中卒の履歴書の書き方|学歴欄・職歴欄・志望動機の正しい記入例とNG例を解説

「中卒の場合、履歴書の学歴欄はどう書けばいいの?」「職歴が少なくてスカスカになってしまう」と悩んでいる方は少なくありません。

結論から言うと、中卒でも正しい書き方とアピールのコツを押さえれば、採用担当者に好印象を与える履歴書は作れます。直近の支援データをもとに分析したところ、書類通過率が100%でも内定率は25%にとどまるケースがあり、履歴書の完成度が選考結果を大きく左右します。

この記事では、中卒の方に向けた履歴書の書き方を、学歴欄・職歴欄・志望動機欄ごとに具体例を交えて解説します。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、中卒の方の履歴書作成に関する情報をまとめたものです。

この記事の監修者

株式会社MEDISITE キャリアアドバイザー

阿部 翔大

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目次

中卒の履歴書における学歴欄の正しい書き方

学歴欄は履歴書の中でも最初に目に入る部分です。中卒の場合、書き方に迷う方が多いですが、ルールは明確です。

中卒の履歴書で押さえるべき3つのポイント

学歴欄は正直に
中学校卒業から正確に記載する
職歴は全て書く
アルバイト経験も立派な職歴になる
志望動機で差をつける
行動力と成長意欲を具体的に伝える

中学校卒業から記載するのが基本ルール

中卒の場合は「〇〇市立〇〇中学校 卒業」と記載します。入学年は省略して卒業年のみの記載でも問題ありません。学校名は正式名称で書き、略称は使わないようにしましょう。

記載例:

令和〇年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業

高校に入学したが中退した場合の書き方

高校に入学後、中退した場合は「〇〇高等学校 入学」と「〇〇高等学校 中途退学」の2行を記載します。中退理由は「家庭の事情により」「進路変更のため」など簡潔に添えると印象が良くなります。

令和〇年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
令和〇年〇月 〇〇県立〇〇高等学校 中途退学(家庭の事情により)

高卒認定を取得している場合は学歴欄に記載できる

高等学校卒業程度認定試験(旧・大検)に合格している場合は、学歴欄に記載しましょう。高卒認定は「高卒と同等の学力がある」ことの証明になるため、応募可能な求人の幅が広がります。

阿部 翔大

学歴欄って正直に書くのが一番なんですよ。変にごまかそうとすると、面接で矛盾が出てきて逆効果になります。中卒は中卒で堂々と書いて大丈夫です。

中卒の履歴書における職歴欄の書き方とアピールのコツ

中卒の方は職歴欄を「書くことがない」と感じがちですが、アルバイト経験も含めて記載することでアピール材料にできます。

アルバイト経験は職歴欄に記載して構わない

正社員経験がなくても、アルバイト経験があれば職歴欄に記載しましょう。「〇〇株式会社 アルバイトとして入社」「飲食店でのホール業務に従事」のように、雇用形態と業務内容を明記します。

複数のアルバイト経験がある場合は長期間のものを優先する

短期バイトを大量に列挙するよりも、長期間続けたアルバイトを中心に記載する方が「継続力がある」という印象を与えられます。3か月以上続けた経験を優先的に書きましょう。

正社員経験がある場合は入社と退社を正確に記載する

正社員として働いた経験がある場合は、入社日・退社日・雇用形態・業務内容を正確に記載します。退職理由は「一身上の都合により退職」と書くのが一般的です。

職歴がない場合は「なし」と記載して志望動機で補う

職歴がまったくない場合は、職歴欄に「なし」と書いて問題ありません。その分、志望動機欄や自己PR欄で意欲や行動力をしっかりアピールしましょう。

阿部 翔大

アルバイト経験をバカにする方が時々いるんですけど、それは大きな間違いですよ。接客で身につけたコミュニケーション力や、忙しい時間帯をこなした対応力は立派なスキルです。

中卒の履歴書で差がつく志望動機の書き方

学歴や職歴でアピールしにくい分、志望動機欄の完成度が選考結果を大きく左右します。採用担当者に刺さる書き方のコツを解説します。

「中卒だから」ではなく「自分の強み」を軸にする

志望動機で「中卒ですが頑張ります」と書く方がいますが、これでは他の応募者と差がつきません。「アルバイトで培った接客力を活かしたい」「体力に自信がある」など、具体的な強みを軸に書きましょう。

なぜその会社を選んだかを具体的に書く

「どこでもいいから正社員になりたい」という印象を与えないことが重要です。応募先企業のホームページや求人情報を読み込み、共感するポイントを見つけて志望動機に盛り込みましょう。

将来のビジョンを添えると好印象

「入社後は〇〇のスキルを身につけたい」「将来的には〇〇の資格取得を目指したい」など、長期的に働く意思を示すと、採用担当者に安心感を与えられます。

阿部 翔大

志望動機は使い回しが一番ダメですよ。企業ごとに「なぜこの会社がいいのか」を書き分けるだけで、通過率は全然変わります。面倒ですけど、ここは手を抜かないでほしいですね。

中卒の履歴書でやってはいけない4つのNG例

知らずにやってしまうと、一発で不採用になるNGパターンがあります。必ず確認してから提出しましょう。

中卒の履歴書でやってはいけないNG例4選

学歴詐称
高卒・大卒と偽るのは経歴詐称で解雇事由に
修正ペンの使用
間違えたら最初から書き直す
空欄を残す
意欲が低いと見なされるリスク
使い回し
企業ごとに志望動機を書き分ける

学歴詐称は経歴詐称にあたり解雇事由になる

「高卒」「大卒」と偽って入社した場合、発覚すれば経歴詐称で懲戒解雇の対象になります。学歴を偽っても入社後に必ずバレるリスクがあるため、絶対にやめましょう。

修正ペンや修正テープの使用は厳禁

履歴書で間違えた場合、修正ペンやテープで直すのはNGです。手書きの場合は最初から書き直すのがマナーです。PC作成であればデータを修正して再印刷しましょう。

空欄のまま提出すると意欲がないと見なされる

「特になし」「なし」で済ませられる欄以外を空欄にすると、採用担当者に「意欲がない」と思われます。資格欄は「現在〇〇の取得に向けて勉強中」と書くなど、何かしら記入しましょう。

使い回しの履歴書は採用担当者にすぐ見抜かれる

志望動機が企業名を入れ替えただけの使い回しだと、採用担当者はすぐに気づきます。企業ごとに志望動機を書き分けることが、書類選考を通過するための基本です。

阿部 翔大

学歴詐称は本当にやめてください。僕のところに来た方で、前の会社で詐称がバレて解雇になった方もいるんですよ。中卒でも正社員になれる会社はたくさんあるので、正直に書いてほしいです。

履歴書作成でプロのサポートを受けるメリット

一人で履歴書を書くのが不安な方は、就職エージェントのサポートを活用するのがおすすめです。

プロの添削で書類通過率が大きく変わる

直近の支援データをもとに分析したところ、同じ経験でも書き方ひとつで採用担当者への印象は大きく変わります。エージェントに添削してもらえば、中卒の方でも強みが伝わる履歴書に仕上がります。

学歴不問の非公開求人を紹介してもらえる

中卒の方が求人サイトだけで就活すると、「高卒以上」のフィルターに引っかかってしまうことが多いです。エージェント経由であれば、学歴不問の非公開求人にアクセスできます。

面接対策も含めたトータルサポートが無料で受けられる

エージェントでは履歴書の添削だけでなく、面接対策や求人紹介も無料で受けられます。中卒の就活に不安がある方こそ、プロの力を借りることで効率的に内定を目指せます。

阿部 翔大

正直に言うと、履歴書の書き方で損してる方って結構多いんですよ。同じ経歴でも書き方で印象は全然変わります。自分だけで悩まず、プロに見てもらうのが一番です。

中卒の履歴書の書き方で悩んでいる方からキャリアアドバイザーによくある質問

Q: 中卒の場合、学歴欄は1行だけでいいですか?

A: はい、中学校卒業の1行のみで問題ありません。高校に入学して中退した場合は、入学と中途退学の2行を追加してください。

Q: アルバイト経験しかありませんが職歴欄に書けますか?

A: 書けます。アルバイト経験も立派な職歴です。「アルバイトとして入社」と明記し、業務内容を具体的に書くことで社会人経験をアピールできます。

Q: 手書きとPC作成はどちらがいいですか?

A: 企業から指定がなければ、どちらでも構いません。手書きは丁寧さをアピールでき、PC作成は読みやすさと修正のしやすさがメリットです。

Q: 職歴がまったくない場合はどうすればいいですか?

A: 職歴欄に「なし」と記載し、その分を志望動機欄や自己PR欄で補いましょう。日常生活でのエピソードや、これからの意欲を具体的に書くことで十分にアピールできます。

Q: 中卒でも正社員になれますか?

A: なれます。学歴不問で正社員採用を行っている企業は多数あります。特に営業・介護・建設・IT業界などは未経験歓迎の求人が豊富です。

Q: 志望動機が思いつかないときはどうすればいいですか?

A: まずは応募先企業のホームページや求人情報をじっくり読み込みましょう。それでも難しい場合は、就職エージェントに相談すれば一緒に考えてもらえます。

阿部 翔大

履歴書って「自分のことを知らない人に自分を売り込む営業ツール」なんですよ。ちょっとした書き方の工夫で印象はガラッと変わるので、遠慮なく相談してください。

まとめ|中卒でも正しい書き方で採用担当者に響く履歴書は作れる

  • 学歴欄は中学校卒業から正直に記載する
  • 高校中退がある場合は入学と中途退学の2行を記載する
  • アルバイト経験も職歴欄に記載してアピール材料にする
  • 志望動機は企業ごとに書き分け、具体的な強みを軸にする
  • 学歴詐称・修正ペン使用・空欄放置・使い回しは厳禁
  • 一人で悩まずエージェントの無料添削サポートを活用する

中卒の履歴書は書き方次第で十分に戦えます。学歴にコンプレックスがあっても、正直に書いた上で志望動機や自己PRで差をつければ、採用担当者に好印象を与えることは可能です。

阿部 翔大

僕も大学に行ってないので、学歴で不安になる気持ちはよくわかりますよ。でも採用する側が本当に見てるのは、学歴じゃなくて「この人と一緒に働きたいか」なんです。履歴書でそれを伝えましょう。

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