入っちゃえば、どうにかなるのかなと思ってます。HappyLifeCreators株式会社・伊藤さんが、営業事務からエンジニアに転職するまでにやったこと

未経験の仕事に転職したいけど、入ってみないとわからないことばかりで今はすごく不安…。そんなお悩みを抱えていませんか?
HappyLifeCreators株式会社の伊藤さんは、これから職種を変えようとしている人に向けて「入っちゃえば、どうにかなるのかなと思ってます」と話します。保険の営業と、中古車輸出業の営業事務を経て、29歳でエンジニアに転職された伊藤さんは、いまはWebアプリとスマートフォンアプリの開発を担当しています。
伊藤さんが営業事務からエンジニアに移るまでに、何をやったのか。そして、入る前に調べておいたほうがいいことは何なのか。詳しくお話を伺いました。
読み終わる頃には、あなたも伊藤さんと同じように「どうにかなる」と思えているかもしれません。
HappyLifeCreators株式会社
エンジニア 伊藤 梓
新卒で保険の営業を経験したのち、中古車輸出業の営業事務へ転職。29歳の時に、未経験からエンジニアへキャリアチェンジ。2022年にHappyLifeCreators株式会社へ入社し、現在は4年目としてWebアプリとスマートフォンアプリの開発を担当。
この知識は、業界の一歩外に出たら役に立たないなと思ったんです

編集部伊藤さんは、新卒では保険の営業をされていたそうですね。そこから、まずは事務職に移られたと伺いました。



はい。営業自体は結構楽しくやっていたんですけど、時間が不規則だったんですよね。お客さんに合わせるので土日も業務がありますし、お仕事のあとに時間をもらったりするので、夜の7時、8時になったりもして。今後も続けていくのは難しいなと思ったんです。



それで、時間が決まっている仕事に転職を。



そうですね。事務だと時間が固定されている企業さんが多いので。営業を3年弱やって、そのあとの事務も3年弱ぐらいですね。中古車の輸出業でした。



事務のお仕事は、実際やってみてどうでしたか?



給与も待遇も、特に不満はなかったんです。ただ、事務職って、企業や業種によって知識に偏りがやっぱり出てくるなと思って。そこが引っかかっていましたね。



偏り、というのは?



中古車の系統だったので、運輸局への名義変更とか、書類に関することには詳しくなるんですよ。でも、他の企業に行ってそれが使えるかというと、全然違うと思うんですよね。この知識は、もしかしたら業界の一歩外に出たら役に立たないんじゃないかな、と思って。



それで、職種そのものを変えようと。



はい。もう少し広く使える知識があったほうが、自分が仕事をしやすいかなと思ったんです。それで色々調べて、たどり着いたのがエンジニアだったという感じですね。30歳を超えると、職種を変えての転職はなかなか難しくなってくるなと思って、29歳で転職をしました。
勉強してみたら、意外に行けそうだったんですよ



エンジニアという選択肢は、もともと身近にあったんですか?



私は文系の大学出身なので、あんまり選択肢として出てくるようなものではなかったですね。ただ、ちょうどエンジニア転職が流行っていた時期ではありました。



なるほど。情報は入ってきやすかったと。



そうですね。SNSで情報も出てきましたし、知り合いにエンジニアがいたりもしたので、馴染みはありました。それで、ちょっとやってみようかなと思って、まずは教材で勉強してみたんです。



エンジニア以外の職種と、迷われたりはしなかったんですか?



調べていくとWebデザイナーも出てきたので、そちらも教材を試してみたんですよ。ただ、デザインは自分でアイディアを生み出さないといけないのが難しいなと思って。街を歩いていても、すべてがデザインに見えてきそうだなと(笑)。



たしかに、デザインは正解が見えにくそうです…。



そうなると、私には向いていないのかなと感じまして。エンジニアが簡単だと思ったわけではないんですけど、わからないことがあっても調べながら正解を目指して進められるのはいいなと思いました。そこは、いまの仕事にもつながっている気がします。



未経験の方だと、勉強してみたものの頭に入ってこない、というご相談も多いんです。伊藤さんは、いかがでしたか?



勉強してみたら、意外に行けそうだったので、このまま転職してみるかな、という感じです。まあ、たまたま自分に合っていただけだと思いますけどね。
自分が雇う側だったら、お金がかからない方で雇いたいなと思って





転職活動は、どうやって進められたんですか?



最初はエージェントを使っていたんですけど、やっていく中で調べてみたら、エージェントさんとか別の外部の会社さんが絡むと、成果報酬が発生するということがわかったんですよ。未経験で応募するので、そこは気になりました。



採用する側に、費用が発生する形ですよね。



はい、私が支払うわけではないにしても、もしも私が雇う側だったら、お金がかからない方で雇いたいなと思ったんですよ。せっかく私をポジティブに見てくれたとしても、費用がネックで不採用になってしまうのは、もったいないなと思って。



そこまで、採用する側の立場で…!



それで、求人サイトで自分で会社を調べて、直接応募していました。そのほうが、話が早いというのもありましたね。



未経験からの応募で、どんな準備をされたんですか?



ポートフォリオを作って応募していました。実務の経験がないので、そこで見てもらうしかないですから。それで最初の会社に入ったという感じですね。
失敗してもいいから挑戦したらいい、と言ってもらえたんです



次の転職では、何社ぐらい受けられたんですか?



実は、弊社の1社しか受けていないんです。Xを見ていたら、たまたま弊社の代表の投稿が出てきたんですよ。私が時々参加していた勉強会の人たちが結構フォローしていたので、アルゴリズム的にそれで流れてきたんだと思います。



1社だけ…!



気になってホームページを見たら、まさに自分がやりたい技術だったんですよね。あとは、エンジニアが挑戦することを大切にしている会社だな、というのがわかったので、思い切って面談を受けてみようと思って。



面談では、どんなところが刺さりましたか?



まず技術面で、この言語と決まっているわけではなくて、案件ごとにやりたいものがあれば、理由がちゃんとあればやってもいいよ、と言ってもらえたところですね。あとは、失敗を恐れずに挑戦してほしいという社長の方針がすごいと思ったんです。最終的には、選考後に行っている社員の方たちとのランチ会に行って、雰囲気が良さそうだなと思って決めました。



入社されてから、業務の内容は以前の会社とは変わりましたか?



元々はWebアプリ開発をやっていたんですけど、スマホアプリ開発をやるようになったのが1番変わったことですね。言語が違うだけではなくて、開発環境も違いますし、AppleやGoogleに申請を出さないといけないんです。社内に経験のある方がいない言語での開発を行ったので、調べながらやっていましたね。



誰も経験がない中で。それは、大変だったでしょうね。



いえ、やりたいと言ったのは、私なんですよ。前からこのアプリの言語をやりたいと言っていたら、ちょうどそういう案件が来て。



やりたいと言ったものが、そのまま担当になるんですね。作ったものが誰に届くかは、見えるものなんですか?



うちは二次受けをあんまりやっていないので、エンドユーザーさんの話が直接来たりするんですよ。自分が作ったものが役に立っていますよ、というフィードバックをもらえることもあるので、そこは嬉しいなと思うところですね。
入っちゃえば、どうにかなるのかなと思ってます





チームは、現在はどのくらいの人数がいらっしゃるんですか?



エンジニアが全部で8人で、私がいる開発は6人ですね。新卒で入ってくる子が優秀で、私がわからない分野があると、逆に質問することもあります。



先輩後輩、という感じでもないんですね。コミュニケーションはどのように?



出社も週1ぐらいで、あとはリモートなので。お酒を飲む子もあんまりいなくて、みんなで飲みに行こう、というのは年に数回しかないです。プライベートと仕事を分けたいです、という人にはちょうどいいと思います。



それでは、伊藤さんが今後一緒に働くなら、どんな方がいいですか?



年齢問わず、素直な人がいいですね。あとは、頑固まで行ってしまうと困るんですけど、ある程度こだわりがある人のほうがいいかなと。社内社外を問わず交流できる人だと、本人が無理せずできるんじゃないかなとも思います。



伊藤さん自身の、これからの話も伺いたいです。



まだPMまではやっていないので、そこもできたらいいなというのが1つありますね。あとは、依頼を受けたシステムに対して、自分から提案できるエンジニアになりたいなと思います。



職種を変えたいけれど踏み切れない、という読者も多いです。何か伊藤さんから伝えたいことはありますか?



職種を変えるとなると、選べる企業も狭まりますし、給料面が下がってしまったりもすると思います。転職活動としては、経験のある職種よりは厳しいです。でも、入っちゃえば、どうにかなるのかなと私は思ってます。



まさに伊藤さんが、悩むより行動を先にした結果ですよね。入る前に、やっておいたほうがいいことはありますか?



自分が就こうと思っている職種について、事前にある程度は調べたほうがいいなとは思いました。エンジニアになりたいと思っても、エンジニアとしての仕事ができない会社も中にはあったりするので。選ぶべきポイントをちゃんと押さえた上で、そこが大丈夫だと思うなら、もう入ってみたらいいんじゃないかな、と思うんですよね。



業界の一歩外でも使える知識が欲しい、というところから始めて、いまはやりたいと思った仕事を担当されている伊藤さん。入る前に調べることと、入ってから考えることは、分けられる。そう思うと、決めきれずに悩む時間も短くできそうです。伊藤さん、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
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