試用期間中だけど辞めたい…。法的扱いはどうなる?損をしない退職方法

試用期間中に「辞めたい」と感じている方は、退職前に法的扱いを確認する段階です。試用期間という制度には、労働基準法第21条(解雇予告除外の14日ルール)と民法第627条第1項(労働者の2週間前退職)の2つの法律が関係します。

この記事では、試用期間の法的扱いと、退職時の5つの法務ポイント(民法での退職効力・解雇制限・失業保険・離職票・有給消化)を解説します。自分から辞めるか満了を待つかの判断軸も合わせて案内します。法律を正しく知ったうえで動くと、退職後の生活設計に余裕が生まれます。

この記事の監修者

株式会社MEDISITE キャリアアドバイザー

阿部 翔大

目次

試用期間中に「辞めたい」と感じる方は、判断材料を集める段階

試用期間中に違和感が固まってきたなら、それは「制度を最大限活かす段階」に入ったサインです。慣れで済むか本質的な不一致かを、法的なルールを踏まえて見極める段階です。「もう少し続ければ慣れるかも」と先送りしてきた方ほど、ここで一度立ち止まる価値があります。

試用期間は、会社にも労働者にもお互いの相性を見るための制度です。労働者側にも辞退の余地があり、損をしない動き方には法的な前提知識が役立ちます。「試用期間中なら辞めやすい」という噂を聞いた方も、噂と法律は微妙に違う部分があります。正確に知っておくと、後で損をしません。

入社初日からの強い不安なら「入社初日 辞めたい記事」、入社1週間目の判断軸については「入社1週間 辞めたい記事」を参照してください。本記事は「試用期間中の法的扱いと実務手続き」が中心です。

阿部 翔大

試用期間中に違和感が固まってきたなら、法的に押さえるべきポイントを一緒に整えましょう。知識があるかないかで、退職後の生活設計が大きく変わります。「知らなかった」で失業保険を取り損なう方を、僕は何度も見てきました。

試用期間とは何か|法的扱いと誤解されやすいポイント

試用期間の正しい理解は、損をしない退職の前提です。最高裁の判例(三菱樹脂事件・1973年)では、試用期間は「解約権を留保した労働契約」として扱われています。要するに、試用期間中も労働契約は成立しており、社会保険や労働法の適用も入社初日からです。「試用期間だからまだ正式じゃない」というイメージは、誤解です。

試用期間に関する誤解と正しい理解

試用期間の長さの相場

試用期間は法律で長さが決められていません。多くの企業は1〜6ヶ月の範囲で就業規則に定めており、3ヶ月が最も多い相場です。1ヶ月や6ヶ月の企業もあります。「試用期間3ヶ月」と固定的に決まっているわけではないので、自分の会社の長さは入社時に渡された就業規則で確認してください。

試用期間の延長は労働者の同意が必要

試用期間の延長は、就業規則に延長規定があり、合理的な理由がある場合のみ可能です。労働者側に強制的に従う義務はありません。延長を申し入れられた場合は、理由を確認してから判断してください。「とりあえずあと1ヶ月見させてほしい」という曖昧な理由では、応じる義務はありません。

延長の打診は、会社側が「本採用にするか迷っている」サインでもあります。あなたの側でも、延長を受けるか退職するかを冷静に検討する材料として扱ってください。

阿部 翔大

試用期間に対する誤解は、退職時に大きな損につながることがあります。社会保険・労働法の適用は入社初日から、労働契約も初日から有効、これが土台です。「試用期間中だから関係ない」と思っていた制度の多くが、実は最初から自分にも適用されています。

試用期間中に「辞めたい」と感じる主な理由

試用期間中の違和感は、4つの主な理由のどれかに当てはまります。複合的に重なる場合もあり、一つだけが原因とは限りません。「全部嫌だ」と感じている方も、書き出してみると重さの順位が見えてきます。

面接で聞いた話と業務内容のズレ

たぶん、これがいちばん多い理由です。「うちは若手にもどんどん任せます」と言われて入社したら、2ヶ月経ってもデータ入力と議事録しか回ってこない。「チームで協力する文化です」と聞いていたのに、実際は隣の席の人が何をしているかも分からない。求人票には「企画職」と書いてあったのに、配属されたら営業のサポートばかり。

こういうズレは、面接の段階で見抜くのは難しいです。聞いた話を信じるしかなかったし、嘘をつかれたわけでもないかもしれません。ただ、「聞いた話と違う」と感じている自分の感覚は、間違っていません。2ヶ月経って違和感が消えないなら、それは慣れの問題ではなく、情報の非対称性が原因です。

業務内容のズレは、配属の見直しで解決する範囲か、職種・業界そのものの不一致かで判断が変わります。次の章の判断軸で具体的に評価していきます。

人間関係や社風の違和感

上司の指導スタイルが想像していたよりずっと厳しい、または距離が遠すぎる。先輩との会話で温度差を感じる。部署の雰囲気が、面接で聞いていた話と違う。中途入社で前職と比べやすい分、違和感は鋭くなります。「前の職場ではこうじゃなかった」と頭の中で何度も比較してしまう夜があります。

「自分のコミュニケーションが下手なのかも」と自分を責める方もいますが、合わない相手は誰にとっても合いません。人間関係の違和感は、特定の個人の問題か部署全体の文化かで対処が変わります。

2ヶ月経っても職場で気を抜ける瞬間が一度もないなら、それは緊張ではなく相性の問題です。気を抜ける時間が少しずつ増えていくのが、慣れの正体だからです。

労働条件の実態とのズレ

これは、放置せず早めに動いたほうがいい類型です。求人票には20時間と書いてあった残業が、実際は60時間。「土曜出勤は基本ない」と聞いたのに、月2回は呼び出される。給与明細を見たら、面接で言われた金額と違う。こういう労働条件の重大な違いは、退職を申し出る正当な理由になります。

労働条件のズレは、自分の生活設計を直接揺るがします。家賃を払えるか、貯金できるか、将来の計画を立てられるか。これが崩れる状態は、慣れでどうにかなる範囲を超えています。

記録を残しておいてください。求人票のスクショ、内定通知書、面接時のメモ。これらは退職時に労働基準監督署や弁護士に相談する場面で証拠になります。

自分のスキル・経験とのミスマッチ

業務に必要なスキルセットと自分の強みが噛み合わない。前職の経験を活かせる前提の求人で入ったのに、実際の業務がかけ離れている。「即戦力として期待されています」と言われた割に、求められているのは別の能力。こういう状態は、頑張っても評価につながりにくく、自己肯定感がじわじわ削られます。

「自分の能力が足りないだけかも」と感じる方もいますが、適性のズレは努力でカバーする範囲が限られます。営業職に向いていない人が無理に営業をやっても、本人も会社も疲弊します。あなたの強みが活きる場所は、別にちゃんと存在します。

2ヶ月続けても「自分はここで何の貢献もできない」と感じるなら、それは単純な慣れの問題ではない可能性があります。次の判断軸で具体的に評価してください。

阿部 翔大

弊社の面談に来られる方の半分くらいは、面接で聞いた話と業務内容のズレが理由です。最初は皆さん「自分の理解力が足りなかったのかな」「慣れたら違って見えるのかな」と自分を疑うのですが、2ヶ月経って違和感が消えないなら、それは情報の非対称性が原因です。あなたの感覚は、合っていますよ。

試用期間中の退職|法的に押さえておくべき5つのポイント

試用期間中の退職には、5つの法務ポイントが関係します。順に確認してください。これを知らないまま動くと、本来もらえるはずだったものを取り損なったり、無駄なトラブルに巻き込まれたりします。

1. 退職の意思表示の効力(民法第627条第1項)

期間の定めのない労働契約では、労働者はいつでも解約の申入れができます。雇用契約は、解約の申入れの日から2週間を経過することで終了します。これは民法に定められたルールで、就業規則より優先されます。

就業規則で「1ヶ月前までに申し出ること」と定められていても、民法上は2週間で退職の効力が発生します。会社側が引き止めても、2週間後には退職可能です。「就業規則違反だ」と言われても、民法のほうが上位にあります。

【参考】e-Gov法令検索|民法

2. 会社側の解雇制限(労働基準法第21条)

労働基準法第21条では、試用期間14日以内なら解雇予告の規定の対象外です。解雇予告とは、30日前の通告または30日分以上の予告手当のことです。14日を超えて引き続き使用された場合は、通常の解雇予告ルールが適用されます。

これは会社側のルールであり、労働者からの退職には関係ありません。労働者は試用期間に関係なく、民法に基づきいつでも退職を申し出られます。「試用期間だから自分も同じ」と勘違いしないでください。

【参考】e-Gov法令検索|労働基準法

3. 失業保険の受給と給付制限

失業保険(雇用保険の基本手当)を受給するには、被保険者期間が原則12ヶ月以上必要です。試用期間中の自己都合退職では、過去の雇用保険加入期間との合算で条件を満たせる場合もあります。前職で1年以上働いていた方なら、合算で要件を満たせる可能性があります。

受給条件を満たした場合でも、自己都合退職には待機期間7日間の後、給付制限期間が設けられます。原則は2ヶ月(過去5年以内に2回までの離職)で、3回目以降は3ヶ月です。

2025年4月以降は、教育訓練を受講する場合の給付制限解除など制度改正があります。最新情報はハローワークで確認してください。

【参考】厚生労働省|雇用保険制度

4. 離職票の取得

試用期間中の退職でも、離職票は発行されます。退職日から10日以内に会社がハローワークに離職証明書を提出する義務があります。「試用期間で辞めたから出ないだろう」と思って取り損なうと、後で失業保険を申請するときに困ります。

2025年から、マイナポータル経由で離職票を直接受け取れる制度も始まりました。失業保険を申請する場合は、離職票を必ず受け取ってください。会社が手続きを忘れている場合は、こちらから催促して構いません。

5. 有給休暇の消化

労働基準法では、入社から6ヶ月経過後・全労働日の8割以上出勤を満たすと、10日の年次有給休暇が付与されます。試用期間3ヶ月で退職する場合、法定の有給はまだ付与されていません。

会社の就業規則で、入社時に有給を前倒し付与する場合もあります。退職前に就業規則を確認してください。前倒し付与があるなら、退職日までに消化することで実質的な早期退職にもつながります。

阿部 翔大

弊社の面談で多く伺うのは、試用期間中の退職時の失業保険給付制限の存在を知らずに「即受給できる」と誤解しているケースです。在職中に把握しておくと、生活設計に余裕が生まれます。知らないまま動くと、思っていたタイミングでお金が入らず焦ることになります。

試用期間満了で辞めるか、自分から辞めるか|タイミングの判断軸

退職タイミングには、自分から辞める方法と試用期間満了を待つ方法の2つがあります。失業保険・履歴書・次の仕事の目処への影響が違うため、自分の状況に合う方を選んでください。「どちらが正解」ではなく、「自分にとって損をしない方」を選ぶ視点が大切です。

自分から辞める vs 試用期間満了で辞める

自分から辞める場合

民法上、2週間前に意思表示すれば退職できます。退職日を自分で決められる柔軟性が最大の利点です。失業保険は自己都合退職扱いとなり、給付制限期間2ヶ月が発生します。

引き継ぎは試用期間中なら最小限で済みます。次の仕事の目処があり、早く動きたい方に向きます。「もう1日も無駄にしたくない」と感じている方は、こちらが現実的です。

試用期間満了を待つ場合

試用期間満了で会社側が本採用を見送る判断をした場合、形式上は会社都合の解雇扱いとなる場合があります。失業保険の給付制限期間がない場合もあるため、収入面での余裕が生まれます。

ただし試用期間最終日まで通常業務を続ける必要があります。次の目処がなく、収入を得ながら次を探したい方に向きます。「あと1ヶ月だけ我慢できる」のなら、こちらの選択が経済的に有利になることがあります。

阿部 翔大

タイミングを迷うとき、最大の判断材料は「次の仕事の目処があるか」です。次の動きが見えていれば早期に動く、見えていなければ満了まで使うのも選択肢です。我慢できる体力が残っているかも、現実的な判断材料になります。

会社への退職の伝え方と引き継ぎ

退職の意思は、書面で残すのが基本です。口頭だけだと記録に残らず、後でトラブルになる場合があります。「言った・言わない」の水掛け論を避けるため、書面でのやり取りを習慣にしてください。

退職届と退職願の違い

退職届は、会社の同意を必要とせず一方的に退職の意思を示す書類です。退職願は、会社に対して退職を願い出る書類で、双方の合意で成立します。「願い」と「届」の違いは、強制力の有無です。

試用期間中の円満退職を目指すなら退職願、引き止めが想定される場合は退職届を選んでください。引き止めが激しい会社では、退職届のほうが意思の固さが伝わりやすいです。

上司への伝え方

試用期間中であることを正直に伝えるだけで構いません。前職の事情と絡めず、今の会社での違和感を率直に話してください。「他社が決まったので」と嘘をつくと、後で気まずくなります。

面談の予約は平日日中の上司の業務が落ち着いた時間帯に取ります。火曜〜木曜の午後を選ぶと、相手も冷静に受け止めやすくなります。月曜朝や金曜夕方は避けてください。

引き継ぎは最小限で構わない

試用期間中なら、独自業務はほとんどありません。研修で受けた範囲のメモを残す程度で十分です。会社から長期の引き継ぎを求められた場合は、就業規則の退職規定を確認してください。

「もっと早く言ってほしかった」「後任が決まるまで残ってほしい」と引き止められることがあります。気持ちはわかりますが、それは会社側の都合であって、あなたが背負う義務ではありません。法律上は2週間前の意思表示で退職できます。

試用期間で辞めたあとのキャリア再設計

試用期間中の退職経験は、伝え方を工夫すれば再就職に大きな障害になりません。事実を冷静に語る姿勢が信用につながります。「経歴に傷がついた」と落ち込んでいる方ほど、ここから先を読んでください。

履歴書への記載と転職市場での見え方

試用期間中の退職も、履歴書に正直に記載してください。社会保険の加入歴で確認されるため、伏せてもいずれ判明します。後で発覚すると「隠していた」印象になり、評価が一気に下がります。理由は「業務内容のミスマッチ」「労働条件の相違」など事実ベースで構いません。

弊社の支援データでは、試用期間中の退職経験者は再転職時に「面接で正直に語る方」の方が成功率が高い傾向です。隠すよりも、事実と判断軸を冷静に説明するほうが評価されます。「自分にとって何が合わなかったのか」を言葉にできる方は、次の選び方も上手になります。

第二新卒として再転職するタイミング

卒業後3年以内であれば、第二新卒枠で動ける企業が多くあります。試用期間中退職経験者を理解した上で受け入れる企業も増えており、再就職の選択肢は広がっています。「短期で辞めた人は採らない」という時代ではなくなってきました。

むしろ「自分に合わない環境を早く見極めて動けた人」として評価する企業もあります。重要なのは、判断軸を持って動いたかどうかです。

退職前から動く重要性

退職してから動くと、無職期間が3〜6ヶ月空く場合があります。経済的にも精神的にも、無職期間が長引くと回復しにくくなります。退職を決めたら、在職中から並行して情報収集と相談を始めるのが安全です。

阿部 翔大

試用期間中に退職した経験は、面接で「なぜ短期で離職したか」を冷静に説明できれば、企業側もミスマッチによる早期離職と理解してくれます。事実ベースの説明が鍵です。「迷惑をかけてしまった」と必要以上に自分を責めなくて大丈夫です。

メンタル面の限界サインがあれば公的機関への相談も視野に入れよう

法務的な動きを進める前に、まず体調を整えてください。次の兆候があれば、退職手続きより先に休息と医療を優先してください。「制度を活かすには冷静な頭が必要」というのが、この章の前提です。

不眠が3日以上続く、食欲がほぼない、涙が止まらない、体が動かず布団から出られない。一人で抱えず、誰かに相談してください。法的な手続きは、体調が戻ってからでも遅くありません。

厚生労働省「こころの耳」では電話・SNS・メールの無料相談窓口が用意されています。命に関わる気持ちが浮かんだら、よりそいホットライン0120-279-338(24時間無料)または、いのちの電話0570-783-556を頼ってください。

【参考】厚生労働省|こころの耳

阿部 翔大

法的に動く前に、まず体調を整えるのが優先です。心身が限界なら、専門家への相談を最優先にしてください。失業保険も法的手続きも、体が戻ってから動いて間に合います。

試用期間中・退職後の転職活動に強いエージェント|当社にご相談ください

「次は失敗したくない」と思っている方ほど、転職エージェントを活用し、最初の面談で話を聴いてもらってください。

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運営会社株式会社MEDISITE
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私たちノビルキャリアは20代支援に特化したサービスです。試用期間中の在職相談を多く受けており、法務面の整理から求人紹介までワンストップで対応しています。「失業保険どうなるんだろう」「離職票って必要?」という法的疑問にも丁寧に答えます。

弊社のキャリアアドバイザーが提案する求人で多いのは、試用期間中退職を経験した方への企業文化重視の選定です。再ミスマッチを避ける視点での提案が特徴です。「次は同じ後悔をしたくない」という方の気持ちを、丁寧に汲み取った提案を心がけています。

試用期間中に辞めたい方からのよくある質問

Q. 試用期間中なら退職届は必要ですか?

口頭でも退職の意思表示は可能です。ただし書面(退職届または退職願)で残すのが安全です。記録が明確に残り、後のトラブルを防げます。

Q. 試用期間中に辞めると失業保険はもらえますか?

被保険者期間が原則12ヶ月以上必要なので、試用期間2〜3ヶ月だけでは要件を満たしません。過去の雇用保険加入期間と合算できれば受給可能な場合もあります。詳細はハローワークに確認してください。

Q. 試用期間中の退職は履歴書にどう書きますか?

正直に「○年○月入社・○年○月一身上の都合により退社」と記載してください。社会保険の加入歴で判明するため、伏せてもいずれ知られます。理由は面接で事実ベースで説明すれば問題ありません。

Q. 試用期間中に有給休暇は使えますか?

労働基準法では入社6ヶ月経過後に法定有給が10日付与されます。試用期間3ヶ月では法定の有給はまだありません。会社の就業規則で前倒し付与している場合は使える可能性があります。

Q. 会社から試用期間延長を言われた場合は断れますか?

就業規則に延長規定があり合理的な理由がある場合のみ、会社は延長を提案できます。労働者側に強制的に従う義務はなく、納得できなければ退職を選ぶことも可能です。

【参考】厚生労働省|若年者雇用対策

まとめ|試用期間中に辞めたい方が押さえておくべきこと

試用期間中の退職は法的に可能で、民法第627条第1項により2週間前の意思表示で成立します。試用期間14日経過後の解雇には会社側に予告義務があり、これは労働者からの退職には関係しません。労働者側のあなたは、いつでも辞められます。

失業保険には自己都合退職の給付制限期間2ヶ月があります。被保険者期間12ヶ月の要件を満たさない場合、原則として受給できません。ここを知らずに退職すると、生活設計が崩れます。

自分から辞めるか満了を待つかは、次の仕事の目処の有無で判断してください。退職の意思表示は書面で、引き継ぎは最小限で構いません。一人で抱えず、誰かに相談するだけでも次の動きが見えやすくなります。

阿部 翔大

試用期間という制度は、会社にも労働者にも「お互いの相性を見るための期間」です。合わないと判断したなら、損をしない退職を心がけてください。法律はあなたの味方です。知識が、次の選択肢を広げてくれます。

運営者情報

メディア名 ビギナーズリンク
運営会社 株式会社MEDISITE
代表者 竹田津 惇
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目5-4 STビル701
設立 2022年11月
事業内容 HRメディア事業・SNSマーケティング事業・営業支援事業
許認可 有料職業紹介事業(13-ユ-316383

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