未経験から経理に転職できる?成功するための方法と必要なスキル・資格を解説

「未経験だけど経理に転職できるのだろうか…」
経理は専門性が高い職種というイメージから、未経験からの転職は難しいと思われがちです。しかし実際には、簿記資格の取得やExcelスキルの習得など、適切な準備をすれば未経験からでも経理への転職は十分に可能です。
この記事では、未経験から経理に転職するための具体的な方法、必要な資格やスキル、採用されやすい人の特徴、志望動機の書き方まで、経理未経験者が知っておくべきすべてを網羅的に解説します。
この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、経理未経験からの転職支援を数多く行ってきた経験をもとに執筆しています。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

未経験から経理に転職できるのか
結論から言えば、未経験から経理に転職することは可能です。ただし、すべてのポジションに未経験から就けるわけではなく、年代や条件によって採用のされやすさは異なります。ここでは、求人データや採用の実態をもとに解説します。
未経験OK求人の実態
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、事務的職業の有効求人倍率は全職種平均と比較して低い水準にあります。これは事務職全体の人気の高さを示していますが、経理に限定すると、未経験歓迎の求人は中小企業やベンチャー企業を中心に一定数存在しています。
【参考】厚生労働省|一般職業紹介状況(職業安定業務統計)
特に「経理補助」「経理アシスタント」といったポジションでは、簿記3級程度の資格があれば未経験でも応募可能な求人が多く見られます。企業側も人手不足を背景に、ポテンシャル採用に積極的な傾向が続いています。
採用されやすい年代・条件
未経験から経理に採用されやすいのは、20代前半から20代後半の求職者です。企業側は長期的に育成することを前提としているため、若い世代ほどポテンシャル採用の対象になりやすい傾向があります。
- 20代前半:簿記3級があれば経理アシスタントとして採用されやすい
- 20代後半:簿記2級があると経理担当として採用される可能性が高まる
- 30代前半:簿記2級に加え、関連する事務経験があれば採用の可能性がある
未経験では難しいポジション
一方で、未経験からの転職が難しいポジションもあります。連結決算や税務申告、管理会計など高度な専門知識と実務経験が求められるポジションは、未経験での採用はほぼ不可能です。まずは日次・月次業務から経験を積み、段階的にキャリアアップしていくのが現実的なルートです。
阿部 翔大未経験から経理を目指す場合、最初から経理部長や連結決算担当を目指すのではなく、まず経理アシスタントとして入社し、実務経験を積みながらステップアップしていく方法が最も確実です。焦らず着実にキャリアを築いていきましょう。
未経験から経理に採用されやすい人の特徴
経理未経験でも採用される人には共通した特徴があります。以下に該当する方は、未経験でも経理への転職を実現できる可能性が高いです。
簿記2級または3級の保有者
簿記資格は経理職への転職において最も重要な資格です。簿記3級は経理の基礎知識を証明でき、簿記2級は商業簿記・工業簿記の実務レベルの知識があることを示せます。未経験者が経理に転職する際、簿記資格の有無は書類通過率に大きく影響します。
Excelスキルが高い人
経理業務ではExcelを日常的に使用します。VLOOKUP、IF関数、ピボットテーブルなどの関数操作ができると、実務にスムーズに入れる人材として評価されます。前職でExcelを使った業務経験があれば、積極的にアピールしましょう。
数字や細かい作業が得意な人
経理は1円単位の正確さが求められる仕事です。数字を扱うことに苦手意識がなく、細かい作業をコツコツ続けられる性格の人は経理の適性が高いと言えます。前職でデータ入力や在庫管理、売上集計などの経験がある方は、経理への適性をアピールしやすいです。



経理に向いているかどうかは、実は「数学が得意か」よりも「正確にコツコツ作業できるか」が重要です。四則演算と関数が使えれば十分ですので、数学が苦手だった方も安心してください。
20代でポテンシャルがある人
20代は未経験転職において最も有利な年代です。企業側は「これから育てていける」「長く働いてもらえる」という期待から、20代の未経験者を積極的に採用する傾向があります。簿記資格の取得意欲や学ぶ姿勢を見せることで、経験不足をカバーできます。
他の事務職を経験している人
一般事務、営業事務、総務事務など他の事務職の経験者は、オフィスワークの基本スキルがすでに身についているため、経理への転職がスムーズです。特にデータ入力や書類管理、社内調整の経験は経理でも直接活かせるスキルです。



未経験から経理に転職した方の約半数は、他の事務職からのキャリアチェンジです。事務経験がある方は「PC操作」「正確な書類作成」「社内コミュニケーション」など、経理に直結するスキルを持っています。自信を持ってアピールしてください。
未経験から経理を目指すために取得すべき資格
経理未経験者が転職を成功させるうえで、資格は「本気度」と「基礎知識」を同時にアピールできる最強のツールです。以下の資格を優先順位の高い順に紹介します。
日商簿記3級
日商簿記3級の概要と取得メリット
日商簿記3級は、経理の基礎知識を証明する入門資格です。仕訳・勘定科目・試算表の作成など、経理業務の土台となる知識を体系的に学べます。合格率は約40%前後で、独学でも1〜2ヶ月の学習で取得可能です。
未経験者の経理転職では最低限持っておきたい資格であり、取得していない場合は「経理への本気度が低い」と判断されることもあります。
日商簿記2級
日商簿記2級の概要と転職での評価
日商簿記2級は商業簿記と工業簿記の両方をカバーしており、実務レベルの経理知識を証明できます。合格率は約20〜30%前後で、3級取得後3〜6ヶ月の学習期間が目安です。
簿記2級を持っていると、未経験でも「経理担当」として採用される可能性が大きく広がります。特に中小企業では、簿記2級保有者を即戦力候補として評価するケースが多いです。



簿記2級を持っていると書類通過率が格段に上がります。まだ取得していない方は、転職活動と並行して勉強を進めるのがおすすめです。「勉強中」と伝えるだけでも、学ぶ意欲のアピールになります。
MOS Excel
MOS Excelが経理転職で評価される理由
MOS(Microsoft Office Specialist)のExcel資格は、Excelの操作スキルを客観的に証明できる資格です。経理ではExcelを毎日使用するため、MOS Excelを取得しておくと「即戦力としてExcelが使える」ことをアピールできます。
特にExpert(上級)レベルを取得していると、マクロやピボットテーブルなどの高度な機能を使いこなせることが証明でき、採用時の評価はさらに高まります。
建設業経理士
建設業経理士のニッチな強み
建設業経理士は建設業界に特化した経理資格です。建設業界は経理人材が慢性的に不足しており、建設業経理士2級を持っていると未経験でも採用される可能性があります。建設業界に興味がある方は、取得を検討する価値があります。



資格取得の優先順位は「簿記3級→簿記2級→MOS Excel」の順です。建設業経理士は建設業界を狙う場合に追加で取得するとよいでしょう。まずは簿記3級から始めて、転職活動と並行して2級の取得を目指してください。


未経験経理の仕事内容と求められるスキル
経理の仕事は大きく「日次業務」「月次業務」「年次業務」に分かれます。未経験者はまず日次業務から担当し、経験を積みながら段階的に月次・年次業務へステップアップしていくのが一般的です。
日次業務の内容
日次業務は経理のなかで最も基本的な業務であり、未経験者が最初に任される領域です。
- 伝票起票・仕訳入力(売上・仕入・経費の記帳)
- 経費精算の確認・処理
- 入出金管理・預金残高の照合
- 請求書・領収書の管理・ファイリング
月次業務の内容
月次業務は1ヶ月単位で行う業務で、入社後半年〜1年程度で任されることが多いです。
- 月次決算の補助(売掛金・買掛金の管理)
- 試算表の作成・チェック
- 給与計算・社会保険料の処理
- 銀行との取引明細照合
年次業務の内容
年次業務は経理のなかで最も専門性が高く、通常2〜3年以上の実務経験を積んだ後に担当する業務です。
- 年次決算書類の作成
- 確定申告・法人税申告の補助
- 税理士・監査法人との連携
- 予算策定・経営分析資料の作成



未経験で入社した場合、まず日次業務からスタートし、月次業務→年次業務と段階的にステップアップしていきます。焦らず基礎固めをすることが、経理としての長期的なキャリアアップに繋がります。
使用頻度の高い会計ソフト
経理業務では会計ソフトを日常的に使用します。未経験の段階ですべてのソフトに習熟している必要はありませんが、代表的なソフトの名前と特徴を知っておくと面接でプラスに働きます。
経理で使用される主要会計ソフト
未経験から経理に転職しやすい業界・企業規模
未経験から経理に転職する際、業界や企業規模によって採用のされやすさは大きく異なります。自分の状況に合った企業を選ぶことが、転職成功の近道です。
中小企業・ベンチャーが未経験経理を採用する理由
中小企業やベンチャー企業は、経理部門の人数が少なく、1人の担当者が幅広い業務をカバーするのが一般的です。そのため、「育てながら一緒に成長してほしい」という考えから、未経験者を積極的に採用する傾向があります。
また、中小企業の経理は日次業務から年次決算まで一通りの業務を経験できるため、経理としてのスキルを幅広く身につけられるメリットもあります。
業界別の経理業務の特性
業界によって経理業務には以下のような特性があります。自分の興味や前職の経験を活かせる業界を選ぶのも一つの戦略です。
| 業界 | 経理業務の特徴 | 未経験の入りやすさ |
|---|---|---|
| IT・Web | クラウド会計ソフトの導入率が高く、デジタル対応が中心 | 入りやすい |
| 小売・流通 | 売上管理・在庫管理が多く、取引量が多い | 入りやすい |
| 製造業 | 原価計算・工業簿記の知識が求められる | やや難しい |
| 建設業 | 建設業経理士の資格が評価される特殊な業界 | 資格があれば可能 |
| 金融・証券 | 専門性が高く、経験者採用が基本 | 難しい |



未経験から経理に転職するなら、まずはIT・Web業界や小売業界の中小企業を狙うのがおすすめです。クラウド会計ソフトを導入している企業は業務が効率化されており、未経験者でもキャッチアップしやすい環境が整っています。
派遣・契約社員からスタートする方法
正社員での採用が難しい場合、派遣社員や契約社員として経理の実務経験を積む方法もあります。「紹介予定派遣」を活用すれば、最大6ヶ月の派遣期間を経て正社員に登用される可能性があります。
派遣からスタートするメリットは、実務経験がない状態でも経理の仕事に就けること、実際の業務を経験しながら適性を確認できることです。正社員登用実績のある派遣会社を選ぶことがポイントです。



派遣から正社員に登用された方のなかには、派遣期間中に簿記2級を取得して評価が上がり、そのまま正社員として迎え入れられたケースもあります。「まず経験を積みたい」という方には紹介予定派遣も有力な選択肢です。
未経験経理の志望動機・自己PRの書き方
経理未経験者にとって、志望動機と自己PRは選考で最も重要なポイントです。「なぜ経理なのか」を前職の経験と繋げて説得力のあるストーリーにすることが成功のカギです。
前職経験をなぜ経理かに繋げる方法
「なぜ経理を志望するのか」は面接で必ず聞かれる質問です。ポイントは、前職の経験のなかに経理に繋がる要素を見つけ出し、論理的にストーリーを組み立てることです。
前職経験から経理への志望理由に繋げる例
経理への適性をアピールする方法
経理への適性をアピールする際は、以下の3つの要素を盛り込むと効果的です。
- 正確性:「ミスなくデータを処理した」「ダブルチェックを習慣にしていた」などの具体例
- 数字への興味:「売上データの分析が好きだった」「数字で改善策を提案した」などのエピソード
- 学習意欲:「簿記を取得した」「会計の勉強を始めた」などの行動実績



志望動機で最も大切なのは「具体性」です。「経理に興味がある」だけではなく、「前職で月末の売上集計を担当し、1円単位まで正確に合わせることにやりがいを感じた。この経験から経理の道に進みたいと考えた」のように、具体的なエピソードを添えましょう。
志望動機の例文(前職別3パターン)
営業職からの転職例文:
「営業として3年間、法人顧客への提案活動を行ってきました。見積書や売上報告書の作成を通じて、数字を正確に管理し分析する業務に強い関心を持つようになりました。簿記2級を取得したことで経理の基礎知識を身につけ、今後は経理の専門職として企業の経営を数字で支えたいと考え、志望いたしました。」
販売職からの転職例文:
「アパレル販売員として2年間勤務し、毎日のレジ締め・売上日報・棚卸し業務を担当していました。数字を扱う作業が得意で、ミスなくレジを締めることに達成感を感じていました。簿記3級を取得し、経理の基礎を学ぶなかで、より専門的に数字を扱う経理の仕事に就きたいと考えるようになりました。」
一般事務からの転職例文:
「一般事務として2年間、請求書の発行や入金確認の補助業務を担当してきました。経理部門との連携業務を通じて経理の仕事に興味を持ち、簿記2級を取得しました。事務職で培ったExcelスキルと正確なデータ管理能力を活かし、経理の専門職としてキャリアアップしたいと考えています。」
未経験経理への転職でよくある失敗パターン
未経験から経理への転職を目指す方が陥りやすい失敗パターンを紹介します。事前に失敗パターンを知っておくことで、同じ過ちを避けて転職活動を有利に進められます。
資格なしで経理に応募してしまう
経理は専門性が求められる職種のため、簿記資格なしでの応募は書類選考で落とされる可能性が非常に高いです。「未経験歓迎」と記載されている求人であっても、簿記3級程度の資格は持っていることが前提条件となっているケースがほとんどです。
最低でも簿記3級を取得してから応募を始めることを強くおすすめします。
最初から大手企業の経理に応募してしまう
大手企業の経理部門は応募者が多く、経験者優遇の傾向が非常に強いため、未経験者が内定を獲得するのは極めて困難です。大手企業の経理は業務が細分化されており、即戦力が求められるのが一般的です。
まずは中小企業やベンチャー企業で2〜3年の実務経験を積み、その後に大手企業へステップアップする戦略が現実的です。



「大手に行きたい」という気持ちはわかりますが、未経験の段階で大手経理に挑戦しても書類で落とされ続け、モチベーションが下がってしまうケースを多く見てきました。まずは中小企業で経験を積み、2〜3年後に大手を狙う方が結果的に近道です。
エージェントを使わず自分だけで探してしまう
経理の求人は非公開求人が多く、転職サイトだけでは選択肢が限られます。また、未経験者にとっては「自分に合った求人の見極め」「志望動機の作成」「面接対策」をすべて一人で行うのは非常にハードルが高いのが現実です。
転職エージェントを活用すれば、非公開求人の紹介に加えて、書類添削や面接対策のサポートも受けられます。未経験からの経理転職こそ、プロのサポートを受けるべきです。



失敗パターンの共通点は「準備不足」と「戦略のなさ」です。簿記の取得、中小企業から始めるステップアップ戦略、エージェントの活用、この3つを押さえるだけで転職成功の確率は大きく上がります。
未経験から経理に転職した事例
実際に当社にご相談いただき、未経験から経理への転職に成功した方の事例をご紹介します。
営業職3年・26歳が中小企業の経理に転職した事例
法人営業として3年間勤務していたAさん(26歳・男性)。「数字を扱う仕事は好きだが、営業のノルマに疲れた」という悩みで当社にご相談いただきました。面談では、営業時代に担当していた売上管理や見積書作成の経験を「数字への正確さ」としてアピールできるよう志望動機を整理しました。
転職活動と並行して簿記2級を取得し、製造業の中小企業の経理として内定を獲得。現在は日次業務を中心に経験を積みながら、月次決算にも携わるようになっています。年収は前職と同水準でスタートしましたが、残業時間は月30時間から月10時間に大幅に減少しました。
販売職2年・23歳がベンチャー企業の経理アシスタントに転職した事例
アパレルショップの販売員として2年間勤務していたBさん(23歳・女性)。「土日休みで安定した仕事に就きたい」「数字を扱う仕事に興味がある」という希望で当社にご応募いただきました。
面談では、販売員時代の売上日報作成・棚卸し業務・レジ締めの経験を「数字管理への正確さと責任感」として言語化し、志望動機に反映しました。簿記3級を取得済みだったため、IT系ベンチャー企業の経理アシスタントとして内定を獲得。クラウド会計ソフト(freee会計)を使った日次業務からスタートし、入社3ヶ月で経費精算のチェック業務も任されるようになりました。



お二人に共通しているのは、「前職の経験を経理に繋げるストーリー」をしっかり準備してから応募したことです。経理未経験であっても、前職の経験を正しく翻訳すれば、採用担当者に響く志望動機が作れます。
私たちノビルキャリアについて|未経験経理への転職支援にかける思い
私たちは、「経理未経験だけど転職したい」「簿記は取ったけど実務経験がなくて不安」という方が、自分の強みを活かして経理職への転職を実現できるようサポートすることを使命としています。
これまで10,000名以上の転職をサポートしており、内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。対応エリアは東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・埼玉・愛知・千葉・広島など全国主要都市に対応しています。
当社の支援実績
当社の支援実績データ
実際の面談で行っていること
経理未経験からの転職を希望する方の面談では、前職の経験を経理職にどう繋げるかを一緒に整理し、採用担当者に響く志望動機を作成するところまでサポートしています。
- 前職経験の棚卸しと経理職への適性診断
- 簿記資格の学習状況や数字管理の経験を言語化するサポート
- 面接での受け答えやオンライン面接の対策までフォロー
当社が向いている方
- 経理未経験で志望動機の書き方がわからない方
- 簿記は取得したが実務経験がなくて不安な方
- 書類添削から面接対策まで一貫してサポートしてほしい方
当社が合わない可能性がある方
すでに経理の実務経験があり、年収アップやキャリアアップを目的とした転職を希望する方には、当社のサポートが手厚すぎると感じるかもしれません。



「経理未経験で何をアピールすればいいかわからない」という相談は非常に多いですが、面談で前職の経験を整理すると、ほとんどの方が経理に繋がる強みを見つけられます。まずはお気軽にご相談ください。
転職活動を始めるなら、まず私たちに相談してください|事務転職に強いエージェント
経理への転職を考えているなら、まず私たちにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを3社ご紹介します。
当社以外にも、あなたの状況に合ったエージェントをご紹介します。
20代・未経験の方にあわせて紹介したいエージェント
経理未経験からの転職を目指す20代の方には、以下のエージェントもあわせて検討してみてください。
未経験から経理に関するよくある質問
Q: 簿記なしでも経理に転職できますか?
A: 簿記なしでの経理転職は非常に難しいです。「未経験歓迎」の求人であっても、簿記3級程度の基礎知識は求められるケースがほとんどです。まずは簿記3級を取得してから転職活動を始めることをおすすめします。取得には1〜2ヶ月程度の学習期間が目安です。
Q: 未経験経理の平均年収はどれくらいですか?
A: 未経験から経理に転職した場合、初年度の年収は300万〜350万円程度が相場です。経験を積んで月次・年次決算を担当できるようになると、400万〜500万円以上に上がっていく傾向があります。簿記2級以上の資格を取得し、管理会計や税務の知識を身につけることで年収アップが見込めます。
Q: 30代から未経験で経理に転職できますか?
A: 30代からの未経験経理転職は不可能ではありませんが、20代と比較すると難易度は上がります。30代の場合は簿記2級の取得がほぼ必須条件となり、加えて前職での管理業務やマネジメント経験があると評価されやすくなります。派遣社員として経理の実務経験を積んでから正社員を目指す方法も有効です。



30代で経理に未経験転職した方も当社には多くいらっしゃいます。20代よりもハードルは高くなりますが、簿記2級と前職の経験を上手に組み合わせれば道は開けます。まずはご相談ください。
Q: 経理と会計の違いは何ですか?
A: 経理は企業内部のお金の流れを管理する業務(仕訳・決算・税務申告など)を指します。一方、会計はより広い概念で、企業の財務状況を記録・報告する活動全般を含みます。求人票では「経理」「経理事務」「会計事務」などの表記がありますが、実務内容はほぼ同じケースが多いです。
Q: 派遣から正社員の経理になれますか?
A: はい、派遣から正社員の経理になることは可能です。特に「紹介予定派遣」を利用すれば、最大6ヶ月の派遣期間を経て正社員に登用される制度があります。派遣期間中に実務経験を積めるため、未経験者にとっては正社員への近道となる可能性があります。
Q: 転職エージェントに未経験の経理求人を紹介してもらえますか?
A: はい、紹介してもらえます。転職エージェントには転職サイトに掲載されていない非公開求人が多数あり、未経験歓迎の経理求人も含まれています。特に事務職の転職に強いエージェントを選ぶと、経理の求人を効率的に紹介してもらえます。



よくある質問を見て「自分でも経理に転職できるかも」と感じた方は、ぜひ行動に移してみてください。簿記の勉強を始める、エージェントに相談するなど、小さな一歩が大きな転機になります。


まとめ|未経験から経理への転職は準備次第で実現できる
未経験から経理への転職は、適切な準備と戦略的なアプローチがあれば十分に実現可能です。この記事で解説したポイントを振り返ります。
- 未経験から経理への転職は可能だが、簿記資格の取得がほぼ必須
- 簿記3級は最低限、簿記2級があれば採用の幅が大きく広がる
- 中小企業やベンチャー企業から経験を積むのが最も現実的なルート
- 前職の経験を経理に繋げる志望動機のストーリーが合否を分ける
- 転職エージェントを活用して非公開求人の紹介と選考対策を受ける



未経験から経理への転職は、正しい準備をすれば十分に実現できます。「何から始めればいいかわからない」という方は、ノビルキャリアにご相談ください。簿記の取得スケジュールから志望動機の作成、求人紹介まで一貫してサポートいたします。一人で悩まず、まずは気軽にお話しましょう。






