第二新卒で派遣から正社員になれる?転職を成功させる方法とコツを解説

「新卒で入った会社を辞めて派遣になったけど、ここからまた正社員に戻れるのかな」。そう悩んでいるあなたに、まず伝えたいことがあります。第二新卒で派遣から正社員への転職は、十分に可能です。短期離職の経歴があっても、派遣で培った実務経験があっても、あなたが思っているほど不利ではありません。

私たちの支援データでは、応募者の約8割が20代以下で、最多層は20-24歳の41.1%。第二新卒の年代は正社員転職のチャンスが最も多い年代です。さらに、面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%と、受けなかった場合の約33%から2倍以上の差がついています。

この記事では、第二新卒の派遣社員が正社員に転職できる理由から、企業が派遣経験をどう見ているか、転職の具体的なステップ、面接でのアピール方法、よくある失敗パターンと対策、おすすめの転職先まで網羅的に解説します。「次こそは長く働ける会社で、正社員として再スタートしたい」。その気持ちに応えられる情報をお伝えします。

この記事は、転職エージェント「ノビルキャリア」を運営する私たちが、第二新卒の派遣社員から正社員への転職を数多く支援してきた経験をもとに執筆しています。

この記事の監修者

株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント

阿部 翔大

目次

第二新卒の派遣社員が正社員に転職できる理由

「派遣社員だから正社員は無理なのでは」と感じている方もいるかもしれません。しかし実際のところ、第二新卒の年代であれば派遣経験があっても正社員への転職は十分に実現できます。その理由を具体的に解説します。

第二新卒はポテンシャル採用の対象になりやすい

企業が第二新卒を採用する際に最も重視するのは、スキルや実績ではなく「将来性」です。23〜27歳という年代は、ビジネスマナーの基礎を身につけつつも、まだまだ成長の余地がある時期。企業側にとっては育成コストを抑えながら、自社の文化になじむ人材を採用できるメリットがあります。

短期離職をしたからといって、そのポテンシャルが消えるわけではありません。むしろ「一度社会に出て、自分に合う環境を見極めようとしている」という主体性として評価されるケースも増えています。

派遣経験は実務経験としてカウントされる

派遣社員として働いてきた期間は、立派な実務経験です。「正社員じゃなかったから経験にならない」と思い込んでいる方がいますが、それは誤解です。企業が見ているのは雇用形態ではなく、「何をやってきたか」「どんなスキルを身につけたか」です。

たとえば、事務派遣で培ったExcelスキルやデータ管理能力、接客派遣で身につけたコミュニケーション力やクレーム対応力など。派遣で得た経験は、正社員の面接でも十分にアピールできる材料になります。

阿部 翔大

派遣で働いてた期間を「ブランク」だと思ってる人がいるんですが、全然違いますよ。毎日出勤して業務をこなしてきたわけですから、それは立派な実務経験です。面接でも堂々と話して大丈夫ですよ。

20代前半は求人数が最も多い年代

私たちの支援データを見ると、応募者の年齢分布は20-24歳が41.1%と最多で、25-29歳が29.0%。応募者の約8割が20代以下です。これは言い換えると、20代をターゲットにした求人がそれだけ多いということです。

応募者の年齢分布(弊社調べ)
20-24歳
41.1%
25-29歳
29.0%
30-34歳
16.9%
15-19歳
9.0%
35歳以上
4.0%
※1万人超の支援データより

このデータからもわかるように、第二新卒の年代は正社員転職市場で最もチャンスがある層です。年齢が上がるにつれて未経験歓迎の求人は減っていくため、今のタイミングで動くことが大切です。

企業の第二新卒採用への意欲は年々高まっている

少子高齢化による人手不足を背景に、新卒一括採用だけに頼れなくなった企業が増えています。その結果、第二新卒を積極的に受け入れる企業は増加傾向にあります。「第二新卒歓迎」「社会人経験不問」といった求人は珍しくなく、派遣からの正社員転職のハードルは以前よりも確実に下がっています。

第二新卒×派遣のキャリアを企業はどう見ているか

「新卒で入った会社を辞めて派遣」という経歴に対して、企業がどう思っているか気になりますよね。正直に言えば、企業はその経歴そのものよりも「そこから何を学び、次にどう活かすか」を見ています。

短期離職は「学び」として整理できれば問題ない

新卒で入った会社を短期間で辞めたことは、確かに面接で聞かれるポイントです。しかし、それ自体がNGというわけではありません。大切なのは、短期離職の経験を「失敗」ではなく「気づき」として言語化できるかどうかです。

「入社してみて自分の適性がわかった」「働く中で本当にやりたいことが明確になった」「環境を変えることで自分の成長に必要なものが見えた」。こうした整理ができていれば、面接官も「この人は自分を客観的に分析できている」と感じます。

一方で、私たちの支援現場で確認されている企業からのお見送り理由には、共通する3つのパターンがあります。

  • 他責感:前職や環境のせいにする発言が目立つ
  • 継続力不足:短期離職を繰り返しており、「また辞めるのでは」と懸念される
  • 面接遅刻と無謝罪:時間にルーズで、社会人としての基本マナーに欠ける

特に「他責感」と「継続力不足」は第二新卒の派遣経験者が陥りやすいポイントです。前の会社や派遣先への不満を語るのではなく、「そこで何を学び、次はどうしたいか」という未来志向で話すことが重要です。

阿部 翔大

ぶっちゃけ、短期離職の経歴がある人を面接する企業側も「そういう人は多い」ってわかってるんですよね。ですから経歴そのものより、そこから何を学んだかを自分の言葉で話せるかが勝負なんですよ。

派遣での適応力はプラス評価される

派遣社員として複数の環境で働いてきた経験は、実は企業にとってプラス材料になります。新しい職場にすぐ馴染む適応力、異なる業務を短期間で覚える学習力、さまざまな人間関係の中で協調できるコミュニケーション力。これらは正社員の現場でも求められるスキルです。

特に「チームの一員としてすぐに戦力になれる」という点は、中途採用の面接で高く評価されます。派遣経験を「転々としていた」とネガティブに捉えるのではなく、「どの環境でも成果を出してきた」という視点で整理しましょう。

「次は長く働きたい」という意思が伝われば採用される

企業が第二新卒×派遣の経歴で最も気にするのは、「うちに入ってもまたすぐ辞めるのでは?」という点です。逆に言えば、「次は長く働きたい」という意思と根拠を示せれば、採用のハードルは大きく下がります

「派遣でさまざまな仕事を経験する中で、自分が長く続けられる仕事がわかった」「御社の○○という制度に魅力を感じ、腰を据えて成長したい」など、具体的な理由とともに長期就業の意思を伝えましょう。定着率が高い企業や、1on1面談制度がある企業を選ぶことも、定着への本気度を示す材料になります。

第二新卒で派遣から正社員に転職する5つのステップ

第二新卒の派遣社員が正社員転職を成功させるためには、やみくもに応募するのではなく、正しい順番で準備を進めることが大切です。以下の5つのステップに沿って進めましょう。

STEP
派遣での経験を棚卸しする

最初にやるべきことは、新卒で入った会社と派遣先での経験をすべて書き出すことです。担当した業務、使ったツール、身につけたスキル、工夫したこと、成果を出したことをできるだけ具体的にリストアップしましょう。短期間の経験でも、書き出してみると意外に多くの材料が見つかります。

STEP
短期離職の理由を前向きに整理する

「なぜ新卒の会社を辞めたのか」「なぜ派遣を選んだのか」を、ネガティブな理由からポジティブな学びに変換します。「合わなかった」ではなく「自分の適性を見極める期間にした」「派遣で幅広い業務を経験して、本当にやりたいことが明確になった」という方向に整理しましょう。

STEP
自分に合った求人を探す

第二新卒歓迎の正社員求人は数多くあります。転職エージェントを活用すれば、あなたの経歴に合った求人を効率的に見つけられます。「定着率が高い」「研修制度が充実している」「1on1面談がある」など、次は長く働ける企業を選ぶ基準を持つことが大切です。

STEP
応募書類を作成し面接対策をする

履歴書・職務経歴書では、派遣経験を具体的な実績とともに記載します。面接では、短期離職の理由と今後のキャリアビジョンを一貫したストーリーで語れるよう準備しましょう。面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%と、受けなかった場合の約33%から大きく向上します。

STEP
内定獲得後、入社準備を進める

内定が出たら、入社日の調整と現在の派遣契約の終了手続きを行います。派遣会社への報告は早めに行い、円満に退職できるよう進めましょう。入社前に業務に関連する知識やスキルの予習をしておくと、スムーズなスタートが切れます。

第二新卒×派遣の正社員転職フロー
STEP1:経験の棚卸し
新卒入社先+派遣先の業務・スキル・成果を書き出す
STEP2:離職理由を前向きに整理
STEP3:求人探し
STEP4:書類作成+面接対策
STEP5:内定獲得・入社準備

このフローに沿って一つずつ進めていけば、「何から手をつけていいかわからない」という不安は解消されます。一人で進めるのが不安な方は、転職エージェントに相談しながら進めるのが効率的です。

阿部 翔大

転職活動って、最初の一歩が一番しんどいんですよね。でもSTEP1の棚卸しをやるだけで、「自分にもアピールできることがあるんです」って気づく人がすごく多いです。まずは紙に書き出すところから始めてみてください。

第二新卒の派遣経験を面接でアピールする方法

面接は、派遣経験を「強み」に変換して伝える最大のチャンスです。第二新卒×派遣という経歴だからこそできるアピール方法を解説します。

短期離職の理由を前向きなストーリーに変える

面接で必ず聞かれるのが「なぜ前の会社を辞めたのか」です。ここで前職の不満を語ってしまうと、お見送りの可能性が一気に高まります。短期離職の理由は、「環境が悪かった」ではなく「自分に合う環境を見つけるための行動だった」という方向に整理しましょう。

たとえば、「新卒で入った会社では○○の業務を経験し、そこで自分は△△に適性があると気づきました。派遣で□□の業務を経験する中で、その確信が強まり、正社員として長期的に△△に取り組みたいと考えるようになりました」という流れです。

派遣で得たスキルを具体的な数字で伝える

「派遣で事務をしていました」だけでは、面接官はあなたの実力を評価できません。具体的な数字やエピソードを添えることで、説得力が格段に上がります。

  • 「月次レポートの作成時間を見直し、約30%短縮しました」
  • 「1日平均50件の電話対応を行い、クレーム対応マニュアルを自主的に作成しました」
  • 「3つの派遣先で事務業務を経験し、どの現場でも1ヶ月以内に独り立ちしました」

数字がない場合は、ビフォーアフターのエピソードでも構いません。「以前は○○だったが、△△を工夫した結果、□□に改善された」という流れがあれば、十分な具体性です。

「次は長く働きたい」根拠を具体的に示す

面接官が最も安心するのは、「この人は次はちゃんと続けてくれそうだ」という感覚です。「長く働きたいです」という言葉だけでは不十分で、なぜ長く働けると考えるのか、その根拠を示すことが求められます。

「派遣でさまざまな業務を経験する中で、自分は○○の業務に最もやりがいを感じることがわかりました。御社は○○に注力しており、定着率も高いと伺っています。1on1面談の制度もあると知り、腰を据えて成長できる環境だと確信しました」。このように、自分の気づきと企業の特徴を結びつけると説得力が高まります。

面接対策の有無で内定率は2倍以上変わる

私たちの支援データでは、面接対策を受けた方と受けなかった方で内定率に大きな差が出ています。

面接対策の有無による内定率の差(弊社調べ)
75〜78%
内定率
面接対策あり
33%
内定率
面接対策なし
※1万人超の支援データより

面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%、受けなかった方は約33%と、2倍以上の差がついています。第二新卒×派遣という経歴は、伝え方次第で印象が大きく変わるからこそ、事前の準備が結果を左右します。

阿部 翔大

僕が面接対策をやるときに一番力を入れるのは、「短期離職をどう説明するか」なんですよね。ここがうまく整理できると、面接全体の印象がガラッと変わるんです。一人で考え込むより、誰かに壁打ちしてもらうのが一番早いですよ。

第二新卒の派遣から正社員転職でよくある失敗パターンと対策

第二新卒の派遣から正社員転職を目指す方が陥りやすい失敗パターンと、その対策をまとめました。同じ失敗を繰り返さないために、事前に把握しておきましょう。

前職や派遣先の不満ばかり話してしまう

面接でやってしまいがちなのが、前の会社や派遣先への不満を延々と語ることです。「上司が合わなかった」「教育体制がなかった」「残業が多すぎた」。これらの発言は、企業からのお見送り理由で最も多い「他責感」に直結します。

対策としては、不満を「気づき」に変換することです。「上司が合わなかった」→「自分はチームで意見を出し合える環境で力を発揮できると気づいた」。ネガティブな事実をポジティブな学びに置き換えるだけで、面接の印象は大きく変わります。

派遣経験を「つなぎ」扱いしてしまう

「新卒で辞めた後、とりあえず派遣で食いつないでいました」。こういう伝え方をすると、面接官は「この人は派遣の期間を無駄に過ごしていたのか」と感じます。

派遣期間は、目的を持って過ごしてきた期間として伝えましょう。「正社員として働く前に、さまざまな業務を経験して自分の適性を見極めたかった」「派遣で○○のスキルを身につけながら、次のキャリアの方向性を固めていた」。同じ期間でも、語り方ひとつで企業の印象は180度変わります。

面接対策なしで選考に臨んでしまう

書類選考を通過しても、面接で不合格になるケースは珍しくありません。私たちのデータでは、書類通過率が100%でも、面接対策なしでは内定率が約25%にとどまるというケースが確認されています。

書類が通る=内定に近い、という思い込みは危険です。特に第二新卒×派遣の場合、短期離職の理由や派遣経験の伝え方は練習が必要な部分。模擬面接を受けるだけで、自分では気づかなかった話し方のクセや改善点が見つかります。

阿部 翔大

正直に言うと、面接で落ちる人の多くは「準備不足」なんですよね。スキルや経験が足りないんじゃなくて、伝え方の問題です。ですから面接対策をやるだけで結果が変わるケースが本当に多いんです。

「どこでもいいから正社員になりたい」と考えてしまう

早く正社員になりたい気持ちはわかります。でも「どこでもいい」という姿勢は面接で見抜かれますし、入社後のミスマッチにもつながります。次こそは長く働ける会社を選ぶために、企業選びの基準を明確にしておくことが大切です。

「定着率が高い会社」「研修制度が整っている会社」「1on1面談がある会社」など、自分が長く働くために必要な条件を3つほど決めておきましょう。焦って入社して再び短期離職してしまうことが、最も避けたいパターンです。

第二新卒×派遣におすすめの転職先|正社員で採用されやすい業界と職種

第二新卒歓迎で、かつ派遣経験を活かせる業界・職種を紹介します。すべて未経験から正社員を目指せる求人が豊富な分野です。

スクロールできます
業界・職種おすすめ理由活かせる派遣経験年収目安
IT業界(カスタマーサポート・ヘルプデスク)人手不足で未経験採用に積極的。研修制度が充実している企業が多いコールセンター・事務・接客の対人スキル300〜400万円
人材業界(営業・コーディネーター)第二新卒の気持ちがわかるため共感力が武器になる。成長市場で求人が豊富接客・販売・コールセンターのコミュニケーション力350〜450万円
事務職(一般事務・営業事務)安定した働き方で定着率が高い。派遣事務の経験がそのまま活きる事務派遣で培ったPC・データ管理スキル280〜380万円
営業職(法人営業・ルート営業)実力主義で学歴・経歴より成果を重視。インセンティブで年収アップも可能接客・販売で培ったヒアリング力・提案力350〜500万円
物流・倉庫管理EC市場の拡大で求人増加中。正確な作業力が評価される工場・物流派遣での現場経験・改善提案力300〜400万円
介護・福祉業界慢性的な人手不足で未経験歓迎。資格取得支援制度がある企業が多い接客・コールセンターの傾聴力・対人スキル280〜380万円

IT業界は第二新卒×派遣からの転職に最も適している

IT業界は慢性的な人手不足を背景に、未経験からの正社員採用に最も積極的な業界のひとつです。特にカスタマーサポートやヘルプデスクは、派遣でコールセンターや事務を経験した方のスキルがそのまま活きるポジション。研修制度が充実している企業も多く、入社後のギャップが起きにくいのが魅力です。

人材業界は「第二新卒の経験」そのものが武器になる

人材業界のキャリアアドバイザーやリクルーティングコーディネーターは、求職者に寄り添う仕事です。第二新卒として転職を経験したあなただからこそ、求職者の不安や悩みに共感できます。「自分が悩んだ経験を、同じ立場の人のために活かしたい」という志望動機は、人材業界の面接で非常に響きます。

事務職は派遣経験がダイレクトに評価される

事務派遣から事務正社員への転職は、最もスムーズなキャリアパスのひとつです。ExcelやWordのスキル、電話対応、受発注管理など、派遣で身につけた実務スキルがそのまま評価されます。「安定した環境で腰を据えて働きたい」という方に適した選択肢です。

阿部 翔大

僕の経験だと、派遣で事務をやってた人がIT業界のカスタマーサポートに転職するパターンは本当に多いんですよね。「パソコンに詳しくないとダメですか?」って聞かれますが、実際は研修で教えてもらえますから、接客力やコミュ力の方が大事だったりしますよ。

派遣を続けるリスク|第二新卒のうちに動くべき理由

「もう少し派遣で経験を積んでから」「タイミングを見て動こう」。そう考えている方もいるかもしれません。しかし、第二新卒のうちに正社員転職に動くことには明確なメリットがあります。

年齢が上がるほど未経験歓迎の求人は減る

先ほどのデータでも示したとおり、応募者の最多層は20-24歳の41.1%です。これは20代前半をターゲットにした求人が最も多いことを意味しています。25歳を過ぎると未経験歓迎の求人は徐々に減り始め、30歳を超えると大幅に減少します

「もう少し待ってから」と先延ばしにすればするほど、選べる求人は確実に少なくなります。第二新卒と呼ばれる年代(おおむね25歳前後まで)のうちに動くのが、選択肢が最も多いタイミングです。

正社員と派遣では生涯年収に大きな差がつく

派遣社員と正社員では、同じ仕事をしていても給与体系が異なります。正社員にはボーナス・退職金・昇給制度があるのに対し、派遣社員にはこれらがないケースがほとんどです。この差は年を重ねるごとに広がり、生涯年収で見ると数千万円の差になることも珍しくありません。

20代の今は「月給はそこまで変わらない」と感じるかもしれません。しかし30代、40代と年齢を重ねるにつれて、正社員は昇給・昇格で収入が上がる一方、派遣の時給はほぼ横ばいです。長期的な視点で考えると、早い段階で正社員に転換することが経済的な安定にもつながります。

第二新卒のうちが最もチャンスが多い

第二新卒は、新卒と中途の「いいとこ取り」ができる年代です。ビジネスマナーの基礎は身についているけれど、まだ柔軟に新しい環境に適応できる。企業にとっては育成しやすく、即戦力にもなり得る貴重な人材です。

この「第二新卒」というカードは、時間が経てば使えなくなります。27歳を過ぎると「中途採用」の枠での勝負になり、実績やスキルがより厳しく問われるようになります。派遣を続けながら悩んでいる時間が、あなたの最大のチャンスを少しずつ削っている可能性があるのです。

阿部 翔大

「まだ大丈夫」って思ってるうちに、あっという間に時間は過ぎますよ。正直、25歳と27歳では求人の選択肢が全然違うんです。動くなら、悩んでる今がベストタイミングだと僕は思います。

私たちノビルキャリアについて|第二新卒の派遣から正社員転職を全力でサポートします

ここまで第二新卒の派遣から正社員への転職方法について解説してきましたが、「一人で進めるのは不安」「自分の経歴でも大丈夫か相談したい」という方に向けて、私たちのサービスを紹介させてください。私たちは、短期離職や派遣経験のある20代の転職支援に特化したエージェントです。

内定承諾者の平均年齢は24.7歳で、支援者の約85%が20代。第二新卒で派遣から正社員を目指す方の支援を数多く手がけてきました。面談した方の約67%が応募承諾に至っており、多くの方が面談を通じて「自分にも正社員転職ができる」と実感されています。

10,000名+
総支援人数
24.7歳
内定承諾者の平均年齢
約85%
20代の支援者割合

当社が行っている面接対策の内容

第二新卒×派遣の方に対しては、特に以下の3つに力を入れて面接対策を行っています。

  • 短期離職の理由を「学び」に変換するストーリー整理
  • 派遣経験を具体的な数字やエピソードでアピールする練習
  • 「次は長く働きたい」根拠を企業の特徴と紐づけて伝える準備

面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%と、受けなかった場合の約33%から大幅に向上しています。短期離職の経歴は「伝え方」で印象が大きく変わるため、事前の準備が特に重要です。

当社のサポートが向いている方

  • 第二新卒で派遣から正社員への転職を目指している20代の方
  • 短期離職の経歴があり、面接での伝え方に不安がある方
  • 派遣経験をどうアピールすればいいかわからない方
  • 「次こそは長く働ける会社を見つけたい」と考えている方

当社のサポートが合わない方

管理職・マネジメント経験のある30代後半以上の方や、年収600万円以上のハイクラス求人を希望される方は、より専門的なエージェントのご利用をおすすめしています。当社は20代の正社員転職に特化したサービスです。

阿部 翔大

僕のところに来てくれる方って、「短期離職の自分なんかに正社員は無理かも」って思ってる人が本当に多いんですよね。でも面談で話を聞くと、みんなちゃんとアピールできる経験を持っています。それを一緒に整理するのが僕の仕事ですよ。

第二新卒の派遣から正社員を目指すなら、まず私たちに相談してください|相性の良いエージェントもご紹介

第二新卒の派遣から正社員を目指すなら、まず私たちノビルキャリアにご相談ください。あわせて、相性の良いエージェントを3社ご紹介します。

私たちノビルキャリア

20代の正社員転職に特化し、短期離職や派遣経験のある方の面接対策に力を入れているエージェントです。面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%。第二新卒×派遣の経歴を「強み」に変える支援で、多くの方の正社員転職を実現してきました。

リクルートエージェント

業界最大級の求人数を誇る総合型エージェントです。非公開求人を含む幅広い正社員求人を扱っており、第二新卒の派遣からの転職でも豊富な選択肢から求人を紹介してもらえます。大手企業や人気企業の求人を探したい方にも適しています。

マイナビエージェント

20代・第二新卒の転職に強みを持つ総合型エージェントです。初めての転職に手厚いサポートが評判で、書類添削から面接対策まで丁寧にフォローしてくれます。中小企業やベンチャーの第二新卒歓迎求人も豊富です。

doda

求人サイトとエージェントを兼ね備えた総合型サービスです。自分で求人を検索しながらエージェントのサポートも受けられるため、主体的に転職活動を進めたい方に向いています。スカウト機能で思わぬ求人との出会いも期待できます。

阿部 翔大

エージェントの併用は全然アリですよ。僕たちで面接対策をしっかりやりながら、他のエージェントで求人の幅を広げるっていう使い方が一番効率的だと思います。

20代・未経験の方にあわせて紹介したいエージェント

派遣からの転職が初めての方や、未経験の職種にチャレンジしたい方には、以下のエージェントもおすすめです。

ハタラクティブ

20代の既卒・フリーター・第二新卒に特化した転職エージェントです。未経験OKの求人が豊富で、学歴や職歴に不安がある方にも寄り添ったサポートを提供しています。内定までの期間が短いのも特徴で、スピード感のある転職活動が可能です。

就職カレッジ

フリーターや既卒の方の正社員就職に特化したサービスです。無料の就活講座でビジネスマナーや面接対策を学べるため、面接に苦手意識がある方でも安心してチャレンジできます。書類選考なしで面接に進める求人も多数取り扱っています。

これらのエージェントは私たちのサービスと併用することも可能です。複数のエージェントを活用することで、より多くの正社員求人に出会えるチャンスが広がります。

実際にあった相談事例|新卒1年で退職し派遣を経験した24歳が正社員に転職した話

Dさん(24歳・男性)は、新卒で入った営業会社を10ヶ月で退職しました。「ノルマがきつくて毎日がしんどかった」「同期はどんどん辞めていく中で、自分も限界だった」。退職後は派遣社員としてコールセンターで8ヶ月間働いていましたが、「このまま派遣を続けていても将来が見えない」と感じ、私たちに相談してくれました。

面談でまず行ったのは、Dさんの経歴の棚卸しです。新卒の営業では短期間ながら「テレアポで月100件以上のコールをこなしていた」「新規顧客を3件獲得した」という実績がありました。コールセンターでは「1日平均60件の問い合わせに対応し、顧客満足度アンケートでチーム内トップの評価を得ていた」ことがわかりました。

Dさん自身は「たった10ヶ月で辞めた自分に、アピールできることなんてない」と思い込んでいましたが、経歴を整理してみると、コミュニケーション力と顧客対応力は十分なレベルでした。

短期離職の理由は「合わない環境で無理に続けるより、自分に合う環境を見つけて長く貢献したい」という方向に整理。志望動機は「営業とコールセンターで培った顧客対応力を活かし、IT企業のカスタマーサクセスとして長期的に成長したい」という軸で作り込みました。

模擬面接を2回行い、短期離職の説明を練習した結果、IT企業のカスタマーサクセス職として正社員内定を獲得。年収は派遣時代の280万円から360万円にアップし、1on1面談制度のある会社で安心して働き始めています。

阿部 翔大

Dさんの場合、「10ヶ月で辞めた」っていう事実は変えられないですが、その10ヶ月で何をやったかを棚卸ししたら、ちゃんと成果が出てきたんですよね。自分では「大したことない」と思ってることが、実は面接で使える武器だったりするんです。

第二新卒の派遣から正社員転職で悩む人からキャリアアドバイザーによくある質問

ここでは、第二新卒の派遣から正社員への転職に関して、私たちのもとに寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。

Q. 新卒で入った会社を半年で辞めたのですが、正社員になれますか?

なれます。半年での退職は確かに面接で聞かれるポイントですが、退職理由を「気づき」として前向きに整理できれば問題ありません。私たちの支援データでは応募者の最多層は20-24歳で、短期離職経験者の正社員転職は数多く実現しています。大切なのは「なぜ辞めたか」よりも「そこから何を学び、次にどう活かすか」を伝えることです。

Q. 派遣の経験しかないのですが、面接でアピールできますか?

できます。派遣経験は立派な実務経験です。担当した業務内容、使ったツール、身につけたスキル、工夫したことを具体的に整理すれば、正社員の面接でも十分にアピールできます。「派遣だから経験にならない」という考えは捨ててください。企業が見ているのは雇用形態ではなく、「何をやってきたか」です。

Q. 派遣から正社員への転職にどれくらいの期間がかかりますか?

一般的に、転職活動を開始してから内定獲得まで1〜3ヶ月程度です。転職エージェントを利用した場合は、求人紹介から面接対策まで効率的に進められるため、最短で1ヶ月程度で内定に至るケースもあります。ただし焦って決めるのではなく、自分に合った会社を見つけることが長期定着につながります。

Q. 派遣を続けながら転職活動はできますか?

できます。むしろ、収入を確保しながら転職活動を進められるのは派遣の大きなメリットです。転職エージェントの面談はオンラインで受けられることが多く、面接も夕方以降や土日に設定できる企業があります。派遣の契約期間終了のタイミングに合わせて転職活動を進めるのが最もスムーズです。

Q. 「第二新卒歓迎」の求人は本当に歓迎してくれるのですか?

はい、本当に歓迎しています。企業が「第二新卒歓迎」と明記しているのは、新卒一括採用では採れなかった人材を補充したい意図があるからです。ビジネスマナーの基礎が身についた状態で、まだ柔軟に成長できる年代の人材は、企業にとって育成コストを抑えられるメリットがあります。

Q. 派遣から正社員への転職で、年収は上がりますか?

多くの場合、年収は上がります。派遣社員にはボーナスがないケースがほとんどですが、正社員にはボーナス・昇給・退職金制度があるため、月給が同程度でも年収ベースでは大きく差がつきます。私たちが支援した方の中にも、派遣時代から年収が50〜100万円アップしたケースが多数あります。

阿部 翔大

「自分の場合はどうなんだろう?」って思ったら、遠慮なく相談してくださいね。第二新卒×派遣の転職って、一人ひとり状況が違いますから、ネットで調べるだけだと不安が消えないことが多いんですよ。話を聞かせてもらえたら、一緒に整理できますから。

まとめ|第二新卒の派遣からでも正社員転職は十分に可能

第二新卒で派遣から正社員への転職は、正しい準備と行動があれば十分に実現可能です。この記事の要点を振り返りましょう。

  • 第二新卒はポテンシャル採用の対象であり、派遣経験も実務経験として評価される
  • 応募者の約8割が20代以下。20代前半は正社員転職の求人が最も多い年代
  • 短期離職は「学び」として整理し、前職の不満ではなく未来志向で語ることが大切
  • 面接対策を受けた方の内定率は約75〜78%で、受けなかった場合の約33%から2倍以上向上する
  • IT業界・人材業界・事務職など、派遣経験を活かせる正社員求人は多数ある
  • 年齢が上がるほど未経験歓迎の求人は減るため、第二新卒のうちに動くのがベスト

短期離職や派遣経験があることを、必要以上に気にする必要はありません。大切なのは、これまでの経験を正しく整理し、「次はどう働きたいか」を明確に伝えることです。

阿部 翔大

ここまで読んでくれてありがとうございます。「新卒で辞めて派遣になった自分なんか」って思ってるかもしれないですが、そんなことないですよ。派遣で頑張ってきた経験は、正社員の面接でもちゃんと武器になります。一人で悩んでるなら、まず僕に話を聞かせてください。一緒に次のキャリアを考えましょう。

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