転職エージェントのデメリットは?対処法は?現役キャリアアドバイザーが解説

転職エージェントのデメリットは?対処法は?現役キャリアアドバイザーが解説

転職エージェントには7つの代表的なデメリットがありますが、使い方を知れば全て回避でき、メリットの方がはるかに大きいサービスです。担当者との相性・希望と異なる求人紹介・連絡頻度の負担・自分のペースで動きにくい・短期決戦を迫られる傾向などが、よく挙げられる転職エージェントのデメリットです。

この記事では、転職エージェントの7つのデメリットを具体的に分解し、それぞれの実践的な対処法まで一気に解説します。デメリットを補うメリット5選と、向いていない人の見極め方もあわせて解説します。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する弊社が執筆しています。20代を中心とした転職支援の現場で見えてきた事実を、できるだけ忖度なくまとめました。

阿部 翔大

デメリットの話から入ると不安になりますよね。ですが、結論から言うと、転職エージェントのデメリットは知っていれば回避できる類のものがほとんどです。むしろ、デメリットを把握したうえで使う方が、結果として転職活動の満足度は高くなります。難しく考えず、まずは「何が起きうるか」を一通り押さえてください。

この記事の監修者
阿部 翔大

阿部 翔大

株式会社MEDISITEのキャリアアドバイザー。未経験からの事務職転職支援に強み。現場目線のノウハウを発信し、多くの転職成功者を輩出中。

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目次

転職エージェントを使う7つのデメリット

転職エージェントを使うときに直面しうるデメリットは、大きく7つです。いずれも仕組みから生まれる構造的なもので、対処法を知っていれば回避が可能です。

厚生労働省の令和7年上半期雇用動向調査では、転職入職者数が約281万人と報告されています。これだけ多くの人が転職している中で、転職エージェントを経由する人の割合も年々増えています。広く使われているサービスだからこそ、デメリットを事前に把握する価値があります。

なお、本記事で扱う「デメリット」は、転職エージェント側に悪意があるという話ではありません。サービスの構造から自然に生まれる、知っておけば回避できる注意点という位置づけで読んでください。

①担当者との相性で体験が大きく変わる

転職エージェントの満足度は、担当キャリアアドバイザー個人の力量に大きく左右されます。同じエージェントに登録しても、誰が担当に付くかでサポート品質はまったく違うものになります。

業界知識が浅い担当者だと、希望と無関係な求人が並ぶことがあります。レスポンスが遅い担当者だと、選考が進む競合に出遅れます。この担当者ガチャは、転職エージェントの構造上どうしても避けにくいデメリットです。

相性の合う・合わないは、業界知識やレスポンス速度だけでなく、価値観や話し方の温度感にも影響されます。年齢が大きく離れていたり、転職観そのものが違ったりすると、紹介される求人の方向性まで噛み合わなくなります。

ただし、後述するように担当者の交代依頼は正式に認められた手続きで、罪悪感を持つ必要はありません。最初の面談で違和感があれば、早めに交代を申し出るのが結局は近道です。

②希望と異なる求人を紹介されることがある

希望業界・職種を伝えたはずなのに、別カテゴリの求人が混ざるケースは珍しくありません。担当者側に「採用が決まりやすい求人を優先したい」という事情があるためです。

紹介された全てが希望通りである必要はありませんが、明らかな方向違いが続く場合は、希望条件の伝え方をもう一度すり合わせる必要があります。「やりたくない仕事」を具体的に伝えるのも有効です。

求人を断ることに後ろめたさを感じる方がいますが、エージェント側も全件の応募は想定していません。数をこなして見極めるフェーズと割り切る姿勢が、結果としてマッチング精度を上げます。

また、紹介求人に「年収条件が下がる案件」が混ざることもあります。これはエージェント側が現在の市場価値を踏まえた現実的な提案として出しているケースも多く、頭ごなしに断る前に理由を確認するのが賢明です。

③連絡頻度の負担

電話・メール・面談など、エージェント経由の連絡量は想定より多くなりがちです。在職中の人にとって、勤務時間中の電話は大きなストレスになります。

「連絡は平日19時以降のみ」「メールベースで対応してほしい」など、連絡ルールを最初に決めることで、この負担は大きく軽減できます。我慢ではなく、最初に伝えるのが正解です。

複数社に登録すると、その分だけ連絡量も比例して増えます。3社併用するなら、各社の連絡ルールを統一しておくと管理しやすくなります。具体的にはLINEや専用チャットで対応してくれるエージェントを1社入れると、レスポンスのストレスが大きく減ります。

④自分のペースで動けない

エージェントには企業ごとの応募期限と社内目標があり、担当者は自然と「決まるスピード」を意識します。じっくり1年かけて転職活動をしたい人にとって、このスピード感はミスマッチになります。

「3ヶ月以内に決めたい」「半年は情報収集に充てたい」など、希望のスケジュール感を最初に共有しておくと、紹介ペースを調整してもらえます。曖昧にすると最短決戦に巻き込まれます。

なお、長期で動きたい場合は、エージェントよりも転職サイトを主軸にし、エージェントは情報収集の補助に回す使い方も選べます。スカウト型サービスを組み合わせると、こちらから動かなくても市場価値の打診が届くため、長期戦が成立しやすくなります。

⑤短期決戦を迫られる

求人紹介から内定までの標準スケジュールは1〜2ヶ月です。複数社の選考が並行すると、最初の内定から回答期限まで1週間程度しか猶予がないことが普通です。

第一志望の選考が遅れていると、内定先への返答待ちを延ばす交渉が必要になります。エージェントによって待機交渉の上手さに大きな差があり、担当者の力量が試される場面です。

短期決戦が嫌な人は、エージェントに登録する前に応募する企業群を10〜15社まで絞る準備をしておくと、振り回されにくくなります。志望企業の優先順位が頭の中で固まっていれば、回答期限が迫っても判断軸がブレません。

⑥サポート対象外の業界・職種がある

エージェントには得意領域と苦手領域があります。クリエイティブ・公務員・士業など、エージェント経由の採用が少ない領域では、紹介自体が受けられないか、求人数が極端に少なくなります。

また、40代以上の未経験チャレンジは、総合型エージェントでサポート対象外になることがあります。年齢・経験で適切なエージェントを選ぶ視点が必要です。

業界特化型エージェントなら、総合型では拾えない求人が出てきます。総合型1社で諦めず、特化型を組み合わせるのが現実的な解決策です。なお、完全未経験の業界に挑戦したい場合は、未経験特化型エージェントを別に当たる必要があります。

⑦内定承諾を急かされることがある

エージェントの売上は、入社が決まって初めて発生します。そのため、せっかく出た内定を逃したくない心理が担当者側に働き、承諾を急かす場面が生まれます。

「他社の結果を見てから決めたい」と伝えるのは、求職者の正当な権利です。回答期限の延長交渉を担当者にお願いし、それでも強く承諾を迫られるなら、その担当者の対応自体を疑った方がいい段階です。

内定後のフォロー姿勢こそ、エージェントの本当の実力が出る場面です。複数社使っていれば、ここで差がはっきり見えます。承諾を急がせるエージェントよりも、意思決定を待つ姿勢を見せるエージェントの方が、長期的には信頼できる相手です。

阿部 翔大

7つのデメリットを並べると不安を煽る記事に見えますが、対処法を知らずに使うとつまずくのがこれら7つ、というのが現場の感覚です。逆に言えば、最初に対処法を押さえておけば、エージェントは無料で使える強力な武器になります。次のセクションで、まず「使わない方がいい人」を整理してから、メリットと対処法に入ります。

【阿部の現場メモ】エージェントを使わない方がいい人の見極め方

📝 阿部の現場メモ:エージェントが向かない人の3パターン

転職エージェントを「使うべきか/使わないべきか」の議論で、巷の記事は「迷うなら使え」一色になりがちです。ですが、弊社の支援データでは、明確に使わない方が満足度が高くなる人が3パターン存在します。

1つ目は「応募したい企業が既に5社以下まで決まっている人」。この場合、転職サイト直接応募の方がエージェント経由より書類選考通過率が高くなることが多いです。エージェント経由は推薦料が企業に発生するため、直接応募と比べて選考ハードルがわずかに上がります。志望企業が固まっているなら、エージェント経由のオーバーヘッドを払う必要はありません。

2つ目は「半年〜1年かけてじっくり情報収集したい人」。エージェントの社内インセンティブは決定スピードと結びついているため、長期戦のスタンスはどうしても噛み合いません。情報収集だけならスカウト型サイトの方が向いています。エージェント面談の30分は、市場価値の打診1件分に近い情報量があるため、複数社使う意義はありますが、軸足は別に置く方が現実的です。

3つ目は「フリーランスや業務委託も視野に入っている人」。エージェントは正社員転職を前提にした仕組みなので、雇用形態の選択肢を広く見たい段階では、別のサービスが向きます。フリーランスエージェントや、業務委託・正社員の両方を扱うプラットフォームを並行で見ることで、選択肢が広がります。

図解で見る転職エージェントの仕組みとデメリットの構造

転職エージェントのデメリットの多くは、サービスの収益構造とフローから自然に生まれています。3つの図解で、なぜこのデメリットが起きるかを構造的に理解できるよう解説します。

図解①:転職エージェントの収益構造(企業課金型)

転職エージェントの収益構造(成功報酬型) 転職エージェントの収益構造(企業課金型・成功報酬) 登録 入社決定 → 報酬発生 求職者(あなた) 完全無料で利用 求人紹介・面接対策 年収交渉まで 転職エージェント マッチング 推薦・選考調整 入社後フォロー 求人企業 成功報酬を支払う 理論年収の30〜35% が相場 この構造から生じるデメリット ・入社が決まらないとエージェントは無報酬 → 内定承諾を促す圧力が出やすい ・短期で決められそうな案件が優先される傾向がある ・採用見込みが低い人は連絡頻度が下がる場合がある ・求人紹介の方針は「企業の採用ニーズ」に強く影響を受ける

求職者からは一切料金を取らず、採用企業から成功報酬を受け取る仕組みです。理論年収の30〜35%が相場で、年収600万円の人なら200万円前後の報酬になります。この構造を理解すると、デメリットの大部分が「誰のお金で運営されているか」から説明できることが見えてきます。

この収益構造があるからこそ、求職者は完全無料で全サービスを受けられるメリットがあります。一方で、企業が顧客になる仕組み上、求人企業の意向に引っ張られる側面も生まれます。デメリットの裏返しがメリットになっているのが、この仕組みの面白いところです。

図解②:転職エージェント利用フロー(標準スケジュール)

転職エージェント利用フロー(標準スケジュール) 転職エージェント利用フロー(標準スケジュール) STEP 1 登録・面談 希望条件のヒアリング 所要:1〜2週間 STEP 2 求人紹介 非公開求人含む提案 所要:随時 STEP 3 書類選考 履歴書・職務経歴書 所要:1〜2週間 STEP 4 面接 一次〜最終面接 所要:2〜4週間 STEP 5 内定・交渉 年収・条件交渉 所要:1〜2週間 STEP 6 入社 退職手続き並行 所要:1〜2ヶ月

登録から入社までは、標準で2〜3ヶ月が目安です。フローのどこに自分が立っているかを把握すると、担当者の動きが「ここで急ぐ理由」も腑に落ちます。短期決戦を回避したい人は、フローの最初に「3ヶ月以上かける」と宣言しておくと、後の摩擦が減ります。

各ステップで担当者の動きが変わります。STEP1〜2では求人提案の幅、STEP3〜4では面接対策の質、STEP5〜6では交渉と退職支援の力量が問われます。フェーズごとに評価軸を切り替えると、担当者の実力が見えやすくなります。

図解③:エージェント別の特徴マトリクス

エージェント別の特徴マトリクス(総合型・特化型・コーチング型) エージェント別の特徴マトリクス 比較項目 総合型大手 業界・職種 特化型 キャリア コーチング型 求人数 ◎ 非公開含め圧倒的 ○ 業界内では深い × 紹介自体なし 担当者の 業界知識 △ 担当による差 ◎ 業界経験者が多い ◎ キャリア設計の プロ 年収交渉 ○ 標準対応あり ○ 業界相場に強い × 対応なし 利用料金 無料(成功報酬) 無料(成功報酬) ◎ 有料(数十万円〜) 短期決戦の 圧力 強め ×(求人紹介なし) 向く人 選択肢を 広げたい人 業界が 決まっている人 キャリアから 考えたい人

エージェントは大きく総合型大手・業界特化型・キャリアコーチング型の3タイプに分かれます。それぞれ強みと弱みが異なるため、デメリットの感じ方も人によって変わります。総合型1社だけで物足りなければ、特化型を1社足すのが基本戦略です。

同じ「転職エージェント」という名前でも、扱う求人の毛色と担当者のキャリア背景は3タイプで大きく異なります。デメリットを最小化したいなら、登録前にこのマトリクスで自分の段階を確認するだけで、ミスマッチをかなり減らせます。

デメリット別の具体的な対処法

ここからは、7つのデメリットのうち特に対処効果が高い4つについて、現場で使える具体的な対処法を解説します。

相性の合わない担当者を交代する方法

担当者の交代は、エージェントの問い合わせフォームかカスタマーサポートに直接連絡する形が確実です。担当者本人に伝える必要はありません。むしろ伝えると気まずさが残ります。

「業界知識のある担当者を希望」「もう少しレスの早い方をお願いしたい」など、交代理由を1行添えると次の担当者がマッチしやすくなります。理由なし交代は再ガチャになりがちです。

交代は何度でも可能です。2回交代しても合わない場合は、そのエージェント自体が自分に合っていない可能性があります。別のエージェントへの乗り換えを検討する段階です。乗り換える際は、合わなかったエージェントを退会する必要はなく、休眠扱いにしておけば再利用も可能です。

希望と異なる求人を断る伝え方

求人を断るときの伝え方は「希望条件のどこと合わなかったか」を一文添えるのがコツです。「年収条件が下回っているため」「勤務地が通勤圏外のため」など、判断軸を共有すると次の紹介精度が上がります。

単に「希望と違うので見送り」だけだと、担当者は外した理由を推測することになり、似たような外し紹介が続きます。断ることでマッチング精度を上げる意識を持つと、結果として満足度が上がります。

断る件数が10件を超えても希望に合う求人が出てこない場合は、そもそも希望条件が市場と噛み合っていない可能性があります。担当者に率直に聞いてみると、市場価値とのギャップが見える機会になります。

連絡頻度を調整する方法

連絡頻度の調整は、登録直後の初回面談で明示的に伝えるのが最も効きます。「平日19時以降の連絡希望」「電話よりメール優先」など、具体的に伝えてください。

頻度が落ち着かないときは、担当者ではなくカスタマーサポート経由で改善依頼を出すのも選択肢です。担当者個人のスタイル差が大きい部分なので、組織側に伝える方が早いケースもあります。

また、週次定例の枠を1つ作ると、エージェント側からの不規則連絡が減ります。「毎週水曜の20時に30分」のように曜日と時間を固定すると、お互いの予定が組みやすくなります。

短期決戦を回避する方法

短期決戦の回避には、「他社の選考が並行中」という事実を作っておくのが最強の防御です。1社しか応募していないと、内定先の回答期限が交渉余地ゼロで迫ってきます。

3社程度の選考を意図的に並行させると、回答期限の延長交渉が社会通念上の理由として通りやすくなります。エージェント側もその交渉に慣れているため、無理な要求にはなりません。

さらに踏み込むなら、最終選考のスケジュールをそろえる意識を持ってください。応募時期を意図的にずらして、最終面接が同じ週に集まるよう調整できると、内定の出るタイミングがそろい、比較検討の時間が確保できます。

⚠️ 対処法を使う上での注意点

  • 担当者交代は理由を簡潔に・人格批判はしない
  • 求人を断る際は理由1行を添えて精度を上げる
  • 連絡頻度の調整は最初の面談で伝えるのが最効率
  • 回答期限延長は1〜2週間が現実的な上限
  • 複数社併用は必ず正直に申告する(隠すと信頼を失う)

デメリットを補う転職エージェントのメリット5選

デメリットを並べてきましたが、転職エージェントにはそれを補って余りある5つのメリットがあります。デメリットを把握したうえで活用すれば、メリットの方が圧倒的に大きいサービスです。

完全無料・成功報酬型

求職者は一切お金を払わずに、求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉まで全て受けられます。費用は採用企業が成功報酬として負担する仕組みです。「無料サービスだから質が低いのでは」と思う必要はありません。

実際、エージェント側は1人の入社を決めるために数十時間〜数百時間の人件費をかけています。求職者目線では破格のコストパフォーマンスです。

非公開求人へのアクセス

大手転職エージェントが保有する求人の約7〜8割は非公開求人と言われます。求人サイトには載らない、ポジション名を伏せたい案件が多く、エージェント経由でしか出会えない選択肢です。

特に幹部候補・新規事業立ち上げ・経営層直下のポジションは、ほぼ非公開で動きます。年収アップを狙うなら、非公開求人へのアクセスは必須です。

書類添削・面接対策

職務経歴書は採用担当者が見るポイントを押さえないと通過率が大きく下がります。エージェントの添削は企業の選考傾向を踏まえた具体修正が入るのが強みです。面接対策も同様に、その企業の過去の質問傾向を元にした内容です。

書類選考通過率は、添削あり・なしで体感1.5〜2倍の差が出ます。1社目に応募する前に必ず添削を受けてください。

年収交渉の代行

自分で年収交渉をすると、企業との関係が悪化するリスクがあります。エージェント経由なら第三者として交渉してくれるため、関係を壊さずに条件アップを狙えます。年収交渉だけでも利用価値があります。

交渉の成功率は、エージェントの業界相場知識と交渉力で大きく変わります。年収交渉に強いエージェントを1社確保しておくのは、長いキャリア全体で効いてきます。

内定後のフォロー

退職交渉のアドバイス・入社日の調整・条件面の最終確認まで、内定後も伴走してくれます。退職交渉でつまずく人は意外と多いので、ここでのサポートは想像以上に役立ちます。

引き止めにあったとき・退職日が決まらないとき・前職とのトラブルが起きたときなど、退職フェーズの実務サポートは転職エージェントを使う大きな価値です。

✅ メリットを最大化する使い方

  • 無料サービスだからこそ複数社を試して比較する
  • 非公開求人は登録直後より2〜3週間後に増えるので焦らない
  • 書類添削は1社目に応募する前に必ず受ける
  • 年収交渉は内定通知から1週間以内に動く
  • 退職交渉のテンプレも事前にもらっておく

【阿部の現場メモ】エージェント選びで後悔しないための3つの軸

📝 阿部の現場メモ:選び方で結果が大きく変わる

弊社の支援データでは、転職エージェント選びで満足度が高い人には共通する3つの行動があります。逆に、後悔している人はこの3つが抜け落ちています。

1つ目は「総合型と特化型を必ず併用している」こと。総合型1社だけだと、業界の細かい事情を踏まえた話ができず、特化型1社だけだと選択肢が狭まります。総合型1社+特化型1社の2社併用が、最低ラインの組み合わせと考えてください。総合型は求人数の広さで使い、特化型は業界深掘りで使う、と役割を分けるとブレません。

2つ目は「最初の面談で『合わない』と感じたら、すぐに動く」こと。後悔している人ほど、最初の違和感を放置して2ヶ月くらい付き合ってから交代を申し出ます。早く動けば動くほど、転職活動全体の時間ロスが減ります。違和感の正体は、業界知識のミスマッチ・年代差・価値観の差のいずれかであることが多く、いずれも交代で解消可能です。

3つ目は「年収交渉と退職交渉の対応力を、登録前に質問する」こと。求人紹介力ではなく内定後フォローの力量を見ると、エージェントの本当の実力が見えます。「内定後の年収交渉実績は?」「退職交渉でトラブルが起きたときどう対応していますか?」と聞いてみてください。誠実に答えるエージェントは信頼できます。逆に、抽象的な返答しか返ってこないエージェントは、内定後のフォローが手薄な可能性が高いです。

デメリットが少ないエージェントの選び方

デメリットを最小化したいなら、エージェントのタイプ別の使い分けを意識してください。総合型・業界特化型・キャリアコーチング型のどれが向くかは、転職活動のフェーズで変わります。

業界が決まっていない段階:総合型大手

業界も職種も決め切れていない段階では、総合型大手のリクルートエージェント・dodaなどが向きます。求人数が圧倒的で、選択肢を広げる目的に合致します。担当者の業界知識は浅めなことが多いので、自分でも情報収集を並行してください。

総合型は面談で複数業界の話を聞けるのが利点です。「IT・メーカー・商社のどれが自分に向くか」のような比較相談には最適です。求人数の多さは、自分の市場価値を多角的に確認できる材料にもなります。求人検索画面を眺めるだけでも、業界ごとの年収レンジや募集要件が一覧でき、相場感が掴みやすくなります。

業界が決まっている段階:業界特化型

IT・医療・金融など、業界が決まっているなら業界特化型エージェントの方が深い情報が得られます。担当者自身がその業界の出身者であることが多く、求人企業の社内事情まで踏み込んで話せます。

業界特化型の強みは、採用企業の評判や離職率まで把握していることです。総合型では拾えない「入社後のリアル」が聞ける確率が高くなります。

キャリア設計から考えたい段階:キャリアコーチング型

そもそも転職すべきかどうかから整理したい段階なら、有料のキャリアコーチング型が選択肢に入ります。求人紹介はないものの、エージェントの「決定圧力」を受けずにキャリアを考えられるのが利点です。

費用は数十万円〜と高額ですが、キャリアの方向性で迷う時間を短縮できると考えれば、投資対効果は決して悪くありません。コーチングで方向を固めてから、エージェントで実行に移すのが王道です。

💡 組み合わせの基本パターン

  • 初心者:総合型1社+特化型1社の2社併用
  • 転職経験者:総合型1社+特化型2社の3社併用
  • 業界未定:総合型2社+コーチング1社
  • 長期戦:転職サイト主軸+エージェント補助
  • ハイクラス層:ヘッドハンター型+業界特化型
スマホで5秒診断
あなたに合うアドバイザー
マッチング診断
Q1 どんな雰囲気で話したい?
Q2 一番叶えたい希望は?
Q3 理想の働き方は?

ノビルキャリアでの転職相談という選択肢

ここまで読んで「自分にはどのタイプが合うか分からない」と感じたら、20代特化型のノビルキャリアを相談先候補に入れてみてください。弊社が運営する転職エージェントです。

ノビルキャリアの概要

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項目内容
運営会社株式会社MEDISITE
対象20代の未経験・第二新卒・異業種転職
対応エリア東京・大阪・神奈川・兵庫・京都・埼玉・愛知・千葉・広島ほか全国主要都市
支援実績20代を中心に幅広く対応・内定承諾者の平均年齢24.7歳
公式サイトhttps://career.medi-site.co.jp/

他のエージェントとの併用前提でのご相談も歓迎しています。デメリットの章で書いたとおり、複数社の併用は失敗しないための基本戦略です。「セカンドオピニオン」のような使い方でも構いません。すでに別のエージェントを使っていて違和感がある場合の、比較相談の入口としてもご活用いただけます。

業界の良い面ばかりを語る記事が多いなか、デメリットも含めてフラットに話せる相談相手を探している方は、ぜひ一度面談してみてください。連絡ルールの調整や面談時間の希望についても、最初に遠慮なくお伝えください。具体的なお悩みがまだ言語化できていない段階でも、面談のなかで一緒に整理していけます。

なお、エージェントを使う前提でさらに踏み込んで考えたい方は、転職エージェントは2社以上の併用が正解|3社推奨の理由もあわせてご覧ください。デメリットを最小化する組み合わせ方を整理しています。年収交渉のサポートに関心があれば、転職エージェントの年収交渉は本当に成功する?相場と進め方も参考になります。

まとめ|転職エージェントのデメリットは使い方で回避できる

転職エージェントの7つのデメリットは、いずれも対処法を知っていれば回避可能な構造的なものです。担当者ガチャ・希望ズレ求人・連絡頻度・ペース・短期決戦・対象外領域・承諾圧力の7つを、最初に把握しておくだけで、転職エージェントとの付き合い方は大きく変わります。

デメリットを補うメリットは、完全無料・非公開求人・添削対策・年収交渉・内定後フォローの5つ。費用ゼロでこれだけのサポートを受けられるサービスは、転職市場では他に存在しません。求職者にとっての金銭リスクはなく、複数社を試す行動コストだけで、転職活動全体の成功確率を大きく高められます。

「使うか使わないか」ではなく、どう使えば自分に合うかという視点で、まずは2社からスタートしてみてください。違和感があれば交代も乗り換えも自由です。最初の1社目で完璧を目指す必要はなく、使いながら徐々に最適な布陣に整えていけば十分です。

本記事で挙げた対処法は、すべて現場で実際に使われている手順です。担当者交代の伝え方・連絡頻度の決め方・回答期限延長の交渉文言など、最初の1社目から実践してください。違和感が消えないなら、迷わず2社目・3社目に動くのが正解です。

最後に、転職エージェントは人生のキャリア相談相手という側面も持ちます。すぐに転職しなくても、面談で話すことで自分の市場価値や強みが言語化される効果があります。「とりあえず登録」のハードルは、想像以上に低いと考えて構いません。

阿部 翔大

ここまで読んで「面倒だな」と感じた方こそ、最初の一歩を踏み出してみてほしいです。実際に登録して面談を受けると、記事で読むより圧倒的に情報量が増えます。合わなければ辞めればいいだけです。デメリットを知ったうえで使えば、転職エージェントは想像以上に強力な武器になります。

運営者情報

メディア名ビギナーズリンク
運営会社株式会社MEDISITE
代表者竹田津 惇
所在地〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目5-4 STビル701
設立2022年11月
事業内容HRメディア事業・SNSマーケティング事業・営業支援事業
許認可有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可番号:13-ユ-316383)
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