第二新卒が転職すべき時期はいつ?4月・10月入社別スケジュールを完全解説

「第二新卒で転職したいけど、いつ動き出せばいいのかわからない」「求人が増える時期に合わせて転職したい」と考えていませんか?
結論から言うと、第二新卒の転職に適した時期は1〜3月(4月入社狙い)と7〜9月(10月入社狙い)の2つです。この時期は企業の採用活動が活発になり、求人数も増加します。
この記事では、第二新卒の転職に最適な時期・スケジュール・成功のコツを徹底解説します。転職活動の平均期間は3〜6ヶ月のため、今すぐ計画を立てることが大切です。
株式会社MEDISITE キャリアコンサルタント
阿部 翔大

第二新卒とは?いつまでが対象?

第二新卒とは、新卒で入社した企業を3年以内に退職し、転職活動を行っている若手社会人のことを指します。多くの転職サービスや企業では「卒業後3年以内」を目安としています。
対象年齢・在職期間の目安
第二新卒の対象は「大卒後3年以内」が一般的な目安で、年齢では大卒なら25〜26歳前後が対象の目安です。ただし企業によって「26歳以下」「卒業後3年以内」など条件は異なります。入社1〜3年目が主な対象とされており、既卒・中途採用とは区別されたポテンシャル採用枠として扱われます。
第二新卒の強みは「社会人基礎+柔軟性」
第二新卒の最大の強みは、ビジネスマナーや報連相といった社会人基礎が身についている点です。新卒に比べて研修コストを抑えられる一方、中途採用ほど高スキルを求めないため、若手の成長可能性を重視する企業に評価されます。「白紙ではなく、でも固まってもいない」存在として企業から重宝されます。
2024年以降、第二新卒の採用ニーズは拡大中
少子化による新卒人材の確保難を背景に、大手・中堅企業を問わず第二新卒採用を強化する企業が増加しています。マイナビの調査では「第二新卒採用を検討・実施している企業」が8割を超えており、今後もこの傾向は続く見込みです。3年以内という期限があるからこそ、早めに動くことが有利につながります。
令和5年若年者雇用実態調査によると、若年労働者の約47%が最初の職場を離職しており、第二新卒として転職市場に出る人は非常に多いことがわかります。
【参考】厚生労働省|令和5年若年者雇用実態調査の概況
阿部 翔大第二新卒の転職市場は売り手市場です。3年以内であれば「ポテンシャル採用」として評価されやすく、スキルよりも将来性・やる気を重視する企業が多いです。焦らず、でも早めに動くことが大切です。
第二新卒の転職に最適な時期はいつ?
転職市場には求人が増えやすい時期とそうでない時期があります。第二新卒は年2回の採用ピークを狙って転職活動を始めることが成功の鍵です。
多い
多い
ピーク
落ち着く
少ない
増加
多い
ピーク
多い
少ない
【参考】doda|転職求人倍率レポート
①1〜3月が狙い目(4月入社)
1〜3月は新年度に向けて企業が採用活動を強化する時期です。4月入社を見込んだ求人が大量に出るため、選択肢が広がります。特に第二新卒を「新卒に近い感覚」で採用する企業はこの時期に集中します。
4月入社を目指すなら、転職活動の開始は1月〜2月がベストです。面接〜内定〜入社準備まで約2〜3ヶ月かかるため、逆算して動き始めましょう。
②7〜9月が狙い目(10月入社)
7〜9月は10月入社に向けた中途採用が活発になる第2のピークです。4月に入社した新卒社員の研修が落ち着き、人事担当者に余裕が生まれるこの時期に第二新卒の採用を開始する企業が多くなります。
「転職活動を始めたのが8月で、10月に内定・入社できました。エージェントに相談したら求人がたくさん出てくる時期だと教えてもらい、タイミングが良かったと思います」引用元:ハタラクティブ


第二新卒が転職して4月・10月に入社するメリット・デメリット
目標の入社時期が決まったら、逆算して転職スケジュールを立てることが重要です。転職活動の平均期間は3〜6ヶ月とされているため、メリット・デメリットを理解して早めに準備を始めましょう。
エージェント登録
面接対策
エージェント登録
面接対策
4月入社のメリット・デメリット
4月入社は新卒と同タイミングで入社できるため、研修制度が整っている企業が多いのが最大のメリットです。同期入社の仲間ができやすく、職場に馴染みやすいという点も魅力です。
一方で、1〜3月は求人倍率が高く競争が激しくなるデメリットもあります。書類・面接対策を万全に整えておくことが必要です。
10月入社のメリット・デメリット
10月入社は4月と比べて競争が少なく、採用担当者に時間をかけて見てもらいやすいのがメリットです。また、7〜9月は新卒採用の繁忙期が終わり、人事部が第二新卒の採用に注力しやすい時期でもあります。
転職時期を選ぶ3つのポイント
在職中の場合は現職の業務量や有給取得のしやすさを考慮し、面接日程が調整しやすい時期を選びましょう。離職中であれば生活費の観点から、できるだけ早く動き出すことが重要です。
業界によって採用のピーク時期が異なります。IT・Web業界は通年採用が多い一方、金融・コンサル業界は4月・10月入社が中心です。志望業界のスケジュールを転職エージェントに確認しておきましょう。
第二新卒の有効期間は卒業後3年以内が目安です。「26歳になる前に動かなければ」と考えている方は、期限から逆算してスケジュールを設定しましょう。遅れると既卒・中途採用として扱われ、評価が変わる可能性があります。
第二新卒の転職で避けるべき時期とNG行動
転職に有利な時期がある一方で、避けるべき時期・タイミングも存在します。以下を参考にしてください。
| 時期・状況 | 理由・リスク |
| 12月・年末 | 求人数が少なく、採用担当者も多忙で選考が遅延しやすい |
| 6月・梅雨時期 | 採用活動が落ち着く時期。求人数が年間でもっとも少ない月の一つ |
| 感情的になった直後 | 上司とのトラブル直後に辞める判断は後悔リスクが高い |
| 貯金ゼロで離職後 | 焦りから妥協した会社に入社してしまうリスクがある |



よく「辞めてから転職活動した方が集中できる」と言う方がいますが、在職中の転職活動を強くおすすめします。収入が安定している状態の方が、冷静に企業を選べますし、企業側からも「計画性がある」と評価されます。
第二新卒の転職におすすめのエージェント3選
第二新卒の転職を効率よく進めるには、第二新卒・未経験転職に強いエージェントの活用が不可欠です。時期の見極めから非公開求人へのアクセスまで、以下3社をおすすめします。
ノビルキャリア|未経験特化
第二新卒でも挑戦できる求人を多数保有する、未経験特化型エージェントです。短期離職の経歴があっても丁寧なヒアリングで強みを引き出し、内定まで一貫してサポートします。
ハタラクティブ|20代中心・内定率80%以上
第二新卒の転職支援に強く、内定率80.4%を誇ります。求人の80%以上が未経験歓迎で、書類選考なしで面接に進める求人も保有。短期離職のハンデを強みに変えるサポートが第二新卒に人気です。
就職カレッジ|研修付きサポート体制
第二新卒・未経験向けの就職研修が充実し、ビジネスマナーから面接対策まで無料で受けられます。就職成功率81.1%・入社後定着率91.5%で、初めての転職でも安心して取り組めます。
転職を検討中の第二新卒の方からよくある質問(FAQ)
Q: 第二新卒の転職はいつまで有効ですか?
A: 一般的に卒業後3年以内が第二新卒の目安です。大卒の場合は25〜26歳前後が上限となります。ただし企業によって定義が異なるため、志望企業の募集条件を確認してください。
Q: 時期にこだわりすぎない方がいいですか?
A: 基本的にはベストな時期(1〜3月・7〜9月)を狙うべきですが、時期にこだわりすぎて転職のタイミングを逃す方が損失が大きいです。第二新卒は通年採用している企業も多いため、準備ができたらすぐに動き出しましょう。
Q: 在職中でも転職活動できますか?
A: 可能です。転職エージェントを使えば平日夜や土日に面接を調整してもらえる企業も多く、在職中の転職活動は十分に現実的です。むしろ在職中の方が精神的・経済的に安定した状態で転職活動を進められます。
まとめ|第二新卒の転職は時期選びが重要
第二新卒の転職に最適な時期と、そのスケジュールをまとめます。
- ベストな時期①:1〜3月(4月入社狙い)→ 1月から転職活動を開始
- ベストな時期②:7〜9月(10月入社狙い)→ 7月から転職活動を開始
- 転職活動期間:平均3〜6ヶ月を想定してスケジュールを組む
- 在職中が有利:収入が安定している状態で冷静に転職先を選べる
- エージェント活用:第二新卒専門のエージェントを使い、時期のアドバイスをもらう



「転職の時期、もう少し考えてから」と思っているうちに、第二新卒の期限はあっという間に近づきます。まずはエージェントに今の状況を話すだけで大丈夫。相談することで「動いていい時期かどうか」が明確になります。一人で抱え込まず、最初の一歩を踏み出してみてください。
第二新卒の有利な状況はいつまでも続くわけではありません。卒業後3年以内という期限を意識しながら、最適な時期に転職活動を始めてください。今すぐ動き出すことが、あなたの転職を成功に導く第一歩です。


