建設業から異業種へ転職するには?おすすめ職種と進め方を解説

建設業で身につけた現場経験は、異業種でも評価されます。工程や安全の管理、体力、職人や協力会社との調整で培った力は、製造・物流・設備管理・営業などで通用するからです。

ただ、「どの仕事に移れるのか」が見えないまま辞めると、求人選びで迷い、条件を妥協しがちです。この記事では、建設業の経験を活かせる異業種のおすすめ職種、応募前に確認したいこと、退職と転職の進め方を、具体的な職種名とあわせて解説します。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、建設業に従事する20代の異業種転職を数多く支援してきた経験をもとに執筆しています。

この記事の監修者
阿部 翔大

阿部 翔大

株式会社MEDISITEのキャリアアドバイザー。未経験からの事務職転職支援に強み。現場目線のノウハウを発信し、多くの転職成功者を輩出中。

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目次

建設業から異業種に転職するときに見ておきたいこと

多くの方は、建設業界自体から離れる方向は固まっているが、具体的にどの業種・職種に移ればよいかが見えない状況にあります。同業他社への転職や建設業内での職種変更ではなく、業界そのものを変えたいという意思が強い段階です。

大事なのは、「建設業を辞める」決断と「次の異業種を選ぶ」判断を分けて考えることです。建設業界から離れる理由は人それぞれですが、移った先で再び消耗しては元も子もありません。先に異業種の選択肢を具体化し、自分の経験が活きる職種を3〜5職種まで絞ってから、退職の段取りに入るのが現実的な進め方です。

この記事は、経験が活きる異業種7職種・応募前に押さえる4つのこと・考え方・退職の伝え方・手続き・進め方5ステップ・公的機関の活用・FAQの順で進みます。読み終えた頃には、自分に合う異業種の方向性が固まり、退職と転職活動の段取りが組める状態に近づけます。

阿部 翔大

建設業出身の方の面談で僕がいつもお伝えしているのは「異業種で消耗しないためには、辞める前に職種を3つ以上具体化してください」ということです。職種が決まっていないまま辞めると、退職後の不安と焦りで「とりあえず受かったところに行く」流れに流されやすくなります。先に方向性を固めてから動くほうが、結果的に納得感のある転職になりますよ。

建設業から異業種への転職が増えている背景

建設業界の就業者数は約480万人で、ピーク時の1997年(685万人)から約30%減少しています。一方で、20代の建設業従事者が異業種への転職を選ぶ動きは年々増えています。背景には、働き方改革・体力的な負荷・休日数の少なさ・キャリアの広がりへの欲求といった複合的な要素があります。

2024年4月から建設業にも時間外労働の上限規制が適用されましたが、現場の繁忙期には依然として長時間労働や休日出勤が発生する会社も残っています。20代の建設業従事者が「もっと体力的に持続可能な働き方をしたい」「土日休みで予定が立てやすい仕事に移りたい」と考える動機は、データとしても表れています。

もう一つの背景は、建設業で培ったスケジュール調整力・複数関係者との交渉力・現場対応力が、隣接業界以外でも評価されやすい時代になったことです。物流・製造業の生産管理・営業職など、建設業出身者を即戦力として採用する企業が増えており、異業種転職の選択肢自体が広がっています。

建設業を辞めて異業種に移った方の体験談やデータは、別の記事でもくわしく解説しています。実際の転職後の変化を確認しておきたい方は、あわせて読んでみてください。

建設業を辞めてよかった…!その理由は?データと体験談で見る転職後の変化

【参考】厚生労働省|「働き方改革」の実現に向けて

阿部 翔大

「建設業から異業種に移る方が増えている」と聞くと「自分だけじゃないんだ」と少し気が楽になる気持ちはよく分かります。ただ大事なのは、移った先で自分が活躍できるかどうかです。背景を知るのは安心材料になりますが、自分が選ぶ異業種で何ができるかを具体的に考えるところに時間を使うほうが、結果が早く出ますよ。

建設業の経験が活きる異業種おすすめ7職種

建設業出身者が異業種に移る場合、職人や施工管理として培った経験が直接的に評価される7職種を最初に検討するのが現実的です。完全に経験を捨てて未経験職種に飛び込むより、経験が活きる職種から候補を広げるほうが、書類通過率も面接通過率も上がります。

建設業出身者におすすめの異業種7職種マッピング

①営業職(法人ルート営業・建材商社)
難易度・低/年収維持〜微増/関係者調整力・交渉経験が直結
②物流・倉庫管理
難易度・低/年収維持/工程管理・人員調整力が即戦力
③不動産・住宅メーカー営業
難易度・低/年収維持〜大幅増/図面読解・施工知識が強み
④製造業の生産管理
難易度・中/年収維持/工程・原価・品質管理の4管理経験が活きる
⑤工場・施設の設備管理
難易度・中/年収維持/土日休み・残業少が実現しやすい
⑥IT営業・カスタマーサクセス
難易度・中/年収維持〜増/対人折衝力が評価されやすい
⑦公務員・インフラ系
難易度・中/年収維持/安定志向の方に。試験対策が必要

※難易度は受け入れ側の建設業経験への理解度を基準にしています。

①営業職(法人ルート営業・建材商社)

建設業出身者が異業種で最も評価されやすいのが法人ルート営業・建材商社の営業職です。現場で発注者・元請・協力会社と日々調整してきた経験は、法人営業の関係構築・継続フォローのスキルと直結します。新規開拓よりルート営業のほうが経験を活かしやすく、未経験から始めやすい入口です。

建材商社・住宅設備メーカー・工具商社などは、建設業との接点が深いため、図面の読解力・施工知識・現場用語の理解がそのまま強みになります。年収は固定給+インセンティブ込みで現職維持〜増を狙えるケースもあります。

②物流・倉庫管理

物流業界の倉庫管理・配送センターの管理職は、建設業出身者が活躍しやすい異業種の代表格です。複数の作業員・トラックドライバー・荷主とのスケジュール調整、入出荷の工程管理、安全管理といった業務は、施工管理の4管理経験と構造が近いため、業務理解が早く進みます。

大手物流会社ではフォークリフト免許・玉掛け・クレーンなどの資格が活きる場面もあります。建設業で取得した資格を活用できる職場もあり、未経験扱いではあっても即戦力に近い形で入社できる可能性があります。

③不動産・住宅メーカー営業

不動産売買仲介・賃貸管理・住宅メーカー営業は、建設業の経験が顧客への説明力として活きる業界です。施工方法や建材の知識を持つ営業は、顧客から「専門的なことが分かる人」と評価されやすく、競合との差別化につながります。

住宅メーカー営業はインセンティブ込みで年収700〜900万円を狙えるケースもあり、頑張りが収入に反映されやすい業界です。土日出勤が必須の業界である点は事前に押さえる必要があります。

④製造業の生産管理

製造業の生産管理・工程管理は、施工管理の4管理(工程・原価・安全・品質)の経験と業務構造が近い職種です。自動車・部品メーカー・電子機器メーカーなど、生産ラインを持つ製造業全般で需要があります。

建設業のように毎回現場が変わるのではなく、同じ工場内で継続的に業務改善を回せるのが製造業生産管理の特徴です。土日休み・残業少の働き方を実現しやすい点も、建設業出身者に好まれる理由のひとつです。

⑤工場・施設の設備管理

工場・商業施設・オフィスビルの設備管理(ビルメンテナンス)は、土日休み・残業少を実現しやすい代表的な異業種です。空調・電気・給排水・防災設備などの点検・保守を担当する仕事で、建設業の電気工事士資格・施工管理の知識がそのまま活きます。

大手ビルメンテナンス会社では第二種電気工事士・危険物乙4・第三種冷凍機械責任者などの資格手当があり、資格を増やすことで年収を伸ばせます。建設業の体力的負荷から離れたい方に向く選択肢です。

⑥IT営業・カスタマーサクセス

IT業界の法人IT営業・カスタマーサクセスは、近年20代の異業種転職者を積極採用している領域です。SaaS(クラウドサービス)の営業は技術的な深い知識より、顧客課題のヒアリング・関係構築・継続フォローが求められるため、建設業の対人折衝経験が活きます。

IT業界はリモートワーク・フレックスタイム制を導入する企業が多く、建設業とは全く違う働き方になります。年収レンジは固定給で400〜600万円、インセンティブ込みで600〜900万円が目安です。

⑦公務員・インフラ系

地方公務員(土木職・建築職)や電力・ガス・鉄道などのインフラ系企業は、建設業の経験を活かしつつ安定した働き方を実現できる選択肢です。公務員試験は年齢制限があるため、20代後半までに動くのが現実的です。

インフラ系企業は建設業界での施工管理経験者を中途採用枠で募集することが多く、設計・施工監督・保全業務などで建設経験者が即戦力として評価されます。年収は550〜700万円のレンジが現実的です。

【参考】厚生労働省|職業情報提供サイト(job tag)

阿部 翔大

7職種の中で「自分はどれが一番面白そうか」を直感で1〜2つ選んでみてください。書類選考と面接を進めると、自分の本音が見えてきます。最初から1つに絞らず、2〜3職種を並行して受けるほうが選択肢が広がります。経験が活きる職種から始めれば、書類通過率も面接通過率も大きく変わりますよ。

異業種に応募する前に押さえる4つのこと

建設業から異業種に応募する前に、職務経歴書の書き換え・志望動機の準備・年収レンジの確認・面接日程の確保という4つの準備を済ませておくと、書類通過率と面接通過率が大きく変わります。

①経歴を採用側の言葉に置き換える

建設業の職務経歴書は、業界内向けの専門用語がそのまま並ぶ傾向があります。異業種の人事担当者が業務イメージを持てる表現に直すことが、書類通過の前提条件です。「JV案件副所長補佐」「型枠2,000㎡担当」のような業界用語は、異業種に伝わる表現に書き換えます。

例えば「現場代理人として工程・原価・安全・品質の4管理を担当」「協力会社10社・職人最大80名のスケジュール調整」「総工費30億円規模の建築工事を担当」のように、数字・規模・関係者数・成果を盛り込んだ表現に直すと、異業種でも評価のものさしに乗ります。

②志望動機を「経験と応募先の橋」で作る

異業種転職の志望動機は、建設業で培ったスキルが応募先でどう活きるかを具体的に語れる状態を作っておきます。「現場がきつい」「他の業界が見たい」では消極的に受け取られます。

例えば法人営業を志望するなら「複数関係者との調整経験を、御社の法人ルート営業で活かしたい」、製造業生産管理を志望するなら「施工管理での工程・原価管理経験を、御社の生産ラインの改善業務で活かしたい」のように、経験と応募先の業務をつなぐ橋を必ず1本通すのがポイントです。

③年収レンジを事前に確認する

異業種転職では、年収が一旦下がる可能性が高いことを事前に押さえておきます。建設業の20代後半は残業手当・現場手当・資格手当込みで年収400〜550万円のレンジに到達している方もいらっしゃいます。異業種未経験職に移ると初任給ベースで350〜400万円に下がる場面があります。

応募前に「自分が許容できる年収の下限」を決めておくと、内定が出た時の判断がブレません。住宅メーカー営業・IT営業など、インセンティブで現職以上を狙える業種もあるため、年収レンジは業種ごとに確認します。

④面接日程の確保

異業種の中途採用面接は平日昼間・土曜午前に設定される場面が多いため、建設業の現場勤務スケジュールと噛み合わないことが応募活動のボトルネックになります。工期の谷間(竣工直後・着工前)に有給を2〜3日まとめて確保しておくと、面接が進めやすくなります。

1日に複数社の面接を入れる面接日のまとめ取りも有効です。エージェントに「同じ日に集中して面接を組みたい」「平日夜・土日対応可の企業に絞って紹介してほしい」と最初に伝えておくと調整してもらえます。

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4つの準備の中で、最初にやってほしいのは職務経歴書の書き換えです。書類が通らないと面接に進めないので、ここが一番のボトルネックになります。書類の添削は一人でやるより、第三者の目を入れたほうが結果が早く出ます。エージェントの添削サービスは無料で使えるので、活用するのが現実的ですよ。

自分に合う異業種を選ぶときの観点

異業種の7職種から「自分に合う」を選ぶ時は、屋外/屋内・対人/対モノ・年収/休日という3つの軸で優先順位を決めると、候補が絞り込めます。すべてを満たす職種は存在しないため、何を優先するかで選ぶ職種が変わります。

①屋外/屋内のどちらを優先するか

「建設業の屋外作業から離れたい」が動機なら、屋内中心の職種を優先します。製造業生産管理・設備管理・IT営業・公務員(事務系)などが該当します。屋外でも構わない方は、住宅メーカー営業・不動産・物流の現場管理なども選択肢に入ります。

②対人/対モノのどちらを優先するか

「建設業の対人折衝が好きで活かしたい」方は、対人中心の職種(法人営業・住宅メーカー営業・IT営業・カスタマーサクセス)が向きます。「現場で人と関わるのが負担だった」方は、対モノ中心の職種(製造業生産管理・設備管理)を優先するのが現実的です。

③年収/休日のどちらを優先するか

年収を優先するなら住宅メーカー営業・IT営業(インセンティブで現職以上を狙える)、休日を優先するなら設備管理・公務員・製造業生産管理(土日休み・残業少を実現しやすい)が現実的な選択肢です。両立は難しいため、どちらを優先するかを最初に決めます。

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3つの軸のうち、自分が一番譲れないものを1つ決めてください。優先順位がブレると応募する職種が定まらず、選考でも志望動機が弱くなります。「全部欲しい」は気持ちは分かりますが、現実的には2つで諦めるのが普通です。1つを軸に決めて、残り2つで妥協できる範囲を考えてみてください。

異業種転職を見据えた退職の伝え方

異業種転職を前提に退職を伝える時は、「業界を変える」という方向性を上司に正直に伝えるか、転職先のジャンルは伏せるかを最初に決めておきます。どちらが正解という話ではなく、会社の文化と上司との関係性で判断します。

退職を伝えるタイミング

退職の意思は、退職希望日の1〜2か月前に直属の上司に口頭で相談するのが円満な流れです。法律上は2週間前でも退職できますが、建設業の現場は工期の途中で抜けると客先・元請・協力会社に影響が及ぶため、余裕を持った段取りが望ましいです。竣工直後・着工前のタイミングを狙うと、現場への影響を最小化できます。

引き止めへの対応

異業種転職を伝えると「建設業界では通用しないぞ」「もう少し経験を積んでから考えろ」といった引き止めにあうケースがあります。決断が固まっているなら、説得に応じる必要はありません。「自分のキャリアを別の業界で広げたい」「家族と相談して決めた」など、揺るがない理由を1〜2つ用意しておくと話が早く進みます。

客先・協力会社への退職挨拶

建設業界は人の繋がりが狭く、異業種に移っても再会する場面が出てくる業界です。客先・協力会社への退職挨拶は丁寧に行い、後任者をきちんと紹介して引き継ぎを目に見える形にしておくと、その後のキャリアでも好印象が残ります。

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異業種転職を伝えると引き止めにあうことが多いです。僕の面談でも「業界を出るのはもったいない」と言われて気持ちが揺らぐ方がいらっしゃいます。ただ、自分の人生は自分で決めるものなので、決断が固まっているなら揺るがず進めてください。引き継ぎを丁寧にやって、感謝を伝えて辞めるのが大人の対応ですよ。

退職後の手続きと異業種転職活動の進め方

退職後は健康保険・年金・住民税・失業給付の4つの手続きが発生します。手続きの遅れは支出増や受給遅れにつながるため、退職前から段取りを把握しておきたい論点です。

健康保険の切り替え

退職後の健康保険は、①任意継続(最長2年)・②国民健康保険・③家族の被扶養者になるの3パターンです。建設業の健康保険組合(建設国保など)に加入していた方は、任意継続の条件が異なる場合があるため、退職前に組合に確認しておきます。

国民年金への切り替え

会社員の厚生年金から離れたら、退職翌日から14日以内に市区町村役場で国民年金第1号被保険者の手続きを行います。所得が大きく減る場合は、保険料免除・納付猶予の申請も可能です。

住民税の取り扱い

住民税は前年所得を基準に課税されるため、退職後に収入が減っても請求は続きます。退職時期によって一括徴収・普通徴収の取り扱いが分かれるため、給与担当に確認しておくと驚かずに済みます。

失業給付(雇用保険)の申請

自己都合退職の場合、ハローワークで失業給付を申請してから給付開始までに原則2か月の給付制限があります。離職票が会社から届くまでに2週間ほどかかるため、退職後すぐに動き出せるよう手続きの流れを把握しておきます。

【参考】厚生労働省|ハローワークインターネットサービス 基本手当について

建設業からの異業種転職の進め方5ステップ

建設業からの異業種転職は、職種の絞り込み・エージェント登録・書類作成・面接対策・内定後の調整という5つのステップで進めるのが現実的です。順番を飛ばすと結果が出にくくなるため、上から順に進めるのが基本です。

建設業からの異業種転職|進め方5ステップ

STEP1
職種の絞り込み(3〜5職種)
7職種から考え方で候補を絞り、3〜5職種に方向性を固める
STEP2
エージェント登録(業界特化型+総合型)
建設業界特化型と総合型を併用し、異業種求人の選択肢を広げる
STEP3
書類作成(採用側の言葉に書き換え)
業界用語を異業種に伝わる表現に直し、数字・規模・成果を盛り込む
STEP4
面接対策(経験と応募先の橋を作る)
建設業で培ったスキルが応募先でどう活きるかを語れる状態にする
STEP5
内定後の調整(年収・入社日・退職段取り)
年収交渉・入社日調整・現職の退職段取りをエージェント経由で進める

①職種の絞り込み

まず7職種の中から3〜5職種に絞り込むのが最初のステップです。考え方(屋外/屋内・対人/対モノ・年収/休日)で優先順位をつけ、自分の経験が活きそうな職種を選びます。最初から1つに絞らず、複数並行で動くほうが選択肢が広がります。

②エージェント登録

エージェント登録は建設業界特化型と総合型の併用が効率的です。業界特化型は同業種・関連業種の選択肢が広く、総合型は異業種転職の幅を広げる役割を担います。建設業出身者を異業種に送り出す実績を持つエージェントを選ぶと、職務経歴書の添削・面接対策の精度が上がります。

建設業界に強いエージェントの選び方は、別の記事でくわしく解説しています。各社の特徴や使い分けの考え方を確認しておきたい方は、あわせて読んでみてください。

建設業界の転職エージェントおすすめ5選|施工管理・現場監督の転職を成功させる選び方

③書類作成

書類作成は採用担当者が業務イメージを持てる表現に書き換えるのが最大のポイントです。「JV案件副所長補佐」→「総工費30億円規模の建築工事において工程・原価・協力会社管理を担当」のように、数字・規模・関係者数・成果を入れて書き直すと、異業種でも評価のものさしに乗ります。

④面接対策

面接対策は退職理由と志望動機の2つを準備すれば大半の質問に対応できます。退職理由は「より広い領域でキャリアを広げたい」「腰を据えて働ける環境で長期的に働きたい」と前向きに変換し、志望動機は「建設業で培ったスキルが応募先でどう活きるか」を具体的に語れる状態を作ります。

⑤内定後の調整

内定が出た後は年収交渉・入社日調整・現職の退職段取りをエージェント経由で進めます。年収交渉は内定承諾前のタイミングが最も動かしやすく、入社日は現職の引き継ぎ期間(1〜2か月)を確保した上で設定するのが現実的です。

阿部 翔大

5ステップの中で、最初に時間をかけてほしいのはSTEP1(職種の絞り込み)です。ここが曖昧なまま動くと、書類も面接も志望動機がぶれて、結果が出にくくなります。3〜5職種に絞れたら、あとはエージェントと一緒にステップを進めれば、3〜6か月で内定までたどり着けますよ。

異業種転職が長引いたときの公的機関の活用

異業種転職活動が3か月を超えて長引いたり、応募社数が増えても内定が出ない場合は、公的機関の活用を検討してみてください。費用がかからず、客観的な視点で状況を確認してもらえます。

ハローワーク(職業相談・職業訓練)

ハローワークでは、職業相談・職業訓練(ハロートレーニング)・地域の求人紹介が無料で利用できます。建設業からの異業種転職希望者には、製造業生産管理・設備管理・物流などの隣接領域の求人が出ていることもあります。職業訓練の受講中は失業給付の給付制限がなく受給できる制度もあるため、IT系・事務系などの新たなスキルを学びながら異業種転職を進めることも可能です。

地域若者サポートステーション(サポステ)

15〜49歳の働くことに悩みを抱える方を対象にした地域若者サポートステーション(サポステ)では、キャリアカウンセリング・コミュニケーション講座・職場体験などのプログラムが利用できます。異業種転職で方向性に迷う方の相談先としても活用できます。

産業雇用安定センター(出向・再就職支援)

産業雇用安定センターは、企業間の出向・再就職を支援する公的機関です。建設業からの異業種転職にも対応しており、無料でキャリア相談・求人紹介・面接対策を受けられます。エージェントの選択肢を増やしたい方は活用候補に入れておくと安心です。

【参考】厚生労働省|職業安定行政の紹介

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異業種転職が長引いて消耗している方は、一人で一人で悩まず公的機関も活用してみてください。ハローワークの職業訓練は建設業出身者にもおすすめで、IT系・事務系のスキルを学びながら失業給付を受給できる制度もあります。費用がかからない選択肢を知っているかどうかで、活動の幅が広がりますよ。

建設業からの異業種転職に強い当社にご相談ください

当社「ノビルキャリア」は、建設業に従事する20代の異業種転職支援を数多く手がけてきた転職エージェントです。職人・施工管理として働いてきた方の「異業種で何の仕事ができるか分からない」「経験が活きる職種が知りたい」というご相談には、職種の絞り込みから書類添削まで一緒に行う形でサポートします。

当社の強みは、営業職・物流・製造業生産管理・設備管理・IT営業・住宅メーカー営業など、建設業出身者の経験が活きる異業種求人のネットワークを持つ点です。一人ひとりの考え方(屋外/屋内・対人/対モノ・年収/休日)に応じて、合う職種を3〜5職種ご提案できます。

  • 20代の建設業出身者の異業種転職支援実績が豊富
  • 職務経歴書の添削・面接対策・条件交渉を完全無料でサポート
  • 営業・物流・製造・設備管理・IT営業などの異業種求人を保有
  • 退職の伝え方・引き継ぎの段取りまで具体的に助言

「どの異業種に移ればよいか分からない・職務経歴書が書けない・面接が不安」段階の方も、まずは情報収集としてカジュアルに無料相談を活用してみてください。建設業の経験が活きる異業種を並べた上で、自分に合う方向性を判断できます。

建設業から異業種転職を考える方からのよくある質問

Q. 建設業から完全異業種への転職で年収はどれくらい下がりますか?

A. 未経験職種に移る場合、初任給ベースで年収50〜100万円下がるケースが現実的です。住宅メーカー営業・IT営業はインセンティブ込みで現職以上を狙えますが、固定給だけで比較すると下がる場合が多いです。応募前に「下限ライン」を決めておくと判断がブレません。

Q. 30歳目前で建設業から異業種は厳しいでしょうか?

A. 厳しい場面はありますが、不可能ではありません。営業職・物流・製造業生産管理・設備管理は20代後半でも経験を活かす形で内定が出ます。完全未経験の業種(IT技術職など)を狙う場合は、20代のうちに動くほうが選択肢が広がります。

Q. 異業種転職で建設業の資格は活きますか?

A. 第二種電気工事士・フォークリフト・玉掛け・クレーンなどの資格は、設備管理・物流業界で資格手当として年収に反映されます。施工管理技士は不動産・住宅メーカー営業での評価につながります。資格を捨てない業種から選ぶと、無駄になる経験が減ります。

Q. 異業種転職活動はどれくらいの期間がかかりますか?

A. 在職中の活動で3〜6か月が目安です。職務経歴書の書き換えと志望動機の作り込みに1か月、応募と面接に2〜3か月、内定後の調整に1か月のスケジュール感です。職種を絞らず広く受ける場合はもっとかかります。

Q. 退職してから異業種転職活動を始めても大丈夫ですか?

A. 空白期間が3か月を超えると書類で不利になりやすいため、在職中の活動が無難です。心身に不調がある場合や繁忙期で面接日程が確保できない場合は退職後でも可能ですが、家賃・生活費の6か月分を確保してから退職する流れが安全です。

まとめ|建設業から異業種へ転職するためにもう一度確認したいこと

建設業から異業種への転職は、辞める前に職種を3〜5まで具体化することが最大のポイントです。職種が決まらないまま辞めると、退職後の不安と焦りで妥協転職に流れやすくなります。経験が活きる7職種から、考え方(屋外/屋内・対人/対モノ・年収/休日)で絞り込んでから動くのが現実的です。

  • 異業種候補は営業・物流・不動産・製造業生産管理・設備管理・IT営業・公務員の7職種から選ぶ
  • 応募前に経歴の書き換え・志望動機・年収レンジ・面接日程の4つを準備する
  • 考え方は屋外/屋内・対人/対モノ・年収/休日の3軸で優先順位を決める
  • 進め方は職種絞り込み・エージェント登録・書類作成・面接対策・内定後調整の5ステップ
  • 退職時は健康保険・年金・住民税・失業給付の4手続きを段取りする
阿部 翔大

「建設業から異業種に移る」のは大きな決断ですが、20代のうちなら経験が活きる選択肢は確かに存在します。一人で「自分には何ができるか分からない」と一人で悩まず、信頼できる方やキャリアアドバイザーに話してみるところから始めても遅くありません。考え方を持って動けば、自分に合う異業種は必ず見つかりますよ。

運営者情報

メディア名 ビギナーズリンク
運営会社 株式会社MEDISITE
代表者 竹田津 惇
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目5-4 STビル701
設立 2022年11月
事業内容 HRメディア事業・SNSマーケティング事業・営業支援事業
許認可 有料職業紹介事業(13-ユ-316383

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