「未経験でも、ITの世界で活躍できる」株式会社グッドワークス エンジニア大貫さんが語る、AI時代に効いてくる“人間力”という武器 

今の場所で、自分は成長できているんだろうか。変わりたい気持ちはあるのに、何から手をつければいいのかわからない…そんなふうに立ち止まっていませんか?

株式会社グッドワークスの大貫結城(おおぬき ゆうき)さんは27歳。もともと教員を志していた学生時代を経て、ほぼ未経験でIT業界に飛び込み、入社から4年でシステムエンジニアとして要件定義から設計まで担うようになりました。現在は、組織の主任を務めています。

今回はそんな大貫さんに、未経験からの4年間の歩みや、後輩を見ていて感じる成長する人の共通点、そしてAI時代に大切にしている「人間力」について、じっくりお話を伺いました。読み終わる頃には、最初の一歩をどこに置けばいいのかが、きっと見えてくるはずです。

お話を伺った人

株式会社グッドワークス

大阪テクニカルソリューション1課 主任 大貫 結城

大阪出身、27歳。学生時代は教員を志し、塾講師のアルバイトを通じて人に教えることの面白さを知る。教育実習を経て民間企業への就職を決断し、就職活動の中で初めてプログラミングに触れる。新卒でハウスメーカーの情報システム部に入社したのち、より開発に携わりたいという思いから2022年7月に株式会社グッドワークスへ。立ち上げ間もない大阪事業所のスタートメンバーとして加わり、テスト案件から開発案件へと経験を重ねる。現在はローコードツールを用いた業務システム開発で、要件定義から設計、テストまでを担当している。

目次

教員志望から、初めて触れたプログラミング。「面白い」が始まりだった

編集部

大貫さんは、ほぼ未経験からのスタートであるにも関わらず、現在は主任を務めていると伺いました。もともとIT業界を目指されていたわけではないんですよね?

大貫さん

そうなんです。元々は教員志望だったんですよ。塾講師のアルバイトもしていて、人に教えることや授業をすることが好きだったので。

編集部

まったく違う道ですね。

大貫さん

教育実習に行った際に、これから自分の成長を実感し続けられるイメージが、なかなか見い出せなかったんですよね。それで、民間企業での就職を決断しました。

編集部

そこからどうやって、ITにたどり着かれたんでしょう?

大貫さん

就職活動でエージェントを活用したんですが、僕は理系だったので、「理系だったらエンジニアとかどう?」という話をしていただいて。そこで初めて、プログラミングというものに触れたんです。やってみたら面白いなと思ったので、エンジニアという職業に興味を持ちました。

編集部

触ってみたら面白かった。とてもシンプルな出会いですね。

大貫さん

ただ、当時はコロナ禍だったこともあって、就職活動がうまくいかないこともあったんです。それで、ご縁があったハウスメーカーの情報システム部に入社しました。

編集部

そこでは、どんなお仕事をされていたんですか?

大貫さん

会社の基幹システムの運用保守だったり、システム開発にメインメンバーとして携わらせていただいたりしていました。ただ、情報システム部なので、開発以外の幅広い相談も入ってくる環境だったんですね。それで、もっと開発の仕事がしたいなという思いが強くなっていきました。

編集部

やりたいことの輪郭が、働きながらはっきりしていったんですね。目指していた道と違っても、そこで見つけた「面白い」が次の入り口になるのだと感じます。

「成長しよう、どこまでも」に惹かれて。入社前から研修を頼んだ

編集部

もっと開発がしたい、という思いで転職活動をされて、その中でグッドワークスさんを選ばれたのは、どうしてだったんですか?

大貫さん

弊社のホームページに「成長しよう、どこまでも」というキャッチフレーズがあって、僕はそこにすごく惹かれたんですよね。それこそ学生時代も、成長したいという思いで進む道を選んだわけですから。

編集部

ご自身の軸とぴったり重なる言葉だったんですね。

大貫さん

はい。あとは面接をさせていただいて、社長のお人柄や、仕事に対しての熱意みたいなところにも惹かれて、入社を決めました。

編集部

入社が決まってから実際に入られるまでは、どう過ごされたんですか?

大貫さん

採用が決まったのが1月から3月ぐらいで、入社が2022年の7月だったので…、少し間があったんです。それで、入社前から「何かできることはないですか?」とこちらから聞いて。じゃあ弊社の研修をやってみましょうか、という話になりました。

編集部

ご自身から積極的に動かれたんですね。どんな研修だったんでしょう?

大貫さん

Javaという言語を使ったプログラミング開発の研修を、資料ベースで受けさせていただきました。質問や相談があったら、チャットで教育部の方に聞ける形になっていて。そこで基本的な開発のノウハウを学んで、入社後にはなりましたが、Javaの資格も取得することができました。

編集部

入る前から、もう走り始めていたんですね。

大貫さん

ちょうど大阪の事業所が立ち上がったばかりのタイミングで、僕はほぼスタートアップから入っている状況なんです。実際に初めて入った案件はテストの案件だったんですが、それが終わってから、同じ現場の方に「ローコードというものなんだけど、開発やってみない?」と声をかけていただいて。それが開発案件に入ったきっかけになりましたね。

編集部

声をかけてもらえたのは、それまでの姿勢を見てもらえていたからでしょうね。与えられるのを待たずに、自分から取りにいく。その一歩が、次のチャンスを連れてきているのだと感じます。

プログラマーから、要件定義まで。AIが変えたエンジニアの価値観

編集部

ローコードの開発案件がきっかけだったとのことですが、今はどんなお仕事をされているんですか?

大貫さん

今はアウトシステムズというローコードツールを使った開発をしていて、要件定義から設計、開発、テストまで一通り行っています。弊社が得意にしているのは業務系のシステムで、20年以上使われている古いシステムを新しく作り直す、マイグレーションと呼ばれる仕事なんです。僕は今、物流系の業務システムを担当しています。

編集部

要件定義から、というと、かなり上流まで任されているんですね。

大貫さん

開発の案件に入った当初は、与えられた開発の内容を淡々と行う、いわゆるプログラマーみたいな立場だったんです。でも今は、お客様の実際の課題に、一緒に向き合って解決していくようになりました。あとはプロジェクトなので、スケジュールだったり工数だったり課題だったり。ただのメンバーの一人ではあるんですけど、チーム全体、プロジェクト全体を考えながら業務していけるようにはなってきたなと思っています。

編集部

4年でそこまで変わるものなんですね。ちなみに、AIの進化はこの仕事にどう影響しているんでしょう?

大貫さん

正直、大きく変わっていますね。これまでは、事業会社の方が業務のプロであってもITのプロではないので、弊社のような会社が設計して開発して実現していく、という形だったんです。でも生成AIが出てきて、その前提が変わりました。人間が日本語で命令するだけで設計ができてしまうので、コーディングに3日用意していたものが、数時間でできてしまうんですよ。

編集部

3日が、数時間に。

大貫さん

そうなると、お客様の価値観も変わってきます。何を作ったか、どれだけ早く届いたか、という生産性を見られるようになるんですね。

編集部

そうなると、エンジニアの価値はどこに移っていくんでしょう?

大貫さん

大きく3つあると思っていて。一つは、要件定義や設計といった上流工程ですね。ここはAIには代替できない領域で、今まさに僕がやらせていただいているところです。もう一つは、AIを使いこなしてお客様の要件を実現していく、AIディレクションのような力。最後は、インフラからソフトウェア開発まで一気通貫でお任せいただける、フルスタックとしての信頼だと思っています。

編集部

作業そのものではなく、その前後にある力ですね。AIに任せられる部分が増えるほど、人が向き合う場所が上に移っていくのだと感じます。

主任になって変わったこと。伸びる人は、小さな階段を一つずつ登っていく

編集部

上流を任されるだけでなく、主任というポジションにも早くから就かれていますよね。ご自身では、その理由をどう捉えていらっしゃいますか?

大貫さん

まず、大阪事業所のほぼスタートアップのメンバーだったことが一つあると思います。あとは、自分自身が成長したいという意欲を全面に出すタイプで。主任だったり課長だったりをやってみたい、というのを、皆さんがいる前で口に出したりしていたんですよね。

編集部

まわりに宣言していたんですね。実際に主任になられて、見えるものは変わりましたか?

大貫さん

元々は自分が成長したいという思いで入社したんですが、主任という立場になると、会社のことを考えて、会社のためにどう動けばいいかを考えるようになりました。そして、それが結局は自分の成長につながると実感しています。

編集部

会社のために動くことが、自分に返ってくる…。

大貫さん

弊社には2ヶ月に1回、社員で交流する「グッドな日」というイベントがあるんです。そこで自分と同じ世代か、少し若いぐらいの方から「こういう悩みがあるんだよね」という話を聞くと、自分も昔、同じ思いをしていたなと思ったりして。今の業務でも「あ、これはこの前相談されていたことと同じ気持ちだな」と気づくこともあるんです。だからアドバイスというほどではないですが、こういう考え方もあるよ、と選択肢を提示してあげるようにはしていますね。

編集部

ちなみに、今は何人ぐらいの方を見ていらっしゃるんですか?

大貫さん

15人程度だと認識しています。

編集部

結構な人数ですね。活躍される方には共通点があったりしますか?

大貫さん

やっぱり、考え方が前向きというか、向上心があるというか。弊社には、AIを活用したシステムの改善案や業務改善案を共有し合うイベントや、技術共有の場があるんですが、そういうところで主体的に発信していく方は、見ていて素晴らしいなと思いますし、自分も負けたくないなと思います。

編集部

逆に、若手の方が成長を実感するのは、どんな瞬間だと思われますか?

大貫さん

課題の壁を一つ乗り越えたところを見ると、成長しているなと実感しますね。去年の9月ぐらいに、あまり自分に自信がなさそうな顔をしていた若手の方と面談したことがあったんです。その方にはメンターとしてベテランのエンジニアが入ってくれていて、都度、報告を聞いていたら、だんだん「できてきてます」という報告に変わってきて。

編集部

おぉ…!それは何か特別な課題を与えられたんですか?

大貫さん

いえ、決して難しい課題を与えていたわけではなくて、小さな階段を一段ずつ登るような、小さな目標を立ててクリアしていく。その積み重ねをしてもらっていたんです。それで今年の3、4月ぐらいにまた面談させていただいた時に、すごく顔つきが良くなっていたのを覚えています。

編集部

いきなり大きな壁を越えようとするのではなく、少し背伸びすれば届く一段を丁寧に積み上げていくことが、自信の土台になっていくんですね。

「多少スキルが低くても、僕ならこっちを選びます」。未経験の武器は人間力

編集部

後輩の方が一段ずつ登っていく姿を見てこられた大貫さんから、これから未経験でIT業界に挑戦したいと考えている方へ、メッセージをいただけますか?AIが進化する中で、それでも挑戦したいという方も多いんです。

大貫さん

正直に言うと、未経験の方が実際に案件に入ったとして、スキルや技術では経験者には勝てないんですよね。だからこそ、僕自身が大事にしているのが「人間力」なんです。

編集部

人間力、ですか。

大貫さん

僕たちのようなエンジニアは、自分自身が商品なので。例えば、同じ機能のお掃除ロボットAとBがあったとします。Aは「掃除して」と言うと、ぶつぶつ言いながらやって、後から「めちゃめちゃゴミ溜まってるやん」とか言ってくる。一方でBは「はい、わかりました」と言って、「綺麗にしました」と報告してくれる。どっちが欲しいですかとなったら、Bを選びますよね。多少、機能が低くても、僕だったらBを選ぶかなと思うんです。

編集部

あぁ、すごくわかります。同じ仕事ができるなら、気持ちよく一緒に働ける方にお願いしたくなりますよね。

大貫さん

そういう感じで、お客様先に行った時のコミュニケーションだったり、愛嬌だったり。もちろん自己研鑽や学習をしながらですけれど、そういうところを意識していけば、未経験でもこの世界で活躍できるのではないかと考えています。

編集部

技術は後から積み上がる。まず自分にできることから、ということですね。最後に、大貫さんご自身は、これからどうなっていきたいと考えていますか?

大貫さん

できれば若いうちに、PLやPMといったポジションで業務をしたいですね。社内でも課長など、だんだんと責任が伴うポジションに就いていけたらいいなと思っています。

編集部

「成長しよう、どこまでも」という言葉に惹かれて入られた方が、4年で上流工程を任され、今は後輩に選択肢を渡す側になっている。その歩みは、変わりたいけれど一歩目が分からないというあなたにとって、今日から動き出していいのだと教えてくれる、等身大の道しるべになるはずです。大貫さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。

株式会社グッドワークス_エンジニア採用ページ

目次