第二新卒の自己PR例文5選|短い職歴でも採用担当者に刺さる書き方のコツ

「第二新卒の自己PRに何を書けばいいかわからない」「短い職歴でアピールできることがない」と悩んでいませんか。自己PRは、あなたの経験から「何を学び、どう活かすか」を伝える場所です。職歴が短くても、書き方次第で十分に採用担当者の心に響く自己PRは作れます。
この記事では、第二新卒の自己PRの書き方を5つの例文とともに解説します。職種別のテンプレートや、採用担当者に刺さるポイントもお伝えします。
この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、第二新卒の自己PR作成を数多く支援してきた経験をもとに執筆しています。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

第二新卒の自己PRで企業が見ているポイント
企業が第二新卒の自己PRで確認しているのは、華やかな実績ではありません。「この人は仕事にどう向き合うか」「成長する意欲があるか」を見ています。
- 前職の経験から何を学んだか
- 困難にぶつかったときにどう行動したか
- 次の仕事でその経験をどう活かすか
特に第二新卒の場合、企業が気にするのは「継続力」です。私たちの支援データ(弊社調べ)でも、企業からのお見送り理由として「継続力不足への懸念」が挙げられることが多く、自己PRの中で「次の仕事では長く貢献したい」という姿勢を示すことが重要です。
阿部 翔大自己PRって「すごい実績を語る場」だと思っている方が多いんですけど、第二新卒に求められているのはそこじゃないんですよ。「この人と一緒に働きたいな」って思ってもらえるかどうかなんです。等身大の自分を、具体的に伝えることが一番大事ですよ。
自己PRの基本構成と書き方のフレームワーク
第二新卒の自己PRは、以下の3ステップで構成すると伝わりやすくなります。
ステップ1:強みを一言で宣言する
自己PRの冒頭で、自分の強みを一言で述べます。「私の強みは○○です」とシンプルに始めましょう。ここで長い前置きは不要です。
ステップ2:具体的なエピソードで裏付ける
強みを裏付けるエピソードを1つ、具体的に書きます。「いつ」「どこで」「何を」「どう工夫して」「どんな結果が出たか」の5要素を意識しましょう。数字が入ると説得力が増します。
ステップ3:応募先企業での活かし方を示す
最後に、その強みを応募先企業でどう活かすかを述べます。「御社の○○の業務において、この経験を活かして○○に貢献したい」と、入社後の具体的なイメージを伝えましょう。
自己PR作成の3ステップ



このフレームワークに沿って書くだけで、自己PRのクオリティはグッと上がりますよ。僕の面談でも、この3ステップで一緒に整理すると「こうやって書けばよかったんですね」って言ってもらえることが多いです。
第二新卒の自己PR例文5選
ここからは、第二新卒がすぐに使える自己PRの例文を5つ紹介します。自分の経験に近いものを参考に、自分の言葉に置き換えて使いましょう。
例文1:行動力をアピールする自己PR(営業職経験者向け)
私の強みは、目標に対して粘り強く行動する力です。前職の法人営業では、入社直後は成果が出ず苦しい時期がありましたが、毎日30件の架電と週5件の訪問を1年間継続しました。その結果、入社半年で月間売上目標達成率110%を記録し、担当エリアで2位の成績を残しました。御社でも、この行動力と粘り強さを活かして新規開拓に貢献したいと考えています。
例文2:正確性と改善力をアピールする自己PR(事務職経験者向け)
私の強みは、正確性を保ちながら業務を効率化する力です。前職の総務部では月200件の請求書処理を担当し、入力ミス率0.1%以下を維持しました。さらに、手作業で行っていた集計業務をExcel関数で自動化し、作業時間を30%短縮する改善提案を行いました。御社の事務職においても、正確な処理と効率化の視点で業務に貢献したいと考えています。
例文3:コミュニケーション力をアピールする自己PR(接客・販売経験者向け)
私の強みは、お客様のニーズを引き出すヒアリング力です。前職のアパレル販売では、お客様の好みだけでなく着用シーンや予算まで丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うことを心がけました。その結果、個人売上で月間目標を11ヶ月連続達成しました。御社のカスタマーサポートにおいても、この聞く力を活かしてお客様の課題解決に貢献したいと考えています。
例文4:学習意欲をアピールする自己PR(未経験職種への転職向け)
私の強みは、未知の分野でも積極的に学び、成果につなげる学習意欲です。前職では営業職でしたが、業務で使うSalesforceの操作を独学で習得し、チーム内のデータ入力ルールを統一する提案を行いました。現在はITパスポートの資格取得に向けて学習中です。御社のIT部門においても、この学ぶ姿勢を活かして早期にスキルを身につけ、戦力として貢献したいと考えています。
例文5:チームワークをアピールする自己PR(後輩指導経験者向け)
私の強みは、チーム全体の成果を意識しながら行動できる協調性です。前職では入社半年で新人2名のOJT担当を任されました。日々の業務フローをマニュアル化し、質問しやすい環境を意識した結果、2名とも3ヶ月で独り立ちすることができました。御社でも、個人の成果だけでなくチーム全体の底上げに貢献したいと考えています。



例文はあくまで参考として使ってくださいね。そのままコピーしちゃうと、面接で深掘りされたときに答えられなくなりますから。自分の実体験に置き換えて、「僕はこういう経験をしました」って自分の言葉で話せるように準備しておくのが一番大事ですよ。
自己PRでやりがちなNG例と改善ポイント
採用担当者に響かない自己PRには共通パターンがあります。NG例と改善ポイントを確認しておきましょう。
| NG例 | 問題点 | 改善ポイント |
|---|---|---|
| 「コミュニケーション能力があります」 | 抽象的すぎて何も伝わらない | 具体的なエピソード(誰に対して何をしたか)を添える |
| 「やる気だけは負けません」 | 根拠がなく説得力に欠ける | やる気を行動で示した具体例を添える |
| 「前職は○○が嫌で辞めましたが頑張ります」 | 他責感が出ている | 退職理由と自己PRは分けて書く |
| 「御社で成長したいです」 | 企業メリットが不明 | 自分のスキルで何を貢献できるかを書く |
企業からのお見送り理由として「他責感」が挙げられることは多く(弊社調べ)、自己PRの中に前職への不満が混ざると逆効果になります。自己PRは「過去の不満」ではなく「未来への貢献」を語る場所として使いましょう。



「やる気だけは負けません」って自己PR、実はけっこう多いんですよ。気持ちはわかるんですけど、面接官からすると「じゃあ何ができるの?」ってなるんですよね。やる気を「行動」で見せた具体例を一つ入れるだけで、印象がガラッと変わりますよ。
実際にあった相談事例|24歳・IT企業1年で退職した方の自己PR改善
当社にご応募いただいた24歳の男性Eさんは、新卒で入社したIT企業のシステムエンジニアを1年で退職し、「自己PRに何を書けばいいかわからない」という悩みで相談に来られました。
最初の自己PRは「ITスキルを活かして成長したいです」の一文のみ。面談で業務内容を詳しく聞いていくと、テスト工程の自動化ツールを自主的に調べて上司に提案し、チームのテスト工数を20%削減した経験がありました。この実績を自己PRの軸に据え、「課題を見つけて自発的に改善提案できる力」としてアピールする内容に書き直しました。
改善後の自己PRで応募したところ、Web系企業2社から面接のオファーを受け、うち1社で内定を獲得しました。



Eさんみたいに「自分には何もアピールすることがない」って思っている方でも、面談で話を聞いていくと必ず光るエピソードが出てくるんですよ。テスト自動化の話なんて、本人は「大したことじゃないです」って言ってましたけど、僕からすると「それ、めちゃくちゃいい自己PRになりますよ」って即座に伝えました。
私たちノビルキャリアについて|第二新卒の自己PR作成支援にかける思い
私たちは、第二新卒の方が「自分の強み」を見つけ、言葉にできるよう、面談でじっくり一緒に考えるサポートを行っています。自己PRに書くことが見つからないと感じている方でも、面談を通じて必ずアピールポイントを見つけることができます。
これまで10,000名以上の転職を支援し、内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代です。東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・埼玉・愛知・千葉・広島など全国主要都市に対応しています。
当社の支援実績
ノビルキャリアの支援実績
実際の面談で行っていること
自己PRの作成支援では、経歴の中から「強み」を一緒に発掘する作業を丁寧に行います。
- 経歴の棚卸しと一貫性のある志望動機の整理
- 前職での小さな成功体験の言語化サポート
- 逆質問の準備やオンライン面接の形式的なアドバイスまでフォロー
当社が向いている方
- 自己PRに何を書けばいいかわからない方
- 自分の強みが見つからないと感じている方
- 面接で自己PRをうまく話せない方
- プロと一緒に自己PRを作り込みたい方
当社が合わない可能性がある方
30代以上でマネジメント経験や高度な専門スキルを活かしたハイクラス転職を希望される方は、ハイクラス特化型のエージェントの方が合う可能性があります。



「強みが見つからない」って思い込んでいる方がすごく多いんですけど、僕の面談では10分くらい話を聞くだけで「あ、それ強みですよ」って見つかることがほとんどなんです。自分では気づいていないだけで、アピールポイントは必ずありますよ。
自己PRに悩んだら、まず私たちに相談してください|併用がおすすめのエージェント
自己PRの作成に悩んでいるなら、まず私たちにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを5社ご紹介します。
リクルートエージェント|業界最大級の求人数と書類添削サポート
非公開求人を含む20万件以上の求人を保有し、書類作成から面接対策まで一貫サポートします。自己PRの添削も受けられるため、書類通過率の向上に役立ちます。
リクルートエージェントと当社の違い
リクルートエージェントは求人数・実績ともに業界最大級ですが、担当者1人あたりの対応件数が多いため、サポートに物足りなさを感じる方もいます。手厚い個別対応を希望する方は、私たちとの併用がおすすめです。
マイナビエージェント|20代の自己PR作成を丁寧にサポート
20代の転職支援実績が豊富で、第二新卒の自己PR作成にも対応しています。担当アドバイザーが一貫してサポートしてくれます。
マイナビエージェントと当社の違い
マイナビエージェントは20代向けの求人が豊富ですが、首都圏以外の地方求人は少ない傾向があります。20代の転職を複数の視点でサポートしてほしい方は、私たちとの併用を検討してみてください。
doda|自己診断ツールで自分の強みを客観的に把握
転職サイトとエージェントの両方の機能を持ち、自己分析に役立つ診断ツールも提供しています。自分の強みを客観的に把握した上で自己PRを作成できます。
dodaと当社の違い
dodaは求人の幅広さと利便性が魅力ですが、サービスが大規模なぶん、担当者との距離感が遠く感じることもあります。転職の悩みを丁寧に聞いてほしい方は、まず私たちへのご相談もご検討ください。
ハタラクティブ|未経験者の自己PRに強いサポート体制
20代を中心に未経験からの正社員就職をサポートしています。職歴が少ない方の自己PR作成にも慣れているため、何を書けばいいかわからない方にも安心です。
ハタラクティブと当社の違い
ハタラクティブはスピーディーな就職決定に強みがあります。当社は内定の速さより転職後の定着・満足度を重視し、面談に時間をかけて強みの発掘から丁寧に行うスタイルです。
就職カレッジ|研修で自己PRの基礎を学べる
ビジネスマナー研修や面接対策講座がセットになったサポート体制が特徴です。自己PRの考え方から体系的に学びたい方に向いています。
就職カレッジと当社の違い
就職カレッジは研修プログラムが充実しており、基礎から体系的に学びたい方に向いています。当社は研修よりも個別面談に時間をかけ、あなただけの強みを一緒に見つけるスタイルです。


第二新卒の自己PRについてキャリアアドバイザーによくある質問
Q: 職歴が1年未満でも自己PRは書けますか?
A: 書けます。1年未満でも、日常業務で工夫したこと、学んだこと、成果を出したことはあるはずです。小さな成果でも具体的なエピソードとして書けば、十分にアピールできます。
Q: 面接で自己PRを聞かれたときの話し方のコツは?
A: 書類に書いた内容をそのまま暗唱するのではなく、自分の言葉で話すことが大切です。3ステップ(強み→エピソード→活かし方)の構成を頭に入れておき、面接では自然な会話のトーンで伝えましょう。
Q: 自己PRと志望動機の違いは何ですか?
A: 自己PRは「自分にはこんな強みがある」を伝える項目で、志望動機は「なぜこの会社で働きたいか」を伝える項目です。自己PRで示した強みが、志望動機の「だから御社で○○に貢献したい」につながるように書くと一貫性が生まれます。
Q: 自己PRは何文字くらいが適切ですか?
A: 職務経歴書の場合は200〜300文字が目安です。面接では1分程度(300〜400文字程度)で話せる長さにまとめましょう。長すぎると要点が伝わりにくくなります。
Q: 前職と異なる職種に応募する場合の自己PRはどう書けばいいですか?
A: 前職の経験から得た「汎用的なスキル」(コミュニケーション力、調整力、問題解決力など)を中心にアピールしましょう。「営業で培ったヒアリング力をカスタマーサポートに活かしたい」のように、スキルの橋渡しを意識して書くのがポイントです。
Q: アルバイトの経験を自己PRに使ってもいいですか?
A: 正社員経験がメインになりますが、アルバイト経験で得たスキルが応募先に直接関係する場合は補足的に使っても構いません。ただし、正社員の経験がある場合はそちらを優先してアピールしましょう。
まとめ|第二新卒の自己PRは「強み×エピソード×活かし方」で伝える
第二新卒の自己PR作成で押さえるべきポイントを振り返ります。
- 企業は華やかな実績ではなく「仕事への向き合い方」を見ている
- 強み→エピソード→活かし方の3ステップで構成する
- 数字を入れて具体性を出し、テンプレのコピーは避ける
- 自己PRに前職への不満を混ぜない
- 自分の言葉で話せる内容にしておく



自己PRは、一人で考えるとどうしても行き詰まりやすいものなんです。僕たちに相談してもらえれば、面談で一緒に「あなただけの強み」を見つけて、言葉にするところまでサポートしますよ。気軽に声をかけてくださいね。
