派遣から正社員への転職が難しいと言われる理由|突破するための方法を解説

「派遣から正社員になりたいけど、やっぱり難しいのかな」「このまま派遣を続けていて大丈夫なんだろうか」と不安を感じていませんか。派遣から正社員への転職は、正しい準備と戦略があれば十分に実現できるものです。

私たちの支援現場では、面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。一方、対策なしの方は約33%にとどまるというデータがあります(弊社調べ)。つまり、派遣から正社員への転職が「難しい」と言われる原因の多くは、準備不足や進め方の問題であって、派遣経験そのものが否定されているわけではありません。

この記事では、派遣から正社員への転職が難しいと言われる具体的な理由から、成功する人と失敗する人の違い・企業が派遣経験者に求めるポイント・面接対策の効果・年代別の戦略まで、リアルなデータと支援事例をもとに解説します。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、派遣社員から正社員への転職を数多く支援してきた経験をもとに執筆しています。

この記事の監修者

株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント

阿部 翔大

目次

派遣から正社員への転職が「難しい」と言われる5つの理由

「派遣から正社員は難しい」と言われることには、明確な理由があります。ここでは支援現場の実態をもとに、派遣社員が正社員転職で壁にぶつかりやすい5つの理由を解説します。課題を知ることが、突破するための第一歩です。

正社員経験がないと書類で落とされやすい

正社員としての就業経験がない場合、書類選考の段階で不利になるケースがあります。企業の採用担当者の中には「正社員経験=責任ある仕事を任されていた証拠」と捉える方もいて、派遣のみの経歴だと書類の段階で通過しにくくなる傾向があります。

ただし、私たちのデータでは書類通過率が100%の求職者もいます。問題は書類で落ちることではなく、書類の書き方や応募先の選定が適切でないことにあるケースがほとんどです。

派遣の業務は限定的と見なされやすい

派遣社員の業務範囲は契約で決まっているため、「限られた仕事しかしていない」と判断されがちです。正社員であれば部署異動や業務の幅が広がるのに対して、派遣は担当する業務の範囲が固定されやすいことが理由です。

実際には、派遣先で幅広い業務をこなしている方も多いのですが、面接でそれを伝えられないと「定型作業しかできない人」という印象を与えてしまいます。

年齢が上がるほど求人が限られてくる

私たちの支援データでは、応募者の約8割が20代以下に集中しています(弊社調べ)。年齢が上がるほど「ポテンシャル採用」の対象から外れやすくなり、30代以降は即戦力としてのスキルや実績がより強く求められます。

20代であればまだ選択肢が広いですが、30代になると同じ経歴でも応募できる求人が減る傾向にあります。「いつか正社員になろう」と先延ばしにするほど、ハードルが上がっていくのが現実です。

「正社員」と「無期雇用派遣」のミスマッチに気づかない

求職者が「正社員」として紹介された求人が、実際には無期雇用派遣だったというケースが私たちの支援現場でも確認されています(弊社調べ)。無期雇用派遣の仕組みを説明した途端に離脱する求職者もおり、「正社員」と「無期雇用派遣」の違いが分かりにくいことがミスマッチの原因になっています。

無期雇用派遣は派遣元企業の正社員ではありますが、派遣先で働く構造は変わりません。「正社員になれた」と思っていたのに実態は派遣のままだった、ということがないよう、求人内容を正確に確認する必要があります。

転職活動の進め方がわからず途中で挫折する

派遣社員として働いてきた方の中には、転職活動そのものが初めてという方も少なくありません。履歴書の書き方、面接の受け方、求人の探し方が分からないまま一人で進めようとして、途中で挫折してしまうパターンです。

私たちのデータでも、面談後に連絡が取れなくなったり、求人提案後に音信不通になるケースが確認されています(弊社調べ)。転職活動を一人で抱え込まず、エージェントを活用して伴走してもらうことが継続のコツです。

阿部 翔大

派遣から正社員への転職が「難しい」って感じる方、正直すごく多いんです。でも僕の経験だと、難しいのは「派遣だから」じゃなくて「準備が足りてないから」ってケースがほとんど。ここに書いた5つの理由って、全部対策できるものなんですよね。一つずつ潰していけば、結果は変わりますよ。

派遣から正社員転職に成功する人と失敗する人の違い

同じ「派遣から正社員」という転職でも、成功する人と失敗する人には明確な違いがあります。私たちの支援現場で見てきた実際のパターンを比較してみましょう。

派遣から正社員転職|成功する人と失敗する人の違い(弊社調べ)

成功する人の特徴
  • ✅ 派遣での経験を具体的に言語化できる
  • ✅ 「なぜ正社員を目指すのか」を前向きに説明できる
  • ✅ 面接対策を事前に受けている
  • ✅ エージェントへのレスポンスが早い
  • ✅ 複数の求人に並行して応募している
  • ✅ 自分の非を認め、改善意欲を見せられる
失敗する人の特徴
  • ❌ 派遣での経験を「大したことない」と過小評価する
  • ❌ 前職の不満を他人や環境のせいにする(他責感)
  • ❌ 面接対策なしでぶっつけ本番に臨む
  • ❌ 連絡が遅い・面接に遅刻して謝罪しない
  • ❌ 1社に絞って応募し、落ちると全てが止まる
  • ❌ 短期離職を繰り返し、継続力に疑問を持たれる

出典:1万人超の支援データより

企業がお見送りにする理由で特に多いのは、以下の3パターンです(弊社調べ)。

  • 他責感:前職の不満を他人や環境のせいにする発言が面接中に出てしまう
  • 継続力不足:短期離職の繰り返しがあり「また辞めるのでは」と懸念される
  • 面接遅刻と無謝罪:社会人としての基本マナーが欠けていると判断される

逆に言えば、この3つのパターンを避けるだけで面接の通過率は大きく変わります。成功する人は「自分の課題を把握して、事前に対策している」という共通点があります。

阿部 翔大

成功する人と失敗する人の一番の違いって、正直「面接の準備をしたかどうか」なんです。派遣の経歴って、ちゃんと整理すればアピール材料になるのに、「大したことやってないし」って自分で評価を下げちゃう方がすごく多い。僕の面談では、まずそこから一緒に掘り起こしていきます。

企業が派遣経験者の採用で重視するポイント

派遣から正社員への転職を成功させるには、企業が派遣経験者のどこを見ているかを知ることが重要です。採用する側の視点を理解すれば、面接での伝え方が変わります。

「なぜ正社員を目指すのか」の動機の一貫性

面接でほぼ確実に聞かれるのが「なぜ派遣から正社員を目指すのか」という質問です。企業は、この回答から候補者の本気度と将来のビジョンを見ています。

「安定したいから」「ボーナスがほしいから」だけでは弱い印象を与えます。「派遣先で培った○○の経験を活かして、正社員としてより深く業務に関わりたい」のように、これまでの経験と将来の目標をつなげたストーリーが求められます。

派遣先での具体的な業務実績と成果

企業は「この人は入社後にどんな仕事ができるのか」を知りたがっています。派遣先での業務を「事務作業をしていました」と抽象的に伝えるのではなく、「月間3,000件のデータ処理を正確にこなしていた」「派遣先の業務マニュアルを作成し、引き継ぎ時間を半分に短縮した」のように、数字や具体的な成果を添えることが重要です。

複数の職場環境に適応してきた柔軟性

派遣社員として複数の現場を経験してきたことは、「転々としている」ではなく「さまざまな環境に適応できる」という強みに言い換えられます。特に中途採用では、新しい環境にすぐ馴染めるかどうかを企業は重視しています。

長期的に働く意思があるかどうか

企業にとって最大の懸念は「採用してもすぐ辞めるのでは」という点です。私たちのデータでも、内定承諾後に辞退する方は約20%(5人に1人)に上ります(弊社調べ)。それだけ企業側も「本当に来てくれるのか」を心配しています。面接では「御社で長期的にキャリアを築きたい」という意思を明確に伝えましょう。

阿部 翔大

企業の採用担当って、派遣の経歴を「悪い」と思ってるわけじゃないんです。知りたいのは「なぜ正社員を目指すのか」「入社して何がしたいのか」「うちで長く働いてくれるのか」、この3つ。ここを自分の言葉でちゃんと語れるかどうかが勝負どころです。面接練習で一緒に言葉にしていきましょう。

派遣から正社員転職を成功させるための具体的な方法

派遣から正社員への転職を実現するには、闇雲に動くのではなく戦略的なステップを踏むことが重要です。以下の流れに沿って進めましょう。

STEP
派遣先での経験・スキルを棚卸しする

まずは派遣先で担当してきた業務・使用したツール・達成した成果を具体的に書き出します。「月間の処理件数」「改善した業務フロー」「マニュアルの作成」など、数字やエピソードを添えて整理するのがポイントです。自分では「当たり前」と思っている経験の中にこそ、面接で響くアピール材料が眠っています。

STEP
「なぜ正社員を目指すのか」を自分の言葉で整理する

面接で聞かれたときに、前向きな動機を一貫したストーリーで語れるように準備します。「派遣の経験を活かしてキャリアアップしたい」「一つの会社で長く貢献したい」など、これまでの経歴と将来の目標がつながるストーリーを組み立てましょう。

STEP
転職エージェントに相談して非公開求人を紹介してもらう

派遣から正社員への転職は、一人で求人を探すよりもエージェントを活用した方が効率的です。非公開求人の中には「派遣経験者歓迎」の正社員求人もあり、自分では見つけられない選択肢が広がります。面談した方の約67%が応募承諾に至っています(弊社調べ)。

STEP
面接対策を受けて内定率を引き上げる

面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。受けなかった方は約33%です(弊社調べ)。特に「なぜ派遣から正社員を目指すのか」「派遣での経験をどう活かすのか」への回答は、プロと一緒に練り込むことで結果が大きく変わります。

STEP
内定後に派遣契約の終了時期を調整する

内定が出たら、派遣会社に退職の意思を伝え、派遣契約の終了タイミングと入社日を調整します。契約更新のタイミングに合わせると円満に退職しやすくなります。入社時期の交渉はエージェントに任せるとスムーズです。

全体の流れとしては準備から内定獲得まで1〜3ヶ月が目安です。面接対策をしっかり行った方は、そうでない方と比べて内定率が2倍以上高いという結果が出ています(弊社調べ)。一人で進めるよりもプロの力を借りた方が、確実に結果につながります。

阿部 翔大

転職活動で一番大事なのは、正直STEP 1の棚卸しなんです。派遣の方って「自分の経験なんて大したことない」って思いがちなんですけど、面談で聞いていくと「それ、すごいアピールポイントですよ」って話がどんどん出てくる。棚卸しは一人じゃなくてエージェントと一緒にやるのがおすすめです。

派遣経験を強みに変える面接対策|面接対策の効果を数字で解説

派遣から正社員への転職で最も結果を左右するのが面接です。面接対策の有無による内定率の差は、データが物語っています

面接対策の有無による内定率の差(弊社調べ)

面接対策を受けた求職者約75〜78%
内定率 約75〜78%
面接対策を受けなかった求職者約33%
内定率 約33%

面接対策の有無で、内定率に約2倍以上の差がある

出典:弊社調べ(この傾向は複数月にわたって確認)

面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。一方、受けなかった方は約33%にとどまります(弊社調べ)。この傾向は複数月にわたって同様に確認されており、一時的な偏りではありません。

書類は通るのに面接で落ちる人が多い現実

さらに注目すべきデータがあります。書類通過率が100%でも、面接で4人に1人しか内定に至らないケースが確認されています(弊社調べ)。

書類通過から内定までのファネル(弊社調べ)

書類選考通過率:100%
面接に進む:全員
内定率:約25%

書類が通っても、面接で4人中3人は不合格になる

面接対策をしなければ、書類通過の意味がなくなってしまう

書類が通る=内定に近いと思い込んでいる方がいますが、書類通過はスタートラインに過ぎません。面接でどれだけ自分を伝えられるかが、派遣から正社員への転職の成否を分けます。

面接で派遣経験を強みとして伝える3つのポイント

  • 「定型作業をこなしていた」ではなく「月間○件を正確に処理していた」と数字で語る
  • 複数の派遣先を経験したことを「適応力の高さ」としてアピールする
  • 「なぜ今正社員を目指すのか」を、これまでの経験と将来の目標をつなげたストーリーで説明する

面接対策は一人で行うよりも、プロのアドバイザーと一緒に進めた方が効果的です。自分では気づかない強みや、伝え方のクセを客観的にフィードバックしてもらえるため、通過率が格段に上がります。

阿部 翔大

書類は全部通るのに面接で落ちるって方、実は結構多いんです。「書類が通ってるから大丈夫」って油断しちゃうんですけど、面接対策をやるかやらないかで内定率が2倍以上変わるんですよね。僕との面接練習では「それ、もっとこう言った方が伝わりますよ」って具体的にフィードバックしていくので、一緒にやりましょう。

派遣から正社員に転職しやすい業界と職種

派遣から正社員への転職では、業界・職種選びが結果を大きく左右します。派遣経験を活かしやすく、正社員採用に積極的な業界と職種を紹介します。

スクロールできます
職種派遣経験の活かし方年収目安休日の特徴
営業職(法人営業)対人スキル・業界知識が直接活用できる350〜500万円土日祝休みが多い
事務職(経理・総務・人事)データ処理・電話応対・Excel操作の即戦力に300〜420万円土日祝休み・残業少なめ
IT系(ヘルプデスク・運用保守)PC操作・トラブル対応の経験が活きる350〜500万円土日祝休みが多い
製造・品質管理正確な作業力・工程管理の経験が評価される300〜430万円シフト制or土日祝休み
人材業界(コーディネーター等)派遣の当事者経験が共感力に直結する320〜450万円土日祝休みが多い
介護・福祉人手不足で年齢を問わず積極採用される280〜380万円シフト制が多い

営業職は派遣経験者に門戸が広い

法人営業は、派遣から正社員への転職で特に成功しやすい職種のひとつです。派遣先で培ったコミュニケーション能力や業界知識がそのまま活かせるうえ、「未経験歓迎」の正社員求人も多い領域です。年収350〜500万円と、派遣時代から大幅な収入アップが期待できます。

事務職は派遣での実務経験が強みになる

派遣で事務経験がある方は、経理・総務・人事などの正社員ポジションに転職しやすい傾向があります。データ処理のスピードや正確性、電話応対の経験は、即戦力として評価されるポイントです。土日祝休み・残業少なめの環境で年収300〜420万円が目安です。

人材業界で派遣の当事者経験を武器にする

自分自身が派遣社員として働いた経験は、人材業界ではむしろ最大の強みになります。派遣コーディネーターやキャリアアドバイザーとして、候補者の気持ちを理解できる当事者経験は研修では身につきません。年間休日120日以上・土日祝休みの企業が多く、キャリアパスも描きやすい業界です。

阿部 翔大

「派遣からどんな仕事に就けるんですか?」ってよく聞かれるんですけど、派遣の業務内容に近い領域を狙うと成功率がグッと上がります。全然違う業界にチャレンジするのも悪くないですけど、面接で「今の経験を活かせます」って言えるかどうかが結構大事なんですよね。

年代別の派遣から正社員転職の戦略

派遣から正社員への転職は、年代によって戦略を変える必要があります。20代前半・20代後半・30代それぞれのアプローチを解説します。

20代前半(20〜24歳)の戦略:ポテンシャルで勝負できる最強の時期

20代前半は、派遣から正社員への転職において最も有利な年代です。企業は「若さ=成長の可能性」を高く評価するため、正社員経験がなくてもポテンシャル採用の対象になります。

私たちのデータでは、20-24歳の応募者は全体の41.1%を占めており、最も活発に転職活動を行っている層です(弊社調べ)。未経験歓迎の求人も豊富にあるため、「正社員として何がしたいか」を明確にして動けば、比較的スムーズに内定を獲得しやすい時期です。

20代後半(25〜29歳)の戦略:経験を武器にキャリアチェンジを狙う

20代後半は、ポテンシャルと実務経験のバランスで勝負できる年代です。派遣先で3〜5年の実務経験があれば「即戦力」として見てもらえる一方、まだ20代であるため「成長の可能性」も評価されます。

この時期に重要なのは、派遣での経験を「正社員の面接でどう伝えるか」を徹底的に練ること。25-29歳の応募者は全体の29.0%(弊社調べ)で、競争相手も多い年代です。面接対策で差をつけることが内定獲得の鍵になります。

30代の戦略:即戦力アピールと30代ならではの経験値で勝負する

30代になると未経験歓迎の求人は減りますが、派遣先で積み上げてきた実務経験の厚みを「即戦力」としてアピールする戦略が有効です。30-34歳の応募者は16.9%、35-39歳は3.4%と割合は下がりますが(弊社調べ)、30代前半であれば正社員転職のチャンスは十分にあります。

30代の面接では「なぜ今まで派遣だったのか」「なぜ今正社員を目指すのか」を論理的に説明する必要があります。「40代で○○を実現したい。そのために今正社員として経験を積みたい」のように、長期的なキャリアビジョンを示すことで面接官の納得感が高まります。

阿部 翔大

年代によって戦い方が全然違うんです。20代前半ならポテンシャルで勝負できるけど、30代は「何ができるか」を具体的に言えないと厳しい。でもどの年代でも共通して言えるのは、面接対策をしっかりやった人の方が圧倒的に結果が出るってこと。年代に合った戦略を一緒に考えましょう。

派遣から正社員転職で「難しい」を「できる」に変えるマインドセット

派遣から正社員への転職が「難しい」と感じている方の多くは、スキルや経歴ではなく心理的な壁にぶつかっています。ここではマインドセット面での切り替え方を解説します。

「派遣の経験は大したことない」という思い込みを手放す

支援現場で最も多いのが、自分の経験を過小評価するパターンです。「派遣で事務をやっていただけ」「特別なスキルはない」と話す方が多いのですが、面談で掘り下げていくと「月間5,000件のデータを正確に処理していた」「マニュアルを作成して業務効率化に貢献した」といった立派な実績が出てきます。

正社員の面接官は、あなたの「当たり前」を評価基準で見ています。自分では気づかない強みをプロと一緒に言語化することが、最初の一歩です。

「もう遅い」ではなく「今が一番若い」と考える

「もっと早く動いていれば」と後悔するより、「今日が残りの人生で一番若い日」と捉え直すことが大切です。私たちのデータでは35歳以降の応募者は3.4%まで減少します(弊社調べ)。逆に言えば、今がまだ「動ける」タイミングであるということです。

完璧な準備を待たず、まず動くことから始める

「もう少し資格を取ってから」「もう少し経験を積んでから」と先延ばしにする方がいますが、転職市場では動きながら準備する方が効率的です。エージェントに相談するだけなら無料ですし、面談で自分の市場価値を知るだけでも一歩前に進みます。

阿部 翔大

僕のところに来る方で多いのが「自分なんかが相談していいのか分からなくて」って、めちゃくちゃ遠慮してる方。いやいや、全然いいんですよ。むしろ早く来てくれた方が選択肢が広がる。完璧な準備なんていらないです。まず話してみてください。そこから一緒に考えましょう。

私たちノビルキャリアについて|派遣から正社員への転職支援にかける思い

私たちは「一人ひとりの経歴の点と点を繋げる」をモットーに、10,000名以上の転職を支援してきました。派遣社員から正社員への転職を考えている方のサポートに力を入れています。

支援者の平均年齢は24.7歳で、約85%が20代です。20代を中心に、30代の方の支援実績も数多くあります。東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・埼玉・愛知・千葉・広島など全国の主要都市に対応しています。

当社の支援実績

10,000名+
総支援人数
24.7歳
内定承諾者の平均年齢
約85%
20代の支援者割合

派遣から正社員を目指す方の面談で行っていること

派遣経験のある方の面談では、「派遣での経験をどう正社員の面接で伝えるか」を軸にサポートしています。自分では気づいていない強みを一緒に掘り起こし、面接で響くストーリーを組み立てることを大切にしています。

  • 派遣先での経歴を棚卸しし、即戦力として伝えられる志望動機の整理
  • 「なぜ派遣から正社員を目指すのか」のストーリー構築サポート
  • 面接対策(模擬面接・逆質問の準備・オンライン面接のアドバイスまで対応)

当社が向いている方

  • 派遣から正社員に転職したいけど何から始めればいいか分からない方
  • 面接対策を徹底して内定率を高めたい方
  • 派遣経験の伝え方を一緒に整理して「強み」に変えたい方
  • 一人で転職活動を進めるのが不安な方

当社が合わない可能性がある方

年収700万円以上のハイクラス転職を目指している方や、40代以上で管理職ポジションを探している方は、当社よりも専門性の高い他のサービスの方が適している場合があります。

阿部 翔大

僕自身、大学行ってないし、キャリアも全然まっすぐじゃない人間なので、「派遣から正社員って本当にできるの?」って不安な気持ちはすごくよく分かるんです。でも、ちゃんと準備すればできる。面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%っていうデータが、それを証明してくれてます。一緒に次の一歩を考えましょう。

派遣から正社員への転職が不安なら、まず私たちに相談してください|相性の良いエージェントもご紹介

派遣から正社員への転職を考えているなら、まず私たちノビルキャリアにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを3社ご紹介します。

私たちの転職支援|派遣から正社員への転職をサポート

私たちは10,000名以上の転職を支援してきた実績があり、派遣経験を正社員面接でどうアピールするかを一緒に考えるところからサポートしています。面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%(弊社調べ)。経歴の棚卸し・志望動機の整理・面接でのストーリー構築まで丁寧に対応しています。

リクルートエージェント|業界最大級の求人数を誇る総合型エージェント

非公開求人を含む20万件以上の求人を保有しています。正社員求人を幅広く取り扱っており、派遣経験を活かした転職先を検討したい方に適しています。専任のアドバイザーが書類作成から面接対策まで一貫サポートしてくれます。

マイナビエージェント|20代・第二新卒の転職に強い総合型エージェント

20代の転職支援実績が豊富で、派遣から正社員へのキャリアチェンジにも対応しています。担当アドバイザーが求人紹介から内定後のフォローまで一貫して担当してくれます。

doda|求人サイトとエージェントを兼ね備えた総合型サービス

転職サイトとエージェントの両方が使えるサービスです。自分で求人を探しながらエージェントのサポートも受けたい方に向いています。スカウト機能もあり、正社員求人を幅広く検討できます。

阿部 翔大

エージェントは1社だけじゃなくて2〜3社を併用した方がいいですよ。僕たちみたいに個別対応が得意なところと、リクルートエージェントやdodaみたいに求人数が多い大手を組み合わせると、自分に合った正社員求人に出会える確率がグッと上がります。

20代・未経験の方にあわせて紹介したいエージェント

20代で職歴に自信がない方や、派遣経験のみで正社員未経験という方には、以下のエージェントもおすすめです。

ハタラクティブ|20代中心で内定率80%以上の実績

20代のフリーター・既卒・第二新卒に特化したエージェントです。未経験OKの正社員求人が豊富で、最短2週間での内定実績もあります。派遣経験のみで正社員経験がない方でも安心して相談できる環境が整っています。

就職カレッジ|研修付きサポートで未経験からの正社員就職を実現

就職前に無料のビジネスマナー研修を受けられるのが特徴です。書類選考なしで面接に進める求人も多く、社会人経験が浅い方でも安心して就職活動を進められます。派遣の経験を活かしつつ、ビジネススキルを強化したい方にも合っています。

阿部 翔大

20代で「派遣しかやったことない」って方は、ハタラクティブや就職カレッジも選択肢に入れておいて損はないです。ただ、まずは自分の派遣経験を活かせるエージェントから相談する方が効率的。僕たちに相談してもらえれば、その方に合ったエージェントも一緒に提案しますよ。

実際にあった相談事例|「派遣しか経験がない」と諦めかけた27歳が正社員転職に成功した話

Mさん(27歳・女性)は、高校卒業後にアルバイトを経て、22歳から一般事務の派遣社員として働いてきました。派遣先ではデータ入力・電話対応・書類整理を担当し、5年間で3つの派遣先を経験。時給1,400円・ボーナスなし・交通費は一部自己負担という待遇で、手取りは月約18万円でした。

「正社員経験がないのに、27歳で正社員になれるんでしょうか」。最初の面談でMさんが口にしたのは、そんな不安でした。しかし話を聞いていくと、3つの派遣先すべてで「引き継ぎの際にマニュアルを作ってほしい」と頼まれた経験があること、Excelで月次報告書のフォーマットを改善して上司から感謝された実績があることなど、面接で十分にアピールできるエピソードが次々と出てきました。

私たちはMさんの経験を「業務改善力」「正確な事務処理能力」「環境適応力」の3つに整理し、「5年間の派遣事務で培ったスキルを、正社員として一つの会社で長く発揮したい」というストーリーを組み立てました。面接対策を2回実施した後、IT企業の営業事務職に応募。1回の面接を経て内定を獲得しました。

転職後の条件は、月給23万円・ボーナス年2回(計3ヶ月分)・交通費全額支給・土日祝休み・年間休日125日。年収は派遣時代の約230万円から約320万円へ、年収90万円のアップを実現しました。Mさんは「派遣で当たり前にやっていたことが、こんなに評価されるなんて思わなかった」と振り返っています。

阿部 翔大

Mさんのケースで印象的だったのは、「マニュアルを作ったことがある」って話が出たとき。本人は「頼まれたからやっただけ」って言ってたんですけど、3つの派遣先すべてで頼まれるってことは、それだけ「この人にはお願いしたい」と思われてたってことなんですよ。自分の「当たり前」が他の人にとっては「すごいこと」ってパターン、本当に多いです。

派遣から正社員転職が難しいと感じている人からキャリアアドバイザーによくある質問

Q: 派遣から正社員への転職は本当に難しいですか?

A: 「難しい」と感じている方は多いですが、適切な準備をすれば十分に実現可能です。私たちのデータでは、面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。受けなかった方は約33%です(弊社調べ)。つまり、難しさの原因の多くは「派遣だから」ではなく「準備不足」にあります。派遣での経験を正しく伝えられれば、企業は評価してくれます。

Q: 正社員経験がゼロでも転職できますか?

A: はい、正社員経験がなくても転職は可能です。特に20代であればポテンシャル採用の対象になりやすく、派遣での実務経験があれば「即戦力」として評価されるケースもあります。大切なのは、派遣先で何をしてきたかを具体的に伝えられるかどうかです。「月間○件の処理をしていた」「業務改善の提案をした」など、数字やエピソードを添えてアピールしましょう。

Q: 派遣から正社員に転職すると年収はどれくらい上がりますか?

A: 個人差はありますが、派遣時代の年収が250〜330万円程度(時給1,400〜1,700円・ボーナスなし)の方が正社員に転職すると、年収300〜450万円程度が目安になります。ボーナス・昇給・退職金・各種手当を含めると、長期的には大きな差になります。私たちの支援事例でも年収70〜100万円アップの実績があります。

Q: 何歳までなら派遣から正社員に転職できますか?

A: 年齢制限はありませんが、年齢が上がるほど求められるスキルレベルも上がります。私たちのデータでは、20-24歳が41.1%、25-29歳が29.0%、30-34歳が16.9%、35歳以降は3.4%と応募者の割合が減少していきます(弊社調べ)。20代のうちに動けば選択肢は広く、30代前半でもチャンスは十分にあります。35歳を超えると選択肢が狭まるため、早めの行動がおすすめです。

Q: 紹介予定派遣と転職エージェント経由の応募、どちらが正社員になりやすいですか?

A: 紹介予定派遣は最長6ヶ月の試用期間後に正社員登用が検討される制度ですが、企業側が登用を見送るケースもあり、必ず正社員になれる保証はありません。転職エージェント経由で直接正社員求人に応募すれば、内定が出た時点で正社員確定です。確実に正社員を目指したい方には、転職エージェントを活用した直接応募をおすすめします。

Q: 面接で「なぜ派遣だったのか」と聞かれたらどう答えればいいですか?

A: 正直に答えつつ、前向きな動機に転換するのがポイントです。「柔軟な働き方を選んでいたが、派遣先で経験を積むうちに、一つの会社でより深く貢献したいと思うようになった」のように、派遣を選んだ理由と正社員を目指す理由を一貫したストーリーでつなげましょう。「就職できなかったから」というネガティブな回答は避け、面接対策で事前に回答を練り込んでおくことが重要です。

Q: 派遣を辞めてから転職活動を始めた方がいいですか?

A: 可能であれば、派遣の仕事を続けながら転職活動を進めることをおすすめします。収入が途切れるリスクを避けられるうえ、「現在も就業中です」と伝えることで面接官への印象も良くなります。派遣契約の更新タイミングに合わせて退職時期を調整するのがベストです。エージェントに相談すれば、面接日程の調整や入社時期の交渉もサポートしてもらえます。

Q: 転職エージェントは本当に無料で使えますか?

A: はい、求職者側は完全無料で利用できます。転職エージェントの報酬は、採用が決まった際に企業側から支払われる仕組みのため、面談・求人紹介・面接対策・入社後のフォローまですべて無料です。「相談だけ」でも問題ありませんので、まずは気軽に話してみてください。

まとめ|派遣から正社員への転職は「難しい」で終わらせない

この記事では、派遣から正社員への転職が難しいと言われる理由から、成功する人の特徴・企業が重視するポイント・面接対策の効果・年代別の戦略・おすすめの業界と職種・マインドセットまで、リアルなデータをもとに解説しました。要点を整理します。

  • 派遣から正社員が「難しい」のは、準備不足が原因であるケースがほとんど
  • 面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。受けなかった方の約33%と比べて2倍以上の差がある
  • 書類通過率100%でも面接で4人に1人しか内定に至らない。面接対策が最重要
  • 企業のお見送り理由は「他責感」「継続力不足」「マナーの欠如」の3パターンに集約される
  • 「正社員」と「無期雇用派遣」のミスマッチに注意。求人内容を正確に確認する
  • 20代は選択肢が広く、30代前半でもチャンスは十分。35歳を超えると選択肢が狭まるため早めの行動が重要
  • 一人で抱え込まず、転職エージェントを活用して経歴の棚卸しから面接対策まで一緒に進めるのが成功の近道
阿部 翔大

ここまで読んでくれた方、本当にお疲れさまです。「派遣から正社員は難しい」って不安を感じてここにたどり着いたと思うんですけど、この記事を読んで「やれるかも」って少しでも思ってもらえたなら嬉しいです。僕たちノビルキャリアに気軽に相談してください。派遣の経験って、ちゃんと整理すれば立派な武器になるんです。一人で全部やる必要はないので、まず話してみてください。

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