「1次会終了30分前に2次会の提案が届く」NowYouSee株式会社・川嵜駿人社長が2026年秋に放つ飲食店リクエストアプリ『NeeDo(ニードゥ)』とは 

お店を探して30分。まだ決まらない。飲み会の幹事で、そんな経験はありませんか?

NowYouSee株式会社の川嵜駿人社長も、その”探す手間”を課題だと考えている1人です。いまは飲食店とお客様をつなぐ新しいサイトを開発しており、2026年秋のリリースを予定しています。

今回は、川嵜社長が飲食店向けのサイトで何を変えようとしているのかを、じっくり伺いました。読み終わる頃には、お店を探す30分が、これからどう変わるのかが見えてくるはずです。

お話を伺った人

NowYouSee株式会社

代表取締役 川嵜 駿人

物販のEC事業と人材会社での勤務を経て独立。現在は人材派遣と転職支援、EC運営のサポート、自社アパレルなど複数の事業を展開する。2026年秋には、飲食店とお客様をつなぐ新しいサイトのリリースを予定。札幌を起点に、全国への展開を目指している。

目次

求められているものを、見てもらえる形にしたい

編集部

川嵜社長は、現在は人材派遣・転職支援などの人材支援、EC運営、アパレルなど、いくつもの事業を手がけていらっしゃいますが、もともと会社を立ち上げる前は、どんなお仕事をされていたんですか?

川嵜社長

もともと私は、物販系でEC関係の業務をやっていたんですよね。それと、人材会社で仕事をしていたことがありました。こういった経験が活かせるように、という考えで、その事業で独立した形ですね。

編集部

2つとも、ご自身が中にいた業界だったんですね。

川嵜社長

そうですね。基本的に自分ができることを広げたいという考えがありました。それで法人化して、いまで7年目(※事業開始からであれば「創業から10年」) くらいになりますね。

編集部

10年…!社名の「NowYouSee」には、どんな意味を込められたんですか?

川嵜社長

周りから注目されてしっかりと『見られる』サービスを創ること、そして私たち自身も人から『見てもらえる存在』であり続けること、という多面的な想いを込めています。

編集部

サービスだけでなく、社員や会社自身も『見られる存在』を目指すという意思表示なんですね。

川嵜社長

はい。いまは特に人材派遣と転職支援の2つがメイン事業で、有料職業紹介の許可も持っています。こういった人材のサービスは、いま結構お問い合わせをいただいていて、弊社としてもかなり注力をしていますね。

衣食住の、衣の部分ですね

編集部

ECの運営サポート、というのは具体的にはどのような業務になるんでしょう?

川嵜社長

日本で活動するECサイトを運営されているお客様の、検品だったり、梱包業務っていうのを全部代行させていただく感じですね。あとは海外とのやり取りだったりというところです。

編集部

売る商品を選ぶところではなく、その後ろの工程を引き受けると。

川嵜社長

そうですね。自分1人ではネットショップの立ち上げや運営が難しいという方でも、サポートとして使っていただければと思いますね。別の仕事をしながら運営したい、という方も。

編集部

自社でアパレルもやられていると伺いました。こちらは、どういう狙いだったんでしょう?

川嵜社長

基本的に、生活の中で欠かせないサービスというのを広く展開したいと思っていまして。仕事を探すこともそうですし、個人のお客様に向けて展開できるサービスとして、衣食住の、衣の部分ですね。

編集部

たしかに、誰にとっても身近なところですよね。

川嵜社長

ほかにも、美容室の子会社だったり、建設業の顧問だったり、結構多岐にわたって事業展開をさせていただいていますが、生活の中で欠かせないもの、という軸は共通しています。

検索が、1番大変だというところ

編集部

そして、衣食住の「食」にあたるのが、いま開発中のプロダクト「NeeDo(ニードゥ)」なんでしょうか。

川嵜社長

そうです。札幌の飲食店向けのウェブアプリケーションですね。サイト内にはいくつもの飲食店を掲載させていただいて、従来のプラットフォーム同様に、飲食店を探したいお客様が近くのお店を検索することができるんです。且つ、飲食店側からも、お客様が探している条件にヒットすればアプローチがかけられる、というものです。

編集部

お店から、お客様へ。それは新しいですね。

川嵜社長

我々もそうですけど、幹事をやるとやっぱり人数の変動があったりとか、わざわざそれを予約した飲食店に伝え直して…とか、面倒じゃないですか。

編集部

あぁ…、わかります。何度も何度も電話を入れなおした経験があります(笑)

川嵜社長

今からすぐに何人で入れるお店を探して…というのも、何件もヒットする飲食店をくまなくチェックするのはしんどい作業です。結局、検索が1番大変だというところに気づきまして、それを解消したんですよ。

編集部

それも、わかります。1つ良さそうなお店を見つけても、その人数では入れませんとか、コースは美味しそうだけど完全禁煙です、とか。それで、あぁ…他のお店を探さないと、って。

川嵜社長

そうなんですよね。あとは店側としては、混んでいる店と空いている店の差って、絶対に非常に差があると思っていて。うまくお客様の出入りを均一にすることができるんじゃないかなと。

編集部

札幌だと、その差はさらに大きそうです。

川嵜社長

札幌はインバウンドは多いのですが、人目につかないお店も多いんです。それで、集客の部分で悩まれているお店も。

編集部

市自体に観光のお客様は来ているのに、出入りのないお店がある。

川嵜社長

そうですね。そういった、飲食店側と飲食店を探す側、両方の課題解決ができたらいいな、と思いまして。

1次会の終わり30分前に、2次会の提案が来たりもします

編集部

飲食店の探し方については、どのような特徴がありますか?

川嵜社長

地図上で探せる機能を入れています。あとは、お客様側が条件を出すと、お店の側から提案が届くのも便利ですよ。

編集部

例えば、「これが食べたいから作ってほしい」みたいな条件を出せば、お店が名乗りをあげてくれたりもするんですか?

川嵜社長

そういったことも、もちろん可能です。それと、予約の段階で「2軒目の提案も受け入れる」設定にしておいていただければ、1次会の終わり30分前に、近くの2次会で空きがある店から提案をもらえたりもします。何軒まで受け入れるのか、予算の条件も入れられます。

編集部

1次会の途中…!たしかに、あの時間はいつも誰かがスマホで次に行けるお店を探していますね(笑)。

川嵜社長

提案はいらないな、というシチュエーションもあると思うので、そこは設定で選べるようにしています。押しつけられる面倒も発生しません。

編集部

それも、すごくありがたい機能の一つですね。

川嵜社長

お店側が時間を限定して、本来であればその金額では出せないコースも、フードロスするくらいならと安く出すことができたり、料理人見習いのような方がお試しで振舞いたいときに価格を下げて提供してみたり、ということもできます。

編集部

安く出せる、だけの話ではないんですね。

川嵜社長

単純に集客ができるということだけじゃなくて、普段とは違う付加価値をお客様に提案できる。そこがこのプロダクトの強みではあります。

札幌で成功したら、同じ規模の街に横展開を

編集部

すばらしい発想だと思うのですが、札幌限定なのは、何か理由があるんですか?

川嵜社長

弊社が札幌市にあるから、というのが理由といえば理由なんですけども。ただ、札幌の飲食店の数って、全国でも上から5位以内に入るくらい多いんですよ。

編集部

店の数が多いぶん、探す大変さもあるわけですね。

川嵜社長

政令指定都市の中では中くらいの規模にいるので、札幌で成功すれば、その他の同じ規模感の街にも横展開できると思っています。名古屋だったり、京都だったり。もちろん大阪や横浜もそうなんですけど、もっと小さい規模の指定都市にも広げられます。

編集部

飲食店以外にも、応用がききそうですよね。

川嵜社長

そうですね。例えば美容室なんかも、同じような形で対応できるんじゃないかなと思っています。

編集部

リリースは、いつ頃になりそうですか?

川嵜社長

いまデバッグ中なので、ほぼほぼできてはいるんですけど、まだ運用はしていないという感じですね。2026年の秋には、と計画しています。

編集部

ゆくゆくは別都市でも展開する構想だと、動かす人も必要になるのかなと思いますが、採用も強化している最中だったりしますか?

川嵜社長

そうですね。弊社は9割以上が未経験からの入社なんですが、この事業に関しては、営業経験がある方を是非採用したいですね。あとは営業経験がなくても、飲食業界にいた方や、キャリアアドバイザーをされていた方だとマッチするかなと思います。うまく軌道に乗せて、ぜひ札幌から全国に向けて発信していきたいと考えています。

編集部

札幌から全国へ。探す側の30分と、空いているお店の時間…この2つが同じ仕組みで埋まるなら、飲み会の景色は変わりますね。あらゆる事業を手がける中で生まれた画期的な発想とそのプロダクトに、とってもわくわくしました。川嵜社長、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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