繁忙期に退職を申し出ても大丈夫?伝え方・タイミング・円満退職のコツを解説

「繁忙期に辞めたいなんて言えない」「忙しい時期に退職を切り出すのは迷惑なのではないか」と、罪悪感を抱えていませんか?

繁忙期だからこそ辞めたいと感じるのは、決しておかしなことではありません。厚生労働省の令和5年雇用動向調査によると、離職理由として「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」を挙げた男性は9.1%にのぼります。忙しさが退職のきっかけになるのは珍しいことではないのです。

【参考】厚生労働省|令和5年雇用動向調査結果の概況

この記事では、繁忙期に退職を申し出ることへの不安や罪悪感を解消するために、法律上の根拠や円満退職のコツ、伝え方の具体例をキャリアアドバイザーの視点からお伝えします。「辞めたいけど言えない」と悩んでいる方が、前に進むためのヒントになれば幸いです。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、繁忙期の退職に悩む方の転職支援を数多くサポートしてきた経験をもとに執筆しています。

この記事の監修者

株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント

阿部 翔大

目次

繁忙期に退職を申し出るのは本当に迷惑なのか

阿部 翔大

「忙しい時期に辞めるなんて迷惑だ」と自分を責めてしまう気持ち、よくわかります。ですが、退職のタイミングに完璧な正解はありません。あなたが悩んでいること自体が、職場を大切にしてきた証拠ですよ。

結論から言えば、繁忙期に退職を申し出ること自体は、法律上も道義上も問題ありません。確かに、忙しい時期に人が抜けれることは会社にとって負担になりやすい面はあります。しかし、退職は労働者に認められた正当な権利であり、繁忙期だからといって退職が制限されることはないのです。

弁護士法人mamoriが2025年に実施した調査では、「人手不足や忙しさで辞めづらい空気がある」と感じている人が28.0%にのぼることがわかっています。つまり、繁忙期の退職に罪悪感を感じるのはあなただけではありません。

【参考】弁護士法人mamori|退職に関する意識調査(2025年)

そもそも「迷惑をかけたくない」という気持ちで退職を先延ばしにし続けると、あなた自身のキャリアや心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。人員の補充は会社の責任であり、あなた一人が抱え込むべき問題ではありません。

阿部 翔大

繁忙期に退職を考えること自体を「悪いこと」と思わないでください。あなたの人生やキャリアはあなたのものです。罪悪感を感じるのは自然ですが、それで自分の将来を犠牲にする必要はありませんよ。

繁忙期でも退職できる法律上の根拠|2週間前告知ルールを解説

阿部 翔大

法律の知識があると、不安がかなり和らぎます。「本当に辞められるのか」と心配な方は、まずこの法律上のルールを押さえておくと安心ですよ。

繁忙期であっても、退職は法律で保障された労働者の権利です。ここでは、退職に関する法律上の根拠を整理します。

民法第627条|2週間前の申し入れで退職できる

民法第627条では、雇用期間の定めがない場合(正社員など)、退職の申し入れから2週間が経過すれば、雇用契約は自動的に終了すると定められています。これは繁忙期であっても変わりません。会社側が「今は忙しいから辞められない」と主張しても、法的にはその主張に拘束力はないのです。

就業規則と法律の関係|どちらが優先されるのか

多くの会社の就業規則には「退職の1ヶ月前までに届け出ること」といった規定があります。しかし、民法の定めは就業規則に優先すると考えられており、法律上は2週間前の告知で退職することが可能です。ただし、円満退職を目指すのであれば、就業規則に沿って余裕を持って伝える方が望ましいでしょう。

有期雇用契約の場合の注意点

契約社員やパートなど有期雇用契約の場合は、原則として契約期間中の退職は「やむを得ない事由」がなければ認められません。ただし、契約期間が1年を超えている場合は、1年経過後からいつでも退職を申し入れることが可能です(労働基準法第137条)。体調不良やハラスメントなど正当な理由がある場合も、期間途中の退職が認められる可能性があります。

繁忙期に退職を申し出ても問題ない5つの理由

阿部 翔大

「繁忙期に辞めるのは非常識」と思い込んでいる方が多いですが、そう感じる必要はありません。ここで挙げる5つの理由を読むことで、気持ちが少し軽くなるのではないかと思います。

繁忙期だからといって退職を諦める必要はありません。以下の5つの理由から、繁忙期の退職は決して非常識ではないと言えます。

理由1. 退職は法律で認められた権利である

前述のとおり、退職は民法第627条で保障された労働者の正当な権利です。繁忙期であることを理由に退職を拒否することは、法律上認められていません。

理由2. 繁忙期は会社都合であり、あなたの責任ではない

繁忙期の発生は会社の事業サイクルや経営判断によるものです。繁忙期に十分な人員を確保できていないのは会社のマネジメントの問題であり、あなた個人が責任を感じる必要はありません

理由3. 繁忙期を待っていたらいつまでも辞められない

業種や職種によっては、繁忙期と閑散期が明確に分かれていないこともあります。「繁忙期が終わったら辞めよう」と思っていても、次の繁忙期がすぐにやってきて、結局辞められないまま何年も経過してしまうケースは少なくありません。

理由4. 体調を崩してからでは遅い

過度なストレスや長時間労働が続く繁忙期に無理を重ねると、心身の不調をきたすリスクがあります。退職を先延ばしにした結果、体調を崩して長期離脱を余儀なくされるケースもあるため、自分の健康を最優先に考えることが大切です

理由5. 転職市場にはタイミングがある

転職市場には求人が増える時期と減る時期があります。繁忙期を避けて退職しようとするうちに、希望する業界や職種の求人を逃してしまう可能性もあります。キャリアの選択肢を広げるためにも、転職市場の動向を見ながら適切なタイミングで動き出すことが重要です。

阿部 翔大

「みんなに迷惑をかけたくない」という気持ちは素晴らしいですが、あなた自身を犠牲にしてまで会社に尽くす必要はありません。自分の健康とキャリアを守ることは、わがままではなく正当な判断ですよ。

繁忙期に退職を切り出す最適なタイミングと場所

阿部 翔大

退職を伝えるタイミングや場所を少し工夫するだけで、上司の受け取り方が大きく変わります。事前に段取りを考えておくと、当日の緊張も和らぎやすいですよ。

繁忙期に退職を切り出す際は、タイミングと場所に配慮することで、よりスムーズに話を進められます。以下のポイントを押さえておきましょう。

繁忙期のピークを外して伝える

可能であれば、繁忙期のピークのタイミングを避け、少し落ち着いた時間帯や週の前半を選ぶのがおすすめです。たとえば月末の締め作業が集中する日を避け、月初や週明けの比較的余裕がある時間に切り出すと、上司も落ち着いて話を聞きやすくなります。

業務時間外や個室で1対1の場を設ける

退職の話はプライベートな内容であるため、周囲に人がいない環境で伝えるのが基本です。上司に「少しお時間をいただけますか」と事前にアポイントを取り、会議室など落ち着いた場所で1対1の場を設けましょう。

退職希望日から逆算して伝える時期を決める

法律上は2週間前で退職が可能ですが、円満退職を目指す場合は退職希望日の1ヶ月〜1ヶ月半前に伝えるのが一般的です。引き継ぎや後任の手配に必要な期間を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

繁忙期に退職を伝えるときの言い方と例文3選

阿部 翔大

退職を伝える言葉選びに悩む方は非常に多いです。完璧な言い方を目指す必要はありませんが、感謝と誠意が伝わる表現を選ぶと、上司の受け止め方がぐっと変わりますよ。

繁忙期に退職を伝える際は、会社への配慮を示しつつ、退職の意思を明確に伝えることが重要です。以下に3つの場面別の例文を紹介します。

例文1. キャリアアップを理由にする場合

「お忙しい中お時間をいただきありがとうございます。突然で大変恐縮ですが、退職のご相談をさせていただきたく、お時間をいただきました。以前から関心のあった分野でキャリアを積みたいという思いが強くなり、退職を決意いたしました。繁忙期にこのようなお話で申し訳ございませんが、引き継ぎについてはしっかり対応させていただきたいと考えております。」

例文2. 体調面を理由にする場合

「お時間をいただきありがとうございます。実は体調面で少し不安を感じており、今後の働き方を見直したいと考えるようになりました。大変申し訳ないのですが、退職を視野に入れてご相談させていただければと思います。繁忙期中にご負担をおかけすることは承知しておりますので、引き継ぎは丁寧に進めさせていただきます。」

例文3. 家庭の事情を理由にする場合

「お忙しいところ恐れ入ります。家庭の事情により、今の勤務体系を続けることが難しくなりました。繁忙期のタイミングで大変心苦しいのですが、退職をお願いしたく存じます。退職日については、業務の引き継ぎが十分にできるよう、ご相談させていただければ幸いです。」

退職を伝えることへの不安が強い方は、以下の記事も参考にしてみてください。

繁忙期の退職で円満に進めるための配慮ポイント5つ

阿部 翔大

円満退職を実現するためには、ちょっとした心配りが大きな違いを生みます。最後まで誠実に対応することで、退職後も良い関係を保ちやすくなりますよ。

繁忙期に退職する場合でも、以下の5つのポイントに配慮することで円満に進められる可能性が高まります。

ポイント1. 退職の意思は直属の上司に最初に伝える

退職の話は、まず直属の上司に伝えるのがビジネスマナーです。同僚や他部署の人に先に話してしまうと、上司の面子を潰してしまい、その後の退職手続きがスムーズに進まなくなる可能性があります。

ポイント2. 引き継ぎ資料を事前に準備しておく

退職を伝える前に、担当業務の引き継ぎ資料をある程度準備しておくと、上司に誠意が伝わりやすくなります。業務の手順書やクライアント情報の整理など、後任がスムーズに業務を引き継げるようにしておきましょう。

ポイント3. 退職日は上司と相談して決める姿勢を見せる

「○月○日に辞めます」と一方的に伝えるよりも、「退職日については業務の状況を考慮してご相談させてください」と伝える方が、円満に進みやすい傾向があります。最終的に退職日を決める権利はあなたにありますが、歩み寄りの姿勢を見せることが大切です。

ポイント4. 繁忙期中の業務には最後まで責任を持つ

退職が決まった後も、在籍している間は目の前の業務に責任を持って取り組む姿勢が重要です。「どうせ辞めるから」という態度は周囲に伝わりやすく、円満退職の妨げになります。

ポイント5. お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える

退職の際に、お世話になった上司や同僚に感謝の気持ちを言葉で伝えることは、良好な関係を保つために非常に大切です。退職後も同じ業界で働く可能性がある場合はなおさら、最後の印象を大切にしましょう。

繁忙期の退職で引き止めにあったときの対処法

阿部 翔大

引き止めにあうと「やっぱり辞めない方がいいのかな」と気持ちが揺れてしまいますよね。でも、引き止めに応じて後悔する方は少なくありません。自分の意思を大切にしてくださいね。

繁忙期に退職を伝えると、上司から強い引き止めにあうことがあります。ここでは、よくある引き止めパターンと対処法を解説します。

パターン1.「繁忙期が終わるまで待ってほしい」

最もよくある引き止めパターンです。この場合、退職日を多少調整する余地があるなら歩み寄りを見せるのも一つの方法です。ただし、具体的な退職日を示さずに「繁忙期が終わるまで」と曖昧にされた場合は、いつまでも退職できない可能性があるため注意が必要です

パターン2.「給与や待遇を改善するから残ってほしい」

退職理由が給与や待遇への不満であっても、引き止めのために提示された条件が実際に履行されるとは限りません。口約束だけで残留を決めてしまい、結局条件が変わらなかったという事例は珍しくありません。

パターン3.「後任が見つかるまで辞めないでほしい」

後任の採用や育成は会社側の責任であり、あなたが退職を延期する義務はありません。引き継ぎへの協力姿勢を示しつつ、退職日は当初の予定どおりに進めたいと丁寧に伝えましょう。

パターン4.「退職届を受理しない」と言われた場合

退職届の受理を会社が拒否することは法的に認められていません。口頭で伝えても退職の意思表示として有効ですが、証拠を残すために退職届を内容証明郵便で送付する方法もあります。どうしても話が進まない場合は、労働基準監督署や退職代行サービスへの相談も検討しましょう。

阿部 翔大

引き止めにあって辛い思いをしている方を、私はたくさん見てきました。退職の意思が固まっているなら、その気持ちを大切にしてください。一人で対処するのが難しければ、専門家に相談するのも立派な選択肢ですよ。

繁忙期に退職代行を使うのはアリか|メリットと注意点

阿部 翔大

「どうしても自分では切り出せない」という場合、退職代行を選択肢に入れるのは決して逃げではありません。自分の心身を守るための手段として、冷静に検討してみてくださいね。

繁忙期に退職を申し出るのが精神的にどうしても難しい場合、退職代行サービスの利用を検討する方もいます。ここでは、退職代行のメリットと注意点を解説します。

退職代行を使うメリット

  • 上司と直接話す必要がなく、精神的な負担が軽減される
  • 即日退職が実現するケースもあり、繁忙期の長期拘束を避けられる
  • 弁護士監修のサービスなら、未払い残業代や有給休暇の交渉も可能

退職代行を使う際の注意点

退職代行サービスにはさまざまな事業者があり、中には非弁行為(弁護士資格がないのに法律事務を行うこと)に該当するリスクのあるサービスも存在します。利用する際は、弁護士や労働組合が運営しているサービスを選ぶことをおすすめします。また、退職代行を使うと会社との関係が一方的に終了するため、円満退職を重視する方には向かない場合もあります。

私たちノビルキャリアについて|繁忙期でも次のキャリアへ踏み出す方を支援します

阿部 翔大

繁忙期の退職に悩んでいる方は、退職後の転職先が見えないことも不安の一因になっていることが多いです。私たちは、そうした不安を一つひとつ解消するお手伝いをしています。

私たちは、「今の環境を変えたい」と思った方が、一歩を踏み出せるように全力でサポートすることをミッションにしています。繁忙期で退職を言い出せず悩んでいる方にも、次のキャリアを見据えた転職支援を行っています。

これまでに10,000名以上の転職を支援してきた実績があり、内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・埼玉・愛知・千葉・広島など全国の主要都市に対応しており、オンライン面談にも対応しています。

当社の支援実績

当社の支援実績

10,000名+
総支援人数
24.7歳
内定承諾者の平均年齢
約85%
20代の支援者割合

実際の面談で行っていること

私たちの面談では、退職理由の整理から次のキャリアの方向性まで、一人ひとりの状況に合わせて丁寧にサポートしています。繁忙期で退職を迷っている方にも、まずは現状を整理するところから一緒に考えます。

  • 経歴の棚卸しと一貫性のある志望動機の整理
  • 退職理由の言語化サポートと面接での伝え方アドバイス
  • 逆質問の準備やオンライン面接の形式的なアドバイスまでフォロー

当社が向いている方

  • 繁忙期の退職に不安を感じていて、次の転職先を決めてから辞めたい方
  • 退職後のキャリアについて一から相談したい方
  • 20代で未経験の業界・職種にチャレンジしたい方
  • 求人の数より、自分に合った企業を丁寧に紹介してほしい方

当社が合わない可能性がある方

30代後半以降の方や、すでに専門的なスキル・経験をお持ちで管理職・ハイクラス転職を目指す方は、当社よりもハイクラス特化型のエージェントの方が適している場合があります。

阿部 翔大

繁忙期の退職に悩んでいる方にこそ、早めのご相談をおすすめしています。退職前でも「まだ辞めるか決めていない」という段階でも構いません。一緒に次のキャリアを考えましょう。

次のキャリアに悩んだら、まず私たちに相談してください|併用がおすすめのエージェント

阿部 翔大

転職エージェントは1社だけに絞る必要はありません。複数のエージェントを併用することで、より多くの求人に出会える可能性が広がりますよ。

繁忙期でも転職を考えているなら、まず私たちノビルキャリアにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを2社ご紹介します。

ハタラクティブ|20代中心・内定率80%以上

ハタラクティブは、20代のフリーター・既卒・第二新卒を中心に、未経験OKの求人を多数保有しているエージェントです。最短2週間での内定実績があり、繁忙期に退職してすぐに次の仕事を見つけたい方にも向いている傾向があります。カウンセリングから面接対策まで一貫したサポートが受けられます。

就職カレッジ|研修付きサポート体制

就職カレッジは、就職活動に不安がある方に向けた研修プログラムを提供しているエージェントです。ビジネスマナーや面接対策の研修を受けたうえで、書類選考なしで企業との面接に進める仕組みがあります。退職後のキャリアに不安がある方や、社会人経験が浅い方に特に向いている傾向があります。

転職相談について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

実際にあった相談事例|繁忙期に退職を言い出せず悩んでいた28歳が転職成功するまで

当社にご応募いただいた28歳のAさん(男性)は、飲食業界で店舗スタッフとして4年間勤務していました。年末年始やゴールデンウィークなど繁忙期が多い業界のため、「今辞めたらお店に迷惑がかかる」と感じ、2年近く退職を先延ばしにしていたそうです。慢性的な人手不足もあり、繁忙期が終わってもすぐに次の繁忙期が来るという状況が続いていました。

面談ではまず、Aさんの「辞めたいけど迷惑をかけたくない」という気持ちに寄り添いながら、退職は法律で認められた権利であることをお伝えしました。そのうえで、飲食業界で培った接客スキルやチームマネジメントの経験を棚卸しし、IT企業のカスタマーサクセス職への転職を提案。面接では退職理由を「キャリアアップのため」とポジティブに伝える練習を重ね、約1ヶ月半後に内定を獲得しました。Aさんは「もっと早く相談していればよかった」と笑顔で話してくださいました。

阿部 翔大

繁忙期に退職を踏み出せない気持ちは痛いほどわかります。でも、行動を起こさなければ何も変わりません。まずは気軽に相談するところから始めてみませんか。

キャリアアドバイザー阿部翔大のプロフィールはこちらからご覧いただけます。

退職を言い出しにくい理由の割合(mamori調査・2025年)

退職の意思を伝えることに抵抗を感じる
67.1%
人手不足や忙しさで辞めづらい空気がある
28.0%

※弁護士法人mamori「退職に関する意識調査(2025年)」より作成

【参考】弁護士法人mamori|退職に関する意識調査(2025年)

繁忙期退職の正しい進め方フロー

START:退職を考え始めた
STEP1
退職理由を整理する
STEP2
転職エージェントに相談し、次の転職先を探す
STEP3
引き継ぎ資料を事前に準備する
STEP4
繁忙期のピークを外して上司に退職の意思を伝える
STEP5
退職届を提出し、引き継ぎを丁寧に行う
END:円満退職 → 新しいキャリアへ
まずは無料相談から始める →

繁忙期の退職を考える人からキャリアアドバイザーによくある質問

阿部 翔大

繁忙期の退職に関するご質問は本当に多くいただきます。ここでは特に多い4つの質問にお答えしますので、同じ悩みを持っている方は参考にしてみてくださいね。

Q: 繁忙期に退職すると損害賠償を請求されることはありますか?

A: 通常の退職手続き(2週間前の告知など)を守っている限り、繁忙期に退職したことだけを理由に損害賠償を請求されることは、一般的にはありません。退職は法律で認められた権利であり、正当な手続きを踏んでいれば法的に問題になることは考えにくいです。ただし、無断欠勤や引き継ぎを一切行わないまま突然辞めるなど、著しく信義に反する行為があった場合は例外となる可能性があります。不安な場合は、労働基準監督署や弁護士に相談することをおすすめします。

Q: 繁忙期に退職を伝えたら、退職日まで気まずくなりませんか?

A: 正直に言えば、多少の気まずさを感じることはあるかもしれません。しかし、最後まで業務に責任を持ち、引き継ぎを丁寧に行う姿勢を見せることで、周囲の理解を得やすくなります。退職日までの期間を「最後の恩返し」と捉え、できる限りの貢献をする気持ちで臨むことが大切です。

Q: 繁忙期の退職は転職先の面接で不利になりますか?

A: 繁忙期に退職したこと自体が転職先の面接で不利になることは、ほとんどありません。面接では退職のタイミングよりも、退職理由や志望動機、今後のキャリアビジョンが重視される傾向にあります。「キャリアアップのため」「自分のスキルをより活かせる環境で働きたい」など、前向きな理由を伝えられるように準備しておくと良いでしょう。

Q: 繁忙期に辞めたいのですが、転職先が決まっていません。先に退職しても大丈夫ですか?

A: 可能であれば、在職中に転職活動を始めて、次の転職先が決まってから退職するのが理想的です。収入の空白期間を避けられるだけでなく、精神的にも余裕を持って転職活動に臨めます。ただし、体調面やメンタル面で限界を感じている場合は、無理に在職を続ける必要はありません。まずは転職エージェントに相談して、今後のスケジュールを一緒に考えることをおすすめします。

まとめ|繁忙期でも退職は自分の人生を守るための正当な選択

この記事では、繁忙期に退職を申し出ることへの不安や罪悪感を解消するために、法律上の根拠や円満退職のコツ、伝え方の具体例を解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。

  • 繁忙期に退職を申し出ること自体は法律上も道義上も問題ない
  • 民法第627条により、2週間前の告知で退職は可能
  • 繁忙期の人員確保は会社の責任であり、あなたが罪悪感を持つ必要はない
  • 退職のタイミングや言い方に配慮することで円満退職を目指せる
  • 引き止めにあっても、退職の意思が固まっているなら自分の判断を大切にする
  • 転職先が決まっていない場合は、在職中に転職エージェントに相談するのが効果的
阿部 翔大

繁忙期の退職は罪悪感を感じやすいですが、あなたの人生やキャリアを守るための正当な選択です。一人で抱え込まず、私たちノビルキャリアに気軽にご相談ください。次の一歩を一緒に考えましょう。

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