「やればやるほど、必ず結果はついてくる。」LDC株式会社・水井社長が”逆転就活”のやり方を教える理由とは

地方の大学や一般的な私立大学から、大手への就職を目指すには…?

1000人がエントリーシートを出したら、通るのは100人か200人。その後、最終まで残るのは、6人…。度重なる不採用通知を見ては自分が否定されているような気持ちになり、心が折れてしまう人も少なくありません。

そんな学生に向けて、エントリーシートの書き方から面接の受け答えまでを教えているのが、LDC株式会社が運営する就活塾です。ただ教えているのは一般論ではなく、”内定をとり、逆転するための方法”。立ち上げたのは、代表取締役の水井優宏社長です。「学歴がなくても、何社受けて内定ゼロでも、しっかり教えていったら採用してもらえます」。そう言い切れる背景にあるのが、600人分の内定データです。

今回は水井社長に、就活塾を立ち上げるまでの背景や、事業にかける想いについてじっくり伺いました。内定がまだ1つも出ていなくても、大学名ではなくやり方で決まる。そう確かに言い切ってくれる人が、ここにいました。

お話を伺った人

LDC株式会社

代表取締役 水井 優宏

山口県から関東の大学へ進学。学生時代はお笑いの養成所に通い、1000人規模の学生イベント団体でイベント運営に携わる。家庭教師の営業アルバイトも経験。新卒で求人広告の会社に入社。関東に来たときに感じた就職活動の情報格差を解決するため、5年前に就活塾を立ち上げ、現在6期目。

目次

「見返したい」と思って

編集部

水井社長の就活塾、「逆転就活」というキャッチコピーがすごく興味深いですね。何がきっかけだったのか、立ち上げるまでの歩みについて伺ってもいいですか?

水井社長

そうですね。私は小中高と、一応サッカーをずっとやっていて。中学のときには中国地方の大会まで行けましたし、高校時代は強豪校で結構頑張ってはいたんですけど…。最終的には、うまくいかなかったんですよね。チームの方向性が、自分の思っていたほうに向かなくて。

編集部

チームでやるスポーツの場合、そうなると結構しんどいですよね…。それで、大学ではサッカーの道には進まなかった、と。

水井社長

はい。でも、何かしなきゃなとは思っていて。まず「影響力をつけたい」と考えて、大学1年生の10月にお笑いの養成所に通いました。ただ、全然面白くなれなかったですけどね(笑)。

編集部

サッカーからお笑いに転向されたのは意外です…!影響力をつけたいという考えからだったんですね。

水井社長

はい。その考えを軸にまた方向転換をして、大学2年の12月に、学生イベント団体に入りまして。1000人くらいの学生団体で、関東関西名古屋まで広がっていて、イベントもやりました。ただそのイベントにはお客さんを自分たちで呼ぶんですけど、最初、僕が呼べたのは0人でした。それで、結構悔しい思いをしましたね。

編集部

0人…!

水井社長

「見返したい」と思って、いろんな人に聞きましたよね、「どうやったら自分に人がついてくるんですか?」って。でも本気で動いたことが報われたのか、大学3年の4月くらいには学生イベントを作れるチャンスをいただけて。200人規模のイベントを、2ヶ月に1回くらい開催できるようになったんです。

編集部

最終的にはイベントを作る側に回られたんですね。200人はすごいです…!

水井社長

学生時代はほかにも、家庭教師の営業のアルバイトにも注力していましたね。テレアポをして、商談をしてという形で。あとは、知り合いの方がやっていた就職活動の塾に通いまして。本当に色々なことをやった結果、ありがたいことに大手を含めて15社、内定をいただきました。

東京の高学歴ですら、うまくいっていない

編集部

スポーツの道、お笑いの道を諦め、学生イベントには最初は1人も呼べなかった…。その状態から、最終的には15社の内定…!なんかもう、そのエピソードだけで大逆転ですよね。それでその15社の中から、どういった企業を選んだんでしょう?

水井社長

新卒では、人材系の会社に入りました。そこで求人の広告運用業務を担当していたんですが、8ヶ月ほど働いて、ふと「自分が本当にやりたいことって何だっけ?」と思うようになったんです。

編集部

あっ、それは私も、考えたことがあります…。

水井社長

それで、原点に立ち返ってみたんですよ。思えば私は、山口県から関東に来たときに感じた、就活における情報格差問題をいつかは解決したいと考えていたんですね。それで思い切って、人材系の会社を退職して就活の塾を立ち上げたんです。

編集部

考えて即行動、がすごいですね。情報が簡単に収集できる現代でも、地方と都会では格差がありそうなのは、なんとなくわかります。フットワークの軽さや、周囲にどれだけどんな人物がいるかということも関係してきますもんね。

水井社長

そうなんですよね。でも、いざ就活の塾を始めてみて色々な生徒さんに教え始めた時に、意外と海外の留学生が日本の情報を知らないことに気づいたりして。あとは慶應大学水泳部で日本一の学生でも、大手30社で内定が出ないケースを目の当たりにしたり。要は、地方と都会との情報格差もそうですけど、東京の高学歴の学生ですら、就活がうまくいっていない人が意外といるんじゃないかと考えるようになったんです。

編集部

たしかに、偏差値の高い大学を出たからといって、スムーズに就職先が決まるとは限らないですよね。

水井社長

ええ。そもそも、大手だと枠が大体決まっているんですよ。東大・京大が3割で、早慶が3割、MARCHが2割、それ以外が1割みたいな。倍率も100倍から500倍とか、本当に500人に1人しか取らないこともあったりするので。

編集部

それ以外の枠は、1割…!

水井社長

AIに就活のポイントを聞いたとしても一般的な回答が返ってくるので、受かるノウハウじゃないんですよね。結局は、学歴があって、かつ起業したことがあるような優秀な人しか受からない。だから一般的な人は、よほどでなければ受からないっていうのが、いまの現状です。

編集部

普通のやり方では内定をもらえない。それでいくと御社の塾には、偏差値・地方出身問わず幅広い学生さんが来られる感じですかね?

水井社長

いえ、結構、「早稲田に行きたかったけど落ちてしまった」とか、学歴にコンプレックスがある方が多いかもしれません。悔しいので、内定をもらって見返したいという方に、弊社の塾が一番刺さるかなと思います。

1000人いたら、通るのは100人とか200人

編集部

就職活動って、〇次選考とかあるじゃないですか。具体的にはどんなふうに絞られていくんでしょう? 

水井社長

大手の場合、まずエントリーシートって、大体1000人いたら通るのって100人とか200人なんですね。つまりほぼ8割は落としてしまいます。グループディスカッションも100人見た中で半分落として50人。さらに1次面接で25人、その次で12人。最終を突破するのは6人しかいない、という感じです。

編集部

6人…!そこに入るために、水井社長は何を教えられるんですか?

水井社長

大きく3つですかね。まず1つ目が、自己分析です。自己分析って1人でやりがちなんですけど、客観的な視点がないので、人事に刺さるかどうかもわからないんですよ。だから自分がどんな人間か、それがどうなりたいのかを、客観で全部書き出していくんです。

編集部

客観で…。そうしないと、就活の攻略は難しいってことですよね…。

水井社長

そうですね。人事の採用担当者には、こういう人を採用したいという像があると思うんですよ。大手だと、その像が結構狭いんです。だから人事の求めている回答ができないと、減点方式で減点になっちゃうんですね。

編集部

減点方式…!2つ目は、何になりますか?

水井社長

2つ目が、学生時代に頑張ってきたこと。いわゆる自己PRと、「ガクチカ」ですね。まわりには、もう起業していますみたいなエピソードを持った子もいるので。そこと戦えるような武器を作っていかなきゃいけない。あとは深掘りにも耐えられないといけないので、論理的に答えられるように完璧にしていきます。

編集部

3つ目は、面接でしょうか?

水井社長

はい。最後に、面接練習とか志望動機とか、さらに深いところに対応していくという形ですね。

編集部

つまり、自己分析もガクチカも面接も、人事が何を求めているかから逆算していくということなんですね。単に自分を振り返る作業ではない、と。その答え方には、型のようなものがあるんですか?

水井社長

ありますね。たとえば、「なぜそれをやったんですか?」と聞かれたときに、「理由は〇点あります」とまず先に伝えるんです。いきなり要素分解して伝えれると、論理性があると思われるんですよね。そうじゃなくて長いと、まとまっていないみたいに思われてしまうんです。

就活生を、徹底サポート

編集部

その型を身につけるために、御社では添削もされていると伺いました。

水井社長

そうですね。添削は、生徒さんに24時間以内に返しています。平日なので土日は休みになりますけど。たとえば今日の17時26分にいただいたら、明日の17時25分までには。

編集部

24時間以内…!一体どんな体制でそれを可能にしているんですか?

水井社長

講師は、社員が11人います。1人あたり学生さん20名くらいを担当する形で対応していますね。添削して終わりではなく、毎週面談をやりながら、ノウハウをしっかり教えて、レベルアップしていく感じです。

編集部

面談も、毎週あるんですね。

水井社長

はい。添削で補えないところを毎週50分しっかりやっています。コミュニケーションは、なかなか文字だとわからないところがあるので。あとは当塾はコミュニティ要素が強いので、学生同士で面接練習が毎日できたりもします。それと、当塾の先輩たちが面接の練習をしてくれるサービスもあったりとか。縦も横も、どちらも面接練習をこなせて、お互いモチベーションも上がるのが特徴のひとつですね。

編集部

縦にも横にも、練習相手がいる…!至れり尽くせりですね。さらには御社は、十分な量の内定者データもお持ちだと伺いました。

水井社長

そうなんです。当塾には600人の内定者がいるので、その方たちがどの会社に、どういうエントリーシートで受かったのか。どんな面接対策をしたのか。そのデータを元に、アドバイスをしていきます。

編集部

行きたい会社が決まっている方にはとくに、心強いです…!

水井社長

そうですね。たとえ学歴に自信がなくても、これまで不採用続きで内定ゼロという方も、しっかり教えていったら内定獲得は、いけます。と、生徒さんにも伝えています。

やればやるほど、必ず結果はついてくる

編集部

先ほど、AIに聞いても受かるノウハウは返ってこない、というお話がありましたよね。だとすると、人が教える価値はどこにあるんでしょう?

水井社長

2つあるかなと思っています。1個は、”寄り添う”というところが価値になるかなと。アメリカではいま、転職や就職といえば人材紹介が結構主になっているらしいんです。情報がありすぎて、信頼できる誰かに頼むという形になっていて。その頼まれる側は、やはり寄り添える人間でないと。

編集部

情報が多いほど、人に頼りたくなるんですね…!

水井社長

2つ目が、本質的な課題ですね。AIって、現場のことはわからないと思うんですよ。その人が色々とAIに話したとしても、本人が気づけていない課題は解決できないので。それに対して、これが問題だよね、こうやった方がいいよねと見つけて解決する力は、やはり人間に求められていると思います。

編集部

その講師の方は、いまは御社では募集されているんですか?

水井社長

そうですね。講師と、あとは営業も募集したいなと思っています。営業に関しては、学生さんに「就活の塾がありますよ」と伝える仕事ですね。こちらは未経験でも大丈夫ですが、大学を卒業されていて、就職活動を経験している方であれば。

編集部

未経験といえば、弊社には、まだ実績もなければ学歴もないとお悩みの方からのキャリア相談が本当に多いんです。そういった方に向けて、水井社長から最後に一言いただけますか?

水井社長

僕も学歴はありませんし、プロサッカー選手を目指してダメだったり、芸能系をやってダメだったり、色々チャレンジしてダメだったんですけど。ただビジネスって、努力で決まるのかなと思う部分もあるんですよ。やればやるほど、必ず結果はついてくる。結果が出ていないということは、まだ出力できていないのかなと。それと社会人は、論理的思考力とか営業力とかが重要で、これらは全然後から身につけられると思うんです。いまコンプレックスがあるからダメなんだ、じゃなくて。あるからこそ、もっと頑張れば絶対に理想の生活は作れると思うんです。

編集部

学歴は変えられなくても、やり方は変えられる。600人が内定を取ってきたその確かな”逆転就活”の方法を、水井社長は毎日、生徒さんに教えています。「見返したい」「ここから逆転したい」その気持ちは、武器になるんですね。水井社長、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。 

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