットです。



「自分に合う仕事がわからない」という方こそ、面談を通じて一緒にキャリアの方向性を整理できます。初めての転職で不安な気持ちは自然なことですので、気軽にご相談ください。
転職エージェントが向いていない人の特徴
一方で、エージェントの利用が必ずしも最適ではない方もいます。以下に当てはまる場合は、転職サイトやハローワークなど他の手段の方が合う可能性があります。
すでに応募先企業が明確に決まっている方
志望企業が明確で、直接応募を考えている場合は、エージェントを介する必要性が低い場合があります。ただし、面接対策や条件交渉のサポートだけでもエージェントを活用する価値はあります。
他者のアドバイスよりも自分のペースを重視したい方
自分のタイミングで転職活動を進めたい方には、エージェントからの連絡がストレスに感じることがあります。転職サイトで自分のペースで求人を探す方法の方が合うかもしれません。
高度な専門職でニッチな転職を目指している方
特定の専門領域に特化した転職を考えている場合、総合型のエージェントでは対応が難しいことがあります。その場合は、専門分野に特化したエージェントや業界の人脈を活用する方が効果的です。



向いていない方の特徴を正直にお伝えするのも、私たちの役割だと考えています。自分に合った転職手段を選ぶことが、結果的に転職成功への近道です。


転職エージェントと転職サイトの違いを正しく理解する
転職エージェントと転職サイトは混同されがちですが、サービス内容は大きく異なります。自分に合った手段を選ぶために、それぞれの特徴を正しく理解しましょう。
転職エージェントと転職サイトの比較
| 比較項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料 |
| 求人の探し方 | 担当者が紹介 | 自分で検索・応募 |
| 書類・面接対策 | あり | 基本なし |
| 非公開求人 | あり | なし |
| 自分のペース | 担当者と連携が必要 | 完全マイペース |
| 年収交渉 | 代行してくれる | 自分で行う |
転職エージェントの強みは「プロのサポートを無料で受けられる」点にあります。一方で、自分のペースで進めたい方には転職サイトが向いています。どちらか一方ではなく、併用することも効果的な方法です。



転職サイトで情報収集しながら、エージェントに相談するという使い方がおすすめです。それぞれの良いところを活かすことで、転職活動の幅が広がります。
転職エージェントを使って後悔しないための5つのポイント
エージェントを利用する際に、後悔しないために意識すべきポイントをまとめました。
複数のエージェントに登録して比較する
1社だけに頼るのではなく、2〜3社に登録して担当者の対応や紹介求人の質を比較することが重要です。相性の良いエージェントを見つけることで、転職活動の満足度が大きく変わります。
希望条件は遠慮なく具体的に伝える
年収、勤務地、職種、働き方の優先順位を具体的に伝えることで、ミスマッチを防げます。「何でもいい」ではなく、譲れない条件と妥協できる条件を整理しておきましょう。
担当者と合わない場合は変更を依頼する
担当者との相性が悪い場合は、遠慮なく変更を依頼してください。多くのエージェントでは担当者の変更に対応しています。我慢して利用を続けるよりも、早めに変更を申し出た方が結果的にスムーズです。
紹介された求人を鵜呑みにしない
エージェントが紹介する求人が本当に自分に合っているか、自分でも企業研究を行うことが大切です。企業の口コミサイトや公式サイトで情報を確認し、自分自身の判断基準で応募を決めましょう。
転職時期や条件に正直になる
転職を急いでいないなら正直にその旨を伝えましょう。エージェントによっては急かされることがありますが、自分のペースを守ることが後悔しない転職につながります。



エージェントを「利用される側」ではなく「活用する側」に立つことが大切です。遠慮せず要望を伝えてもらえると、私たちもより的確なサポートができます。
実際にあった相談事例|「やめとけ」を信じて遠回りした24歳の転職成功談
当社にご応募いただいた24歳の男性は、ネットで「転職エージェントはやめとけ」という意見を見て、半年間一人で転職活動を続けていました。飲食店のアルバイトから正社員を目指していましたが、書類選考で落ち続け、面接に進めても緊張で上手く話せないことに悩んでいました。
当社の面談では、まず飲食店での接客経験を「コミュニケーション力」として言語化し、志望動機の一貫性を整理しました。面接対策では、実際の質問を想定したロールプレイを3回実施。結果として、IT企業のカスタマーサポート職として内定を獲得し、入社後も順調にキャリアを築いています。「もっと早くエージェントに相談すれば良かった」というのが、ご本人の率直な感想でした。



一人で悩んでいた時間がもったいなかったとおっしゃっていたのが印象的でした。エージェントへの不安は当然ですが、まず一度相談してみてから判断しても遅くはありません。
私たちノビルキャリアについて|「やめとけ」と言われないエージェントを目指して
私たちは「やめとけ」と言われるようなエージェントにはなりたくないという思いで、日々の支援を行っています。求職者一人ひとりに時間をかけた面談を通じて、納得のいく転職を実現できるようサポートしています。
これまでに10,000名以上の転職を支援し、内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。東京、大阪、神奈川、兵庫、京都、埼玉、愛知、千葉、広島など全国主要都市で対応しています。
当社の支援実績
実際の面談で行っていること
当社の面談では、単に求人を紹介するだけではなく、求職者のキャリアを一緒に考えることを大切にしています。
- 経歴の棚卸しと一貫性のある志望動機の整理
- 具体的な強みの言語化サポート
- 逆質問の準備やオンライン面接の形式的なアドバイスまでフォロー
当社が向いている方
- 転職エージェントの利用に不安がある方
- 未経験から新しい業界に挑戦したい20代の方
- じっくり面談で自分の強みを整理したい方
- 過去にエージェントで嫌な経験があり、慎重になっている方
当社が合わない可能性がある方
管理職やエグゼクティブ層の転職を希望される方には、当社よりもハイクラス専門のエージェントの方が適しています。また、30代後半以降で豊富なマネジメント経験をお持ちの方には、当社の求人ラインナップが合わない可能性があります。



「エージェントはやめとけ」と言われて不安を感じている方こそ、ぜひ一度ご相談ください。無理に転職を勧めることは一切ありません。まずはお話を聞かせていただくだけでも大丈夫です。
転職活動を始めるなら、まず私たちに相談してください|併用がおすすめのエージェント
転職についてお悩みなら、まず私たちにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを3社ご紹介します。
当社|20代特化・未経験歓迎
私たちは、これまで10,000名以上の転職を支援してきました。内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。経歴の棚卸しから志望動機の整理、面接対策まで一貫してサポートしています。
当社の支援内容について詳しくは、上の「私たちについて」セクションをご覧ください。



転職エージェントに不安を感じている方こそ、まず私たちにご相談ください。押し売りは一切しません。あなたのペースに合わせて、一緒にキャリアを考えていきましょう。
当社以外にも、あなたの状況に合ったエージェントをご紹介します。
リクルートエージェント|業界最大級の求人数
非公開求人を含む20万件以上の求人を保有する、業界最大級の総合型転職エージェントです。全職種・全業界に対応しており、経験者の転職に強みがあります。専任のアドバイザーが書類作成から面接対策まで一貫サポートしてくれます。
リクルートエージェントと当社の違い
リクルートエージェントは求人数・実績ともに業界最大級ですが、担当者1人あたりの対応件数が多いため、サポートに物足りなさを感じる方もいます。手厚い個別対応を希望する方は、当社との併用がおすすめです。



リクルートエージェントは求人数の多さが最大の強みです。幅広い選択肢の中から比較検討したい方に向いています。当社と併用することで、きめ細かいサポートと豊富な求人の両方を活用できます。
マイナビエージェント|20代・第二新卒に強い
20代の転職支援実績が豊富な総合型エージェントです。第二新卒や未経験転職にも対応しており、担当アドバイザーが求人紹介から内定後のフォローまで一貫して担当します。
マイナビエージェントと当社の違い
マイナビエージェントは20代向けの求人が豊富ですが、首都圏以外の地方求人は少ない傾向があります。20代の転職を複数の視点でサポートしてほしい方は、当社との併用を検討してみてください。



マイナビエージェントは20代に寄り添ったサポートが評判です。初めての転職で不安がある方にも丁寧に対応してくれるので、当社とあわせて利用するとより安心です。
doda|総合型・スカウトあり
転職サイトとエージェントを兼ね備えた総合型サービスです。自己応募とエージェントによるサポートの両方が使えるほか、スカウト機能もあり、幅広い選択肢から転職活動を進められます。
dodaと当社の違い
dodaは求人の幅広さと利便性が魅力ですが、サービスが大規模なぶん、担当者との距離感が遠く感じることもあります。転職の悩みを丁寧に聞いてほしい方は、まず当社へのご相談もご検討ください。



dodaは転職サイトとエージェントの両方の機能を持つユニークなサービスです。自分でも求人を探しつつ、プロのサポートも受けたい方におすすめです。
転職エージェントを利用する前に確認すべきチェックリスト
エージェントに登録する前に、以下の項目を確認しておくと、スムーズに転職活動を進められます。
- 転職の目的と優先順位を明確にしている
- 希望条件(年収・勤務地・職種など)を整理している
- 転職希望時期の目安がある
- 自分のスキル・経験の棚卸しをしている
- 複数のエージェントを比較検討する心構えがある
すべてを完璧に準備する必要はありませんが、「なぜ転職したいのか」「どんな仕事に就きたいのか」だけでも整理しておくと、面談がスムーズに進みます。



準備が完璧でなくても問題ありません。面談の中で一緒に整理していきますので、「まだ何もわからない」という状態でも大丈夫です。お気軽にお越しください。


転職エージェントの利用に不安がある方からキャリアアドバイザーによくある質問
Q: 転職エージェントに登録したら、必ず転職しないといけませんか?
A: 登録したからといって、必ず転職する必要はありません。情報収集やキャリアの相談だけでも利用できます。当社でも「まだ転職するか決めていない」という段階でご相談いただく方は多くいらっしゃいます。
Q: エージェントの利用に費用はかかりますか?
A: 求職者の方は完全無料で利用できます。費用は採用する企業側が負担する仕組みのため、面談、求人紹介、書類添削、面接対策のすべてを無料で受けられます。
Q: 担当者と合わなかった場合はどうすればいいですか?
A: 担当者の変更を依頼してください。多くのエージェントでは担当変更に対応しています。当社でも、求職者との相性を重視しており、遠慮なくお申し出いただければ対応いたします。
Q: 複数のエージェントに登録しても問題ありませんか?
A: 複数登録は全く問題ありません。むしろ2〜3社に登録して比較することをおすすめしています。それぞれのエージェントの強みを活かすことで、より幅広い選択肢の中から最適な転職先を見つけやすくなります。
Q: 経歴やスキルに自信がなくても利用できますか?
A: もちろん利用できます。当社は20代で未経験の方を中心に支援しており、経歴に自信がない方のサポートを得意としています。面談を通じて、ご自身でも気づいていない強みを一緒に見つけていきます。
Q: 転職エージェントを途中で辞めることはできますか?
A: いつでも利用を中止できます。退会の手続きも簡単で、違約金などは一切かかりません。「やっぱり今のタイミングではない」と感じた場合は、遠慮なくお伝えください。



どんな小さな疑問でも、面談の場でお気軽にご質問ください。不安を解消してから転職活動を始めることが、成功への第一歩です。
まとめ|「やめとけ」の声に惑わされず自分に合ったエージェント選びを
転職エージェントには構造的な課題がある一方で、正しく活用すれば転職成功の大きな力になります。この記事のポイントを振り返りましょう。
- 「やめとけ」と言われる理由には一定の根拠があるが、すべてのエージェントに当てはまるわけではない
- エージェントの収益構造を理解した上で、自分に合ったサービスを選ぶことが重要
- 複数のエージェントに登録して比較し、相性の良い担当者を見つける
- 希望条件を具体的に伝え、紹介された求人も自分で確認する
- 向いている人・向いていない人の特徴を理解し、自分に合った転職手段を選ぶ



「やめとけ」という声に不安を感じている方も、まずは一度ノビルキャリアにご相談ください。無理に転職を勧めることは絶対にありません。あなたのペースで、一緒にキャリアを考えていきましょう。


