エンジニア転職で失敗する人の特徴|よくある失敗と防ぐためのポイント

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エンジニア転職で「失敗した」と感じる相談には、入社後に求人票と業務内容が乖離していたケース、SES1社目で配属案件が想定と違ったケース、年収・働き方のミスマッチ、技術スタックが活かせないケースなど、複数のパターンがあります。多くは、転職活動の準備段階で確認しておけば回避できた要因によるものです。

当社のキャリアアドバイザーも、エンジニア転職での失敗を経験した方からの再転職相談を多く受けます。「失敗した」と感じる原因を確認することで、次の転職での同じ失敗を防ぎ、また、これから転職を検討する方にとっては予防策として活用できます

エンジニア転職で失敗を防ぐうえでは、軸の言語化・求人票の確認・職務経歴書の質・エージェント活用の4点が特に重要です。これらの準備段階で丁寧に進めることが、転職後の納得感を大きく左右します。

この記事では、エンジニア転職で失敗する人の特徴と防ぐためのポイントを、当社のキャリアアドバイザー監修のもと解説します。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、エンジニア転職を支援してきた経験をもとに執筆しています。

この記事の監修者
阿部 翔大

阿部 翔大

株式会社MEDISITEのキャリアアドバイザー。未経験からの事務職転職支援に強み。現場目線のノウハウを発信し、多くの転職成功者を輩出中。

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阿部 翔大

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目次

エンジニア転職で「失敗した」と感じる代表的なパターン

実際の相談で多く聞かれる、エンジニア転職での「失敗した」パターンを確認します。原因を知ることで、自分の転職活動で予防できる範囲が見えてきます

入社後に求人票と業務内容が乖離する

「Web系自社開発」と書かれていた求人だったが、実際の業務はSES案件中心だった、「上流工程経験が積める」と聞いていたが、実態は実装中心だった、というケースが多くあります。求人票・面接での説明と実態のミスマッチは、エンジニア転職の失敗で最も多い類型の一つです。

年収ダウン・想定外の固定残業代

内定通知書で提示された年収に固定残業代(みなし残業)が大きく含まれており、実質的な基本給が想定より低かったケースです。「年収450万円(固定残業代80時間相当を含む)」のような表記は、固定残業代の比率を確認しないとミスマッチが生じます

SES1社目で配属案件が想定と違う

未経験OK・SES企業に入社したが、希望していたWeb系案件には配属されず、監視オペや事務系業務に長期間配属されたケースです。配属案件の透明性を入社前に確認できていないと、1社目で経験が偏り、2社目の転職活動でも書類選考で不利になります

技術スタックのミスマッチ

「Pythonを使う案件」と聞いていたが、実際の業務は古いPHPの保守だった、「クラウド寄りの仕事」と聞いていたが、オンプレ運用が中心だったというパターンです。技術スタックは、求人票だけでなく面接段階で具体的な業務を確認することで、ミスマッチを減らせます。

働き方ギャップ(残業・休日・テレワーク)

想定より残業時間が長かった、休日対応がある案件だった、テレワークOKと言われていたが実態は週5出社だった、などの働き方ギャップもよくある失敗パターンです。求人票・面接での確認に加えて、口コミではなく企業の公式情報・有価証券報告書での残業時間・休日数の確認が有効です

企業カルチャー・人間関係のミスマッチ

業務内容や年収は想定通りでも、社風・チームの雰囲気・上司との相性が合わず、長く続けられなかったケースもあります。これは入社前の確認が難しいパターンですが、面接で複数の社員と話す機会を作る、企業見学を申し込むなどで、ある程度予防できます。

エンジニア転職で失敗しやすい人の特徴

失敗パターンの裏にある、「失敗しやすい人」の共通する特徴を確認します。自分に当てはまる項目があれば、対策を講じることで失敗確率を下げられます

1社目を急いで決める

「現職を早く辞めたい」気持ちが強く、最初の内定を受けてしまうパターンです。少なくとも3〜5社程度は比較したうえで決めることで、企業形態・年収・働き方の選択肢が広がります。応募社数が10社未満で決めると、市場感覚なしに意思決定するリスクが高まります

求人票・契約形態を確認しない

求人票の細かい記述(雇用形態・契約形態・固定残業代の比率・想定残業時間など)を読まずに応募・面接に進むパターンです。求人票には企業形態を示す情報が含まれているケースが多く、丁寧に読むだけで「自社開発を謳う実態SES企業」などを見極められます

職務経歴書・面接対策の準備不足

職務経歴書を雑に書いてしまう、面接対策を当日まで行わないと、書類選考通過率や面接通過率が下がり、結果として「内定が出やすい企業」に流れてしまうリスクがあります。準備の質が、応募先のレンジを左右します。

エージェント1社だけに頼る

1社のエージェントだけに頼ると、紹介される求人の範囲が限定的になり、市場全体の比較ができません。IT特化型と大手総合型を含む3〜5社の併用が、視野を広げるうえで有効です。エージェントの相談先比較は別記事もご参照ください。

「年収アップ」だけを軸にする

年収アップを最優先にすると、働き方・技術スタック・キャリアパスでミスマッチが生じやすくなります。年収・働き方・技術領域・キャリア方向のうち、優先順位を最初に決めることで、後悔しにくくなります

退職理由をネガティブなまま伝える

「人間関係がつらい」「給料が安い」など、ネガティブな本音をそのまま面接で伝えると、応募者の意欲が低く見られ、内定が出にくくなります。前向きな表現に翻訳する作業が、書類段階・面接段階の通過率を左右します。

エンジニア転職で未経験者が陥りやすい失敗パターン

未経験から目指す方に多く見られる失敗パターンを、独立して解説します。未経験スタートでは情報量が少なく、特定のパターンに陥りやすい傾向があります

スクール選定の偏り

高額なプログラミングスクールに入ったが、卒業時にWeb系自社開発企業への内定が出ず、結局SES1社目に流れたケースです。スクール選びでは、卒業生のキャリア実績・料金体系(補助金対象か)・転職支援の質を確認することが重要です。特定スクール経由でしか応募できない求人に依存しすぎると、選択肢が狭まります。

「未経験OK」求人の見極め不足

「未経験OK」と書かれた求人のうち、研修体制があり配属の透明性が高い企業と、研修なしで案件配属任せの企業では、その後のキャリアが大きく分かれます。求人票だけでは見極めが難しいため、エージェントとの面談で企業の実態を確認することが重要です。求人の見極めポイントは別記事もご参照ください。

「エンジニアやめとけ」の声に揺れる

SNSや個人ブログで「エンジニアはやめとけ」という意見を見て不安になり、応募を見送る、または逆に焦って応募するケースもあります。「やめとけ」と言われる理由を職種横断で正確に確認しておくことが、不安に流されない動き方につながります。

学習期間中の退職リスク

「学習に集中するため」と退職してしまい、学習期間中に経済的・心理的なプレッシャーで動きが停滞するケースです。在職中の学習+転職活動の並行が現実的で、退職は内定承諾後に進めるのが基本です

ポートフォリオ不足での書類連戦敗退

Web系志望でポートフォリオなしで応募し、書類選考で連戦敗退するケースです。職種によってはポートフォリオ不要の選択肢があるため、応募先と職種の組み合わせを確認することが重要です。

エンジニア経験者が陥りやすい転職失敗パターン

現役エンジニアからの転職で陥りやすい失敗パターンを解説します。経験者ならではの注意点があります

年収アップだけで決めて働き方が悪化する

「年収100万円アップ」を優先したが、残業時間が大幅に増えた、出張・客先常駐が頻繁になった、というケースです。年収だけでなく、想定残業時間・出社頻度・転勤の有無を求人票・面接段階で確認することが重要です。

上流工程に固執しすぎる

「コードを書かない上流SE」「PMポジション」を志望するあまり、応募先の選択肢が狭くなり、結果的に年収・働き方面でミスマッチを抱えるケースです。上流志向は良い方向性ですが、応募先のレンジを広げて比較することも有効です。

ベンチャー転職での働き方ギャップ

大手SIer・大手事業会社から、ベンチャー・スタートアップに転職して、福利厚生・残業管理・評価制度の違いに戸惑うケースです。「フラットな組織」「裁量がある」と聞いていたが、自走力が強く求められる環境だった、というパターンが多くあります。事前に企業の規模・段階・組織風土を確認しましょう。

同職種・同企業形態の繰り返しで成長停滞

SESから別のSESに移る、同じSIer階層内で動く、など、企業形態を変えずに転職を繰り返すと、根本的な働き方・年収レンジが変わりにくくなります。「次に何を変えたいか」を最初に明確にしましょう。

試用期間中の評価リスク

内定獲得後、試用期間(3〜6か月)中の評価で本採用に進まないケースもあります。試用期間中は、業界知識・社内ルール・チームでの動き方を素早く習得することが期待されます。前職での仕事スタイルとのギャップで戸惑わないよう、入社前から準備しておくのが現実的です。

エンジニア転職で失敗を防ぐための事前準備

失敗を防ぐ事前準備を、4ステップで解説します。

STEP1:軸の言語化(年収/働き方/技術領域)

年収・働き方(残業/出社頻度)・技術領域・キャリア方向のうち、優先順位を上位3〜5項目に絞ります。すべてを満たす求人は稀なため、優先順位を最初に決めておくことで、応募先の選定がスムーズになり、入社後のミスマッチも減らせます

STEP2:業界・企業研究(公式情報・公的データ中心)

応募予定の企業について、公式サイト・有価証券報告書・IR資料・採用ページなど、確認できる一次情報を中心に確認します。口コミサイトの主観情報よりも、公式・公的データの方が応募先の実態を把握しやすくなります。動く時期の選び方は別記事もご参照ください。

STEP3:在職中転職を基本にする

退職後の転職活動は、経済的な余裕の問題と、空白期間の説明が必要になるリスクの両面で、現役エンジニアにとっては推奨しにくい進め方です。よほど現職が長時間労働で活動が困難な場合を除き、在職中に活動するのが現実的です

STEP4:応募社数を確保する(10〜20社)

応募社数が少なすぎると、市場感覚なしに意思決定するリスクが高まります。応募社数は10〜20社を目安に、内定獲得時点で複数社を比較できる状態にすることで、より良い意思決定が可能になります。

転職エージェント活用は転職失敗回避に有効

エージェント活用は、エンジニア転職の失敗回避に有効な手段です。1社のみへの依存を避け、複数社の併用で視野を広げましょう。

IT特化型と大手総合型の併用

IT特化型エージェント(レバテックキャリア・マイナビIT・ギークリー等)は、技術スタックの相性を踏まえた求人提案ができる強みがあります。大手総合型エージェント(リクルートエージェント・doda)は、求人量と職種横断の比較に強みがあります。当社のように20代の伴走を重視するエージェントとの併用も有効です

担当変更も可能

担当アドバイザーとの相性が合わない場合、担当変更を依頼できることを覚えておきましょう。「希望と違う求人ばかり提案される」「やりとりがスムーズでない」と感じた場合、担当変更で改善することがあります

未経験向けエージェント

未経験からエンジニアを目指す場合、未経験伴走を得意とするエージェントとの併用が有効です。職種別エージェントの比較は別記事もご参照ください。

阿部 翔大

エンジニア転職での失敗のほとんどは、準備段階で防げる要因によるものです。「思いつきで応募・最初の内定を受ける」を避け、複数のエージェントと丁寧に進めることで、後悔しない選択になります。

エンジニア転職で失敗したくない方は当社にご相談を

当社は、株式会社MEDISITEが運営する20代向けの転職エージェントです。これまで10,000名以上の転職をサポートしており、内定承諾者の平均年齢は24.7歳、支援者の約85%が20代という実績があります。20代のエンジニア転職、特に1回目の失敗を経て次の転職を考える方からの相談も日々お受けしています。

エンジニア転職で失敗回避の面談では、前職での経験を踏まえて「何が失敗の要因だったか」を確認するところから始めます。失敗パターンを正確に確認することで、次の転職での求人選定・書類作成・面接対策の精度が上がります。

当社の支援実績

当社の支援実績

10,000名+
総支援人数
24.7歳
内定承諾者の平均年齢
約85%
20代の支援者割合
実際の面談で行っていること

エンジニア転職で失敗を防ぐ面談では、失敗パターンの確認と準備段階での対策を一緒に進めることを大切にしています。当社のキャリアアドバイザーは、面談で次のような支援を行っています

  • 前職での経験と失敗要因の確認、次の転職での軸の言語化
  • 求人票の見方と企業形態(SES/受託/自社開発/SIer)の違いの説明
  • 職務経歴書での経験の翻訳と、想定問答の作成支援
当社が向いている方
  • 20代でエンジニア転職を初めて検討し、失敗を回避したい方
  • 1回目の転職で失敗し、次の転職を考えている方
  • 在職中の活動で、軸の言語化から進めたい方
  • 東京・大阪・神奈川・愛知などの主要都市での就業を考えている方
当社が合わない可能性がある方

年収700万円以上のシニアエンジニア・上流SE求人を中心に検討したい方、35歳以降の経験者の方は、レバテックキャリア・JACリクルートメント等の経験者向け・ハイクラス特化サービスの方が候補が広がる場合があります。

阿部 翔大

エンジニア転職での失敗は、ほとんどが準備段階で防げる要因によるものです。「思いつきで応募」「年収だけで決める」「求人票を読まずに応募」を避ければ、失敗確率は大きく下がります。気軽にご相談ください。

エンジニア転職の失敗についてキャリアアドバイザーによくある質問

Q. 1回失敗したら、再転職は何か月空けるべきですか?

A. 業界一般の感覚として、1社目を1年未満で辞めると「短期離職」として書類選考で不利になりやすいため、1年間は続けるのが現実的です。ただし、入社後すぐに健康面・パワハラ等の重大な問題が判明した場合は、早期の再転職もあり得ます。3か月以内の再転職は転職市場での評価が下がる傾向があります

Q. 試用期間中に辞めると次の転職に影響しますか?

A. 影響する可能性が高くなります。試用期間中の退職は職務経歴書への記載が必要で、面接でも理由を問われます。「想定と実態の乖離があった」など、具体的かつ前向きな理由として伝えられるよう準備しましょう。

Q. 失敗したら年収が下がるパターンはありますか?

A. あります。1社目を1年未満で辞めて再転職する場合、書類選考での評価が下がり、結果として年収レンジも下がる可能性があります。一方、明確な理由(健康面・違法行為・想定外の固定残業代等)があれば、年収維持・上昇も可能です。

Q. 求人票で本当に見るべきポイントは?

A. 雇用形態(正社員・契約社員)、契約形態(自社/客先常駐)、固定残業代の比率、想定年収レンジ、勤務地、配属部署、想定業務、福利厚生(残業代支給・社会保険等)が重要です。記載が曖昧な場合は、エージェント経由で確認することが現実的です

Q. 「自社開発企業」を見分ける方法は?

A. 企業の公式サイトで自社プロダクトのページがあるか、IR情報・有価証券報告書で売上構成(自社プロダクト売上の比率)が確認できるか、採用ページで「客先常駐なし」と明記されているかを確認するのが基本です。エージェントとの面談で企業の実態を確認することも有効です

Q. エージェントを途中で変えてもいいですか?

A. はい、可能です。担当アドバイザーとの相性が合わない場合は、担当変更を依頼するか、別のエージェントに切り替えることができます。エージェント側もミスマッチを避けたい姿勢なので、率直に伝えるのが現実的です

まとめ|エンジニア転職の失敗を防ぐために

エンジニア転職での失敗のほとんどは、準備段階で防げる要因によるものです。最後にこの記事のポイントをまとめます。

  • 「失敗した」と感じる代表パターンは、求人票と業務の乖離/年収ダウン/SES1社目/技術ミスマッチ/働き方ギャップ
  • 失敗しやすい人の特徴は、1社目を急ぐ/求人票を読まない/準備不足/エージェント1社依存/年収だけで決める/退職理由ネガティブ
  • 未経験者はスクール選定の偏り、SES1社目の見極め不足、学習期間中の退職リスクに注意
  • 経験者は年収アップだけで決める、ベンチャー転職での働き方ギャップ、試用期間中の評価リスクに注意
  • 事前準備は、軸の言語化/公式情報での業界研究/在職中転職/応募社数10〜20社の4要素
  • IT特化+大手総合エージェントの併用で、視野を広げて意思決定するのが現実的
阿部 翔大

エンジニア転職での失敗は、準備の丁寧さで大きく減らせます。「いま動くか迷っている」段階でも、まずは話を聞かせてください。失敗パターンを一緒に確認できれば、納得感のある活動になりますよ。

運営者情報

メディア名 ビギナーズリンク
運営会社 株式会社MEDISITE
代表者 竹田津 惇
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目5-4 STビル701
設立 2022年11月
事業内容 HRメディア事業・SNSマーケティング事業・営業支援事業
許認可 有料職業紹介事業(13-ユ-316383

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