「本当に仕事に夢中になるということを、わかっていなかった」株式会社リーピーに新卒入社した井口さんが語る、仕事を「おもろい」と感じる理由

大学時代、アルバイトをする代わりに自分で事業を始めたり、企業と一緒にカードゲームのイベントを企画したりしていた井口泰我さん。幕張メッセを借りたイベントの運営にも携わるなど、自分が「おもしろい」と思ったことには積極的に動いていました。

一方で、今思えば、当時は「本当に仕事にのめり込むということがどういうことか、想像できていなかった」といいます。そんな井口さんが新卒で入社したのが、岐阜を拠点にホームページ制作やWebマーケティング、採用支援を手がける株式会社リーピーです。

現在は入社5年目。ホームページを作って終わりではなく、そこから問い合わせや売上につなげるところまでを考えるWebマーケティングやコンサルティングを担当しています。今では、お客様のための調べものすら「おもしろい」と感じるようになったそうです。

「仕事の真のおもしろさをイメージし切れていなかった」と思っていた井口さんが、なぜ仕事を好きになれたのか。学生時代から現在までの歩みや、Webマーケティングの仕事、これから一緒に働きたい人について伺いました。

お話を伺った人

株式会社リーピー

井口 泰我

大学時代に個人で事業を始め、企業とタイアップしてイベントを企画。新卒で株式会社リーピーへ入社し、現在5年目。Webマーケティングやコンサルティングを担当し、ホームページからの集客に向けた企画・戦略から実際の運用まで手がけている。

目次

気づいたら、大学4年間で人脈が広がっていたんです

編集部

井口さんは、大学時代からかなりチャレンジングなことをされていたんですよね。

井口さん

小さい頃から、人と違うことをやるのは結構好きだったんです。大学生の頃はアルバイトをせずに、自分で個人事業みたいなことをやってみたり、企業の方々とタイアップして、幕張メッセを借りてイベントをやってみたりしていました。

編集部

幕張メッセ…!それって何のイベントだったんですか?

井口さん

カードゲームです。小中学生の頃からずっとプレイヤーとしてやっていたんですけど、大学時代がちょうどコロナの時期で。どこもイベントを開催しなくなって、本当にプレイヤーの人口が減っていくのを実感していました。

編集部

遊ぶ場所そのものがなくなってしまったんですね。

井口さん

そうなんです。もともと仲が良かったカードゲームの会社さんから、「このままこのゲームが終わってしまうのを何とかしたい。お金を出すので、若い子たちがイベントを開いてください」と声をかけていただいて。それで僕たちが企画して、イベントを開催しました。『僕たちプレイヤーで何とか復興させらるのでは…?』と思ったのが事の始まりでしたね。

編集部

学生の頃から、企業の方とそこまでつながりがあったんですね。

井口さん

もう本当に、数珠つなぎなんですよ。通っていたショップの店長さんと仲良くなったら、「僕の仲のいい社長を紹介するよ」という感じで、どんどんつながっていって。気づいたら、大学4年間で人脈が結構広がっていたという感じですね。

編集部

学生だった井口さんに、企業側がイベントまで任せてくれたのは、なぜだったと思いますか?

井口さん

こちらから提案をしていた、というのはあるかもしれないですね。売上や販売の話というより、プレイヤー目線で「こういうイベントなら盛り上がると思います」とお伝えしていました。お客様へのインタビューや口コミについても、「こういうことをやったほうがいいです」と自分たちから提案していましたね。今マーケティングに携わる身として振り返ると、当時は“思いつきの提案”ではあったものの、理にかなった提案だったなと思います。今でも協力してくださったすべての関係者に感謝しています。

いいじゃん、やっちゃえば

編集部

現在はWebマーケティングやコンサルティングを担当されているとのことですが、就職活動では、最初から今のような仕事ができる会社を探していたんですか?

井口さん

ある程度、絞ってはいましたね。というのも、僕の親が建築系の会社を経営していて、朝早くから仕事へ行ったり、暑い中で働いたりする姿を見ていたんです。もちろん素敵な仕事だとは思うんですけど、「自分にはそういう働き方はちょっと向いていないかも」と思っていました。何せ体力に自信がないので(笑)。それで、自分がこれまでやってきた、提案したり、人をつないだりするコンサルティングみたいな仕事を地元でできないかなと思って。そこでマッチしたのがリーピーでした。

編集部

就職活動では、何社くらい受けたんでしょう?

井口さん

正直、何社も見たわけではないんです。第1志望、第2志望というより、「最強の1社に応募して、ダメだったらもう1回最強を探そう」と思っていました。なので、何社も並行して面接を受けていたわけではないですね。

編集部

リーピーを、その「最強の1社」にできた理由は何だったんでしょう?

井口さん

いろいろありますけど、一番は、当時の上司にあたる方と代表からもらった言葉ですね。僕が「こういうことをやりたい」と話したときに、「いいじゃん、やっちゃえば」と言ってもらえて。それで、「じゃあ、やります」と。

編集部

まだ入社してもいない大学生に、「いいじゃん、やっちゃえば」はなかなかびっくりな発言です…!

井口さん

説明会にも行ったんですけど、ほかの会社の説明会だと人事の方や先輩社員が出ることが多かったのに、リーピーは社長自身が学生に向けて、「こういう思いで、ここまで会社をやってきた」という歴史をちゃんと話してくれていて。忙しいのに、社長が自分で出てくるんだ、と驚いたのを覚えています。

編集部

その中でも、とくに印象に残ったエピソードはありますか?

井口さん

お客様と社員のことを、めっちゃ考えているんだなというところですね。「うちの会社はここがすごいです」という説明ではなくて、「私たちは、こういう思いでこの仕事をしています」という話だったんです。どちらかというと、説明会というより勉強会みたいな感じでした。

編集部

そこまで考え方を直接聞けると、入社後のイメージも持ちやすそうです。 

井口さん

福利厚生についても、制度だけではなく「なぜやるのか」まで話してくれたんです。「こういう社員に、こういう形で還元したいから、この制度を入れています。僕が決めています」と、その思いまで全部話してくださって。説明会の時点で社長の考えを直接聞けたので、入社してからも大きくずれることはないだろうなと思いましたね。

行動できるのと、社会人としてできるのは全く別でした

編集部

学生時代から経営者の方と話したり、イベントを動かしたりしていたとなると、入社後も比較的すんなりいったんでしょうか?

井口さん

いや、1年目は全然そんなことなかったですね(笑)。

編集部

むしろ、かなりギャップがあった?

井口さん

ありましたね。学生の頃は、「自分がこれをやりたい」「あれをやりたい」と、自分が主催する側だったんです。でも仕事になると、お客様が何を求めているのかをちゃんと理解して、「それなら、こういう方法があります」と提案するための引き出しが必要になる。その社会人としての引き出しが、なさすぎたんですよね。

編集部

自分でやりたいことを決めて動くのと、お客様に合わせて動くのでは、求められるものが違ったんですね。

井口さん

そうですね。行動力はあるほうだったと思うんですけど、ただ足を動かせることと、社会人として報告・連絡・相談がちゃんとできることは、全く別なんです。そこは最初、かなり苦戦しました。

編集部

そうやって仕事の進め方を身につけて、今ではWebマーケティングやコンサルティングを担当されているんですね。

お問い合わせにつながって、お金として戻ってくるところまで追うんです

編集部

現在、井口さんが担当されているその業務は具体的にどういったものなんですか?

井口さん

結構、多岐に渡るんですよね。企業様からご依頼いただいてホームページをつくるんですけど、作って「はい、完成です」で終わるわけではなくて、そこからどうやってその企業様へのお問い合わせを増やすかまで考えます。

編集部

コンサルティングというと、分析と提案だけして終わる会社もありそうです。

井口さん

そうですね、ただお話しして提案するだけなのか、サイトのアクセス数だけを見るのか。それとも、お問い合わせにつながって、「売り上げが発生しました」というところまで追うのか。弊社は、お客様に成果をご提供することを目指しています。

編集部

ホームページ自体を作っている会社だから、改善のための施策を実行するのもスムーズそうですね。

井口さん

そうなんです。アクセスはあるのにお問い合わせにつながらない…。その場合、様々な仮説を立てて、その原因を突き詰め、すぐにサイトに反映させます。実際、コンサルタントの業務全体を通じてAIを活用するシーンもありますね。

編集部

お客様は、やっぱり岐阜の企業が多いんでしょうか?

井口さん

最近は首都圏のお客様も増えてきましたけど、もともとは岐阜をはじめとする地方企業様が中心です。素晴らしいお客様が多くて、強みもしっかり持たれているんですよ。最近だと広報活動をお手伝いすることもあるので、その各社様の強みをもっと発信して、地方をもっと活性化させていきたいですね。お客様の魅力を世界中に届けるのが今の僕の仕事だと思っています。

仕事をこんなにも好きになると思ってなかったんです

編集部

入社5年目の今、仕事のどんなところが一番おもしろいですか?

井口さん

本当に、お客様が喜んでくれたときですね。ちょっと綺麗事みたいになっちゃうんですけど(笑)。この仕事って、仕事以外の時間に調べものをしたり勉強することも多いんですけど、「この5分調べることで、お客様がめっちゃ喜んでくれるんだったら、おもろいな。今やろう」と考えられるというか。お客様が喜んでいる顔を想像することが、今はモチベーションになっています。

編集部

学生の頃の井口さんが聞いたら、驚きそうですね。

井口さん

めちゃめちゃ驚くと思います。こんなに仕事を好きになると思ってなかったんですよね。アルバイトもせず、自分が楽しく感じることをコツコツやっていたような生活だったので、企業に入り、そこで夢中になれる仕事に就くことはあまりイメージできていなかったです。だから今、「働きたくない」とか「自分は社会人に向いていないかも」と思っている人でも、変われるんじゃないかと思うんです。

編集部

井口さんの場合、何が変わるきっかけだったんでしょう?

井口さん

自分の強みがぶれない仕事をさせてもらえているのは大きいと思います。サイトを作るのか、マーケティングをするのか、業務は変わっても、人と話して、合意して、「じゃあ、これを伸ばしましょう」と一緒に考える。そこは昔から好きだったんだと思います。カードゲームもそうで、負けるのは嫌なんですけど、勝つために練習することは全然苦じゃなかったんですよ。やりたいことだから頑張れる。ひとつのゴールに向かうことは好きでしたので、それと似ていますね。

編集部

井口さんがこれからも仕事を続けていくことで、部下ができたり、仲間がどんどん増えていくと思うんですけど、これから一緒に働きたいのは、どんな方ですか?

井口さん

2つあります。1つ目は、ポジティブにおもろく捉えられる人ですね。たとえば、「今日は何も予定がない」で終わるんじゃなくて、「何もないなら料理してみようかな」と楽しめるような人。仕事でも、アクセスが落ちたときに「ダメでした」で終わらず、「ほかのお客様にもつながる課題が見つかった」と捉えられる人は、一緒に働きやすいと思います。どんなことも“プラスに変換できる人”は波長が合うかもしれませんね!

編集部

自分でおもろくする力…。働く上で、重要ですよね。もう1つは?

井口さん

AIに積極的な方ですね。昔は紙に書いていたものが電子化されたように、最近だともう「キーボードを打つこと自体が古い」と思うくらいの感覚です。インターネットが出てきたときくらいの変化が、AIで起きていると思っています。なので、そこを面白がってくれる人が増えるといいですね。

編集部

井口さん自身は、これからどんな仕事をしていきたいですか?

井口さん

仕事でいえば、まずは「とにかくなんでも僕に任せてくれれば」という状態まで目指したいですね。そして、『あなたの会社に頼んで正解だった』と言ってもらえるように頑張りたいです。

編集部

学生時代は、「働くって、自分にはできない」と思っていた井口さんが、今では「この5分でお客様が喜ぶなら、おもろい。やろう」と思えるようになった。さらに5年目の今は、自分ができることを会社全体に広げて、また新しいことに挑戦する時間もつくろうとしているんですね。働くことへの見え方が、ここまで変わっていくこともあるんだなと感じました。井口さん、本日は貴重なお話をありがとうございました。 

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